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公開番号2025072814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183175
出願日2023-10-25
発明の名称カメラブラケット、荷受台昇降装置、及び車両
出願人新明和工業株式会社
代理人弁理士法人開知
主分類B60R 1/26 20220101AFI20250501BHJP(車両一般)
要約【課題】条件に応じた取り付け角度でカメラを固定する。
【解決手段】荷受台昇降装置を架装した車両にカメラを取り付けるためのカメラブラケットであって、前記荷受台昇降装置又は前記車両である固定対象に固定される固定部と、前記固定部に連結されたカメラ配置部とを備え、前記固定部は、前記固定対象の面に択一的に面接触させて固定される第1接触面及び第2接触面を有しており、前記第1接触面を前記固定対象に面接触させた状態と、前記第2接触面を前記固定対象に面接触させた状態とで、前記カメラ配置部に装着される前記カメラで撮影される映像に前記車両の所定の後方領域が異なる俯角で納まるように構成されているカメラブラケットを提供する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
荷受台昇降装置を架装した車両にカメラを取り付けるためのカメラブラケットであって、
前記荷受台昇降装置又は前記車両である固定対象に固定される固定部と、
前記固定部に連結されたカメラ配置部と
を備え、
前記固定部は、前記固定対象の面に択一的に面接触させて固定される第1接触面及び第2接触面を有しており、
前記第1接触面を前記固定対象に面接触させた状態と、前記第2接触面を前記固定対象に面接触させた状態とで、前記カメラ配置部に装着される前記カメラで撮影される映像に前記車両の所定の後方領域が異なる俯角で納まるように構成されている
ことを特徴とするカメラブラケット。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1のカメラブラケットにおいて、
第1接触面及び第2接触面は、隣接していることを特徴とするカメラブラケット。
【請求項3】
請求項1のカメラブラケットにおいて、
非可動構造であることを特徴とするカメラブラケット。
【請求項4】
請求項1のカメラブラケットにおいて、
第1接触面及び第2接触面は、前記固定対象に溶接されることを特徴とするカメラブラケット。
【請求項5】
請求項1のカメラブラケットにおいて、
前記第1接触面及び前記第2接触面は、前記固定部と前記カメラ配置部とが縦に並ぶ縦姿勢で用いるものと、前記固定部と前記カメラ配置部とが横に並ぶ横姿勢で用いるものと、が備わっていることを特徴とするカメラブラケット。
【請求項6】
請求項5のカメラブラケットにおいて、
前記固定部は、一辺が折れ線状に形成された2枚の第1プレートと、前記2枚の第1プレートをハの字型に配置して連結する第2プレートとを有しており、
前記2枚の第1プレートの折れ線状の一辺は、前記縦姿勢の前記第1接触面及び前記第2接触面を構成し、
第1プレート及び前記第2プレートの二辺、並びに前記2枚の第1プレートの一方の主面は、前記横姿勢の前記第1接触面及び前記第2接触面を構成する
ことを特徴とするカメラブラケット。
【請求項7】
請求項1のカメラブラケットを備えた荷受台昇降装置。
【請求項8】
請求項1のカメラブラケットと、
前記荷受台昇降装置と
を備えた車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラブラケット、荷受台昇降装置、及び車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
トラック等の車両には、後方確認のための装置として、車両の後方を撮影するカメラを取り付ける必要がある。しかし、車両の後部に荷受台昇降装置等の架装物を架装する場合には、カメラで撮影される映像内において後方確認のために映し出されるべき所定の後方領域が架装物で遮られて欠損しないように、カメラの取り付けに工夫を要する。一例として、特許文献1では、荷受台昇降装置にカメラを取り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-91342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
荷受台昇降装置等の架装物を架装した車両において、カメラを設置することができる部位は制約が大きく、必ずしも所望の高さにカメラを設置することができるとは限らない。画角が固定されたカメラを設置する場合、その設置位置から車両の所定の後方領域が撮影されるように、カメラの光軸角度を所定範囲の角度に納めなければならない。その反面、車載するカメラは、撮影範囲が不測に変化することのないように、フレキシブルな角度調整機構を適用することは望ましくない。
【0005】
また、カメラの角度は地面からの高さで決まるところ、車両の高さはシャシの種類や車格等によって変化し、例えば同じように荷箱にカメラを設置するにしてもカメラの角度をシャシの種類や車格等によって変えなければならない場合がある。荷受台昇降装置等といった架装物にカメラを設置するにしても、架装物の高さは車両の高さによって自ずと変化し、また架装物の形状自体も様々であり、架装物の形状等によってもカメラの角度を変えなければならない場合がある。また、荷受台昇降装置を架装した車両の場合、カメラはシャシフレームの高さ付近に設置される場合がある。この場合、荷箱上部にカメラを設ける場合に比べて撮影目的である後方領域とカメラとが近く、カメラの設置位置が少し変わるとカメラの角度を変えなければならない場合もある。
【0006】
本発明の目的は、条件に応じた取り付け角度でカメラを固定することができるカメラブラケット、荷受台昇降装置、及び車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、荷受台昇降装置を架装した車両にカメラを取り付けるためのカメラブラケットであって、前記荷受台昇降装置又は前記車両である固定対象に固定される固定部と、前記固定部に連結されたカメラ配置部とを備え、前記固定部は、前記固定対象の面に択一的に面接触させて固定される第1接触面及び第2接触面を有しており、前記第1接触面を前記固定対象に面接触させた状態と、前記第2接触面を前記固定対象に面接触させた状態とで、前記カメラ配置部に装着される前記カメラで撮影される映像に前記車両の所定の後方領域が異なる俯角で納まるように構成されているカメラブラケットを提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、条件に応じた取り付け角度でカメラを固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置を備えた車両を模式的に表す側面図である。
本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る車両のカメラの設置領域の例を表す後面図である。
本発明の一実施形態に係る車両のカメラの設置領域の例を表す左側面図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットの斜視図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットの平面図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットの側面図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットに対するカメラの第1の装着例を表す図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットに対するカメラの第2の装着例を表す図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットを用いたカメラの取付例を表す図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットの縦姿勢の第1接触面を用いたカメラの装着例の説明図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットの縦姿勢の第2接触面を用いたカメラの装着例の説明図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットの横姿勢の第1接触面を用いたカメラの装着例の説明図である。
本発明の一実施形態に係るカメラブラケットの横姿勢の第2接触面を用いたカメラの装着例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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