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公開番号
2025073384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184128
出願日
2023-10-26
発明の名称
下痢の予防用組成物、整腸用組成物、消臭用組成物、及びそれらの製造方法、並びに、下痢の予防方法、整腸方法、及び消臭方法
出願人
白鶴酒造株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23K
10/32 20160101AFI20250502BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、十分な効果を有する、下痢の予防用組成物、整腸用組成物、消臭用組成物、及びそれらの製造方法、並びに、下痢の予防方法、整腸方法、及び消臭方法の提供。
【解決手段】醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含む下痢の予防用組成物、整腸用組成物、及び消臭用組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含むことを特徴とする下痢の予防用組成物。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含むことを特徴とする整腸用組成物。
【請求項3】
醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含むことを特徴とする消臭用組成物。
【請求項4】
請求項1に記載の下痢の予防用組成物の製造方法であって、
醸造酒の製造工程で生じた発酵物における液体を活性炭で処理する処理工程を含むことを特徴とする下痢の予防用組成物の製造方法。
【請求項5】
請求項2に記載の整腸用組成物の製造方法であって、
醸造酒の製造工程で生じた発酵物における液体を活性炭で処理する処理工程
を含むことを特徴とする整腸用組成物の製造方法。
【請求項6】
請求項3に記載の消臭用組成物の製造方法であって、
醸造酒の製造工程で生じた発酵物における液体を活性炭で処理する処理工程
を含むことを特徴とする消臭用組成物の製造方法。
【請求項7】
請求項1に記載の下痢の予防用組成物を投与(ヒトへの投与を除く)することを含むことを特徴とする下痢の予防方法。
【請求項8】
請求項2に記載の整腸用組成物を投与(ヒトへの投与を除く)することを含むことを特徴とする整腸方法。
【請求項9】
請求項3に記載の消臭用組成物を投与(ヒトへの投与を除く)することを含むことを特徴とする消臭方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、下痢の予防用組成物、整腸用組成物、消臭用組成物、及びそれらの製造方法、並びに、下痢の予防方法、整腸方法、及び消臭方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
醸造酒の製造では、活性炭が使用されている。例えば、清酒の製造では、清酒の清澄濾過において、活性炭が使用されている。この清澄濾過に使用された活性炭(以下、「清酒処理炭」と称することがある。)は堆肥や肥料として利用されている。しかしながら、清酒処理炭は非常に安価で引き取りされているため、さらなる有効活用が課題として挙げられる。
【0003】
清酒処理炭については、pol阻害活性があることなどが報告されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
他方で、炭には家畜が食べることで、糞の臭気の低減(例えば、非特許文献2参照)、下痢の防止(例えば、非特許文献3参照)、体重の増加効果(例えば、非特許文献4参照)があることが知られている。
【0005】
上記したように、醸造酒の製造において使用された活性炭の新たな活用方法が求められている。また、家畜に与える下痢の防止剤には、高い効果を有することが求められるが、既存の飼料用の炭では効果が十分とはいえず、十分な効果を有する有用な新たな素材の開発が求められているのが現状である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
水品善之、兵庫県内の食品産業廃棄物の有効利用を目指した新規な健康機能性食品の開発、ひょうご科学技術協会 学術研究助成成果報告書(2013)
佐々木浩一、他、籾殻炭添加飼料給与による豚糞からの臭気低減効果、秋田県農林水産技術センター畜産試験場、23号、48~53ページ、2009年3月
青木康浩、他、炭の給与が子牛の糞性状、健康状態および発育に及ぼす影響、日本家畜管理学会・応用動物行動学会合同2010年度春季研究発表会(2010)
飛岡 久弥、濃厚飼料多給下の褐毛和種肥育牛の成長に及ぼす活性炭給与の効果、九州東海大学農学部紀要、九州東海大学農学部、14巻、49~55ページ、1995年3月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、十分な効果を有する、下痢の予防用組成物、整腸用組成物、消臭用組成物、及びそれらの製造方法、並びに、下痢の予防方法、整腸方法、及び消臭方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、醸造酒の製造において使用された活性炭により、効率よく、下痢を予防し、整腸することができ、消臭することができることを知見した。
【0009】
本発明は、本発明者らの前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下のとおりである。即ち、
<1> 醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含むことを特徴とする下痢の予防用組成物である。
<2> 醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含むことを特徴とする整腸用組成物である。
<3> 醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含むことを特徴とする消臭用組成物である。
<4> 前記<1>に記載の下痢の予防用組成物の製造方法であって、
醸造酒の製造工程で生じた発酵物における液体を活性炭で処理する処理工程を含むことを特徴とする下痢の予防用組成物の製造方法である。
<5> 前記<2>に記載の整腸用組成物の製造方法であって、
醸造酒の製造工程で生じた発酵物における液体を活性炭で処理する処理工程を含むことを特徴とする整腸用組成物の製造方法である。
<6> 前記<3>に記載の消臭用組成物の製造方法であって、
醸造酒の製造工程で生じた発酵物における液体を活性炭で処理する処理工程を含むことを特徴とする消臭用組成物の製造方法である。
<7> 前記<1>に記載の下痢の予防用組成物を投与(ヒトへの投与を除く)することを含むことを特徴とする下痢の予防方法である。
<8> 前記<2>に記載の整腸用組成物を投与(ヒトへの投与を除く)することを含むことを特徴とする整腸方法である。
<9> 前記<3>に記載の消臭用組成物を投与(ヒトへの投与を除く)することを含むことを特徴とする消臭方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、十分な効果を有する、下痢の予防用組成物、整腸用組成物、消臭用組成物、及びそれらの製造方法、並びに、下痢の予防方法、整腸方法、及び消臭方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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