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公開番号2025072273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2024062755
出願日2024-04-09
発明の名称業者管理システム
出願人オプテックス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/16 20240101AFI20250430BHJP(計算;計数)
要約【課題】集合住宅などのセキュリティシステムが備わった施設のセキュリティを担保しながら、業者が集合住宅内で業務を円滑に遂行できる業者管理システムを提供する。
【解決手段】ドアセンサ装置100において、情報処理装置3は、人検知センサ2が検知した人の業務に係る属性を示す業務属性情報を取得する業務属性情報取得部と、発注者からの業者に対する業務認証を示す発注者認証情報を取得する発注者認証情報取得部と、人検知センサ2で検知された人が、認証を受けた業者であるか否かをその業務属性情報と発注者認証情報との比較によって判断する判断部と、施設のドアの所定エリア内に進入した人を検知する人検知センサ2及びドアDの施解錠又は開閉を制御するドア制御部と、を備え、ドア制御部は、人検知センサ2で検知された人が、判断部によって認証を受けた業者であると判断された場合に、ドアDを解錠又は開放状態とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
発注者から集合住宅などのセキュリティシステムが備わった施設内での業務依頼を受けた業者を管理するものであって、
前記施設のドアの所定エリア内に進入した人を検知する人検知センサおよび前記ドアの施解錠または開閉を制御するドア制御部を有するドアセンサ装置と、
前記人検知センサが検知した人の業務に係る属性を示す業務属性情報を取得する業務属性情報取得部と、
発注者からの業者に対する業務認証を示す発注者認証情報を取得する発注者認証情報取得部と、
前記人検知センサで検知された人が、前記認証を受けた業者であるか否かをその業務属性情報と前記発注者認証情報との比較によって判断する判断部とを備え、
前記ドア制御部は、ドアセンサで検知された人が、前記判断部によって前記認証を受けた業者であると判断された場合に、前記ドアを解錠または開放状態とするものである業者管理システム。
続きを表示（約 600 文字）【請求項２】
前記業務属性取得部は、人が所持している携帯端末と通信して当該人の業務属性情報を取得する請求項１に記載の業者管理システム。
【請求項３】
業務ごとにそれぞれ異なる認証を設定できるように構成されている請求項１に記載の業者管理システム。
【請求項４】
前記人検知センサの検知信号を利用して、認証を受けた業者が前記施設に入って出るまでの滞在時間を取得し記録する滞在記録部をさらに備えている請求項１に記載の業者管理システム。
【請求項５】
施設の複数個所にそれぞれ人検知センサが設けられており、
前記滞在記録部は、それら各人検知センサからの検知信号により、前記施設内での業者の移動経路を特定し記録する請求項４に記載の業者管理システム。
【請求項６】
前記滞在記録部が記録した業者の滞在情報を、前記発注者に送信する滞在情報送信部をさらに備えている請求項４に記載の業者管理システム。
【請求項７】
前記人が認証を受けた業者の場合に、当該施設での業務遂行のための情報である業務遂行情報を当該業者に送信する業務遂行情報送信部をさらに備えている請求項１に記載の業者管理システム。
【請求項８】
前記ドアセンサ装置に、前記業務属性情報取得部および判断部が付帯している請求項１に記載の業者管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、集合住宅などのセキュリティシステムが備わった施設内に入って置き配や清掃などといった業務をする業者の管理システム等に関するものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
近時、荷物を住民（発注者）に手渡すことなく、住宅前に置いて配送する置き配が盛んになりつつある。
【０００３】
ところが、セキュリティシステムを有する集合住宅などの施設において置き配をするためには、住民不在時でも業者が当該施設内に入る必要がある。そのため、業者に対し入館認可を行わなければならないが、その認可を緩くするとセキュリティ上の問題が生じる恐れがある一方、認可を厳しくすると効率よく置き配ができなくなる不具合が生じ得る。
また、近年では集合住宅に入館した業者が、広い建物内で迷うなどして徘徊してしまい、長時間滞在となって住民の不安を生むといったことが起こっている。
【０００４】
同様の問題は、置き配のみならず、清掃や保守点検など、集合住宅等の施設内で行われる業務について共通する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特許６７１４２８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は、上述した不具合を解決すべく図ったものであって、施設のセキュリティを担保しながら、業者が当該施設内で業務を円滑に遂行できる業者管理システムを提供すべく図ったものである。
【０００７】
なお、ここでいう業者とは、発注者から業務依頼を受けた法人および個人の他、それら法人または個人から委託を受けた委託者（法人または個人）も含むものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は以下のような構成を有するものである。
【０００９】
［１］
発注者から集合住宅などのセキュリティシステムが備わった施設内での業務依頼を受けた業者を管理するものであって、
前記施設のドアの所定エリア内に進入した人を検知する人検知センサおよび前記ドアの施解錠または開閉を制御するドア制御部を有するドアセンサ装置と、
前記人検知センサが検知した人の業務に係る属性を示す業務属性情報を取得する業務属性情報取得部と、
発注者からの業者に対する業務認証を示す発注者認証情報を取得する発注者認証情報取得部と、
前記人検知センサで検知された人が、前記認証を受けた業者であるか否かをその業務属性情報と前記発注者認証情報との比較によって判断する判断部とを備え、
前記ドア制御部は、前記人検知センサで検知された人が、前記判断部によって前記認証を受けた業者であると判断された場合に、前記ドアを解錠または開放状態とするものである業者管理システム。
【００１０】
［２］
前記業務属性取得部は、人が所持している携帯端末と通信して当該人の業務属性情報を取得する［１］に記載の業者管理システム。
（【００１１】以降は省略されています）

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