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公開番号2025071122
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2025021444,2022187977
出願日2025-02-13,2021-01-27
発明の名称光学系、撮像装置、車載システムおよび移動装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250424BHJP(光学)
要約【課題】十分な画角と中心解像度を有し、小型の撮像装置を構成することができる光学系等を提供する。
【解決手段】光学系100Aは、拡大共役側から縮小共役側へ順に配置された、複数のレンズを有する前群101Aと、開口絞りSTと、複数のレンズを有する後群102Aからなる。半画角θと像面での像高yとの関係を表す光学系の射影特性y(θ)が、該光学系の最大半画角をθmax、光学系の焦点距離をfとするとき、1<f×sinθmax/y(θmax)≦1.9なる条件を満足する。射影特性y(θ)の半画角θでの微分値dy(θ)/dθが極大値を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のレンズと開口絞りとを有する光学系であって、
半画角θと像面での像高yとの関係を表す前記光学系の射影特性をy(θ)、前記光学系の最大半画角をθmax、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
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2025071122000033.jpg
19
64
なる条件を満足し、
前記射影特性y(θ)の半画角θでの微分値dy(θ)/dθが極大値を有することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記微分値dy(θ)/dθが前記極大値となる半画角をθaとするとき、
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2025071122000034.jpg
18
63
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記微分値dy(θ)/dθが前記極大値となる半画角θaよりも小さく0よりも大きい半画角θにおいて、
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2025071122000035.jpg
21
45
なる条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項4】
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2025071122000036.jpg
23
60
を満足する半画角をθbとするとき、
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2025071122000037.jpg
19
57
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項5】
前記最大半画角θmaxにおいて、
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2025071122000038.jpg
24
59
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項6】
前記複数のレンズは、前記開口絞りよりも拡大共役側に配置された第1の非球面レンズを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項7】
前記第1の非球面レンズの近軸屈折力の符号が負であることを特徴とする請求項6に記載の光学系。
【請求項8】
前記第1の非球面レンズは、拡大共役側に凸面を向けたメニスカスレンズであることを特徴とする請求項6または7に記載の光学系。
【請求項9】
前記第1の非球面レンズのd線に対する屈折率をn

とするとき、
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2025071122000039.jpg
18
35
なる条件を満足することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項10】
前記複数のレンズは、前記第1の非球面レンズよりも縮小共役側に配置された第2の非球面レンズを含むことを特徴とする請求項6から9のいずれか一項に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載カメラ等の撮像装置に好適な光学系に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車載カメラは、車両の周辺の画像データを取得して他車両や障害物等の視認に利用されている。主として遠後方の他車両の視認に用いられるバックミラーに代えて用いられる車載カメラには、歪曲収差が補正された、y=f×tanθに近い射影特性を有する光学系が適している。一方、主として車両近くの広範囲を監視するために用いられる車載カメラには、y=f×θ(等距離射影)、y=2f×sin(θ/2)(等立体角射影)またはy=f×sinθ(正射影)の魚眼レンズが適している。ただし、これらの射影特性の魚眼レンズは結像倍率が低く、バックミラーの代わりとして用いることは難しい。このため、魚眼レンズと同等の広い画角を有し、かつ中心画角領域での結像倍率が大きい光学系が求められている。
特許文献1には、正射影方式よりも中心画角領域での結像倍率が大きい射影特性を有する中心窩レンズと称される光学系が開示されている。また特許文献2には、最大画角が不十分な特許文献1の光学系に比べて、より大きな最大画角(半画角90°)を有する中心窩レンズとしての光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-354572号公報
特開2007-155976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献2の光学系の広画角化に伴って、画像データを取得するための撮像素子のサイズが大きくなり、カメラが大型化する。
【0005】
本発明は、十分な画角と中心画角領域での結像倍率とを有し、小型の撮像装置を構成することができるようにした光学系等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、複数のレンズと開口絞りとを有する光学系であって、半画角θと像面での像高yとの関係を表す光学系の射影特性をy(θ)、光学系の最大半画角をθmax、光学系の焦点距離をfとするとき、
【0007】
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2025071122000002.jpg
15
48
【0008】
なる条件を満足する。さらに射影特性y(θ)の半画角θでの微分値dy(θ)/dθが極大値を有することを特徴とする。なお、上記光学系を用いた撮像装置や、該撮像装置を用いた車載システムや移動装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、十分な画角と中心画角領域での結像倍率とを有し、小型の撮像装置を構成可能な光学系を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の光学系の断面図。
実施例1の光学系の射影特性を示す図。
実施例1の光学系の非球面の曲率を示す図。
実施例1の光学系の収差図。
実施例2の光学系の断面図。
実施例2の光学系の射影特性を示す図。
実施例2の光学系の非球面の曲率を示す図。
実施例2の光学系の収差図。
実施例3の光学系の断面図。
実施例3の光学系の射影特性を示す図。
実施例3の光学系の非球面の曲率を示す図。
実施例3の光学系の収差図。
実施例4の光学系の断面図。
実施例4の光学系の射影特性を示す図。
実施例4の光学系の非球面の曲率を示す図。
実施例4の光学系の収差図。
各実施例の光学系を用いた車載システムのブロック図。
車載システムを搭載した車両の要部概略図。
車載システムの動作例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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