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公開番号2025072027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182509
出願日2023-10-24
発明の名称バックアップ電源装置及び停電復帰方法
出願人FDK株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H02J 9/06 20060101AFI20250430BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】マスターコントローラが無くても、複数のバッテリユニットを停電状態から復帰させること。
【解決手段】バックアップ電源装置は、互いに並列に電源及び負荷に接続され、電源の停電時に負荷へ電力を供給するよう放電する複数のバッテリユニットと、停電状態において、複数のバッテリユニットのいずれかが電源からの入力電圧を検出した場合、入力電圧を検出したバッテリユニットから他のバッテリユニットへ第1同期信号を送信可能に接続された同期線と、を備え、複数のバッテリユニットは、第1同期信号に同期して、それぞれの放電を停止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに並列に電源及び負荷に接続され、前記電源の停電時に前記負荷へ電力を供給するよう放電する複数のバッテリユニットと、
停電状態において、前記複数のバッテリユニットのいずれかが前記電源からの入力電圧を検出した場合、前記入力電圧を検出した前記バッテリユニットから他の前記バッテリユニットへ第1同期信号を送信可能に接続された同期線と、
を備え、
前記複数のバッテリユニットは、前記第1同期信号に同期して、それぞれの放電を停止する、
バックアップ電源装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記複数のバッテリユニットは、前記入力電圧を確認する場合、前記第1同期信号に同期して、それぞれの放電を停止して、前記入力電圧を確認する、
請求項1に記載のバックアップ電源装置。
【請求項3】
前記第1同期信号は、前記停電状態において、一定周期で送信される、
請求項2に記載のバックアップ電源装置。
【請求項4】
前記同期線は、前記複数のバッテリユニットの間において、前記第1同期信号を互いに送受信可能に接続されている、
請求項1に記載のバックアップ電源装置。
【請求項5】
前記バッテリユニットは、前記入力電圧を昇圧して前記バッテリユニットの電池に供給する昇圧部を有する、
請求項1に記載のバックアップ電源装置。
【請求項6】
互いに並列に電源及び負荷に接続され、前記電源の停電時に前記負荷へ電力を供給するよう放電する複数のバッテリユニットの停電復帰方法であって、
停電状態において、前記複数のバッテリユニットのいずれかが前記電源からの入力電圧を検出した場合、前記入力電圧を検出した前記バッテリユニットから他の前記バッテリユニットへ第1同期信号を送信し、
前記複数のバッテリユニットは、前記第1同期信号に同期して、それぞれの放電を停止する、
停電復帰方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バックアップ電源装置及び停電復帰方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
互いに並列に電源及び負荷に接続され、電源の停電時に負荷へ電力を供給するよう放電する複数のバッテリユニットを有するバックアップ電源装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示された装置においては、複数のバッテリユニットを一括で管理するマスターコントローラを用いて、複数のバッテリユニットの充電や放電を制御するようにしている。
【0004】
特許文献1に開示された装置では、複数のバッテリユニットを一括で管理するマスターコントローラを有しているので、停電から復帰したとき、全てのバッテリユニットを放電状態から充電状態へ同時に移行することができ、停電状態から復帰することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-061448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、バックアップ電源装置には、複数のバッテリユニットを一括で管理するマスターコントローラを備えていないものもある。マスターコントローラを備えていないバックアップ電源装置においては、個々のバッテリユニットで充電や放電を制御している。そのため、停電から復帰したとき、放電状態のままのバッテリユニットと放電状態から充電状態へ移行したバッテリユニットとが混在することがあり、停電状態から復帰できないバッテリユニットがある。
【0007】
本発明の目的は、マスターコントローラが無くても、複数のバッテリユニットを停電状態から復帰可能なバックアップ電源装置及び停電復帰方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るバックアップ電源装置は、
互いに並列に電源及び負荷に接続され、前記電源の停電時に前記負荷へ電力を供給するよう放電する複数のバッテリユニットと、
停電状態において、前記複数のバッテリユニットのいずれかが前記電源からの入力電圧を検出した場合、前記入力電圧を検出した前記バッテリユニットから他の前記バッテリユニットへ第1同期信号を送信可能に接続された同期線と、
を備え、
前記複数のバッテリユニットは、前記第1同期信号に同期して、それぞれの放電を停止する。
【0009】
本発明に係る停電復帰方法は、
互いに並列に電源及び負荷に接続され、前記電源の停電時に前記負荷へ電力を供給するよう放電する複数のバッテリユニットの停電復帰方法であって、
停電状態において、前記複数のバッテリユニットのいずれかが前記電源からの入力電圧を検出した場合、前記入力電圧を検出した前記バッテリユニットから他の前記バッテリユニットへ第1同期信号を送信し、
前記複数のバッテリユニットは、前記第1同期信号に同期して、それぞれの放電を停止する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、マスターコントローラが無くても、複数のバッテリユニットを停電状態から復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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