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公開番号
2025070539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180941
出願日
2023-10-20
発明の名称
端子台支持構造、及び組立て方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
9/00 20060101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本発明の目的は、端子保持部に作用する締結荷重の低減を図った端子台支持構造、及び組立て方法を提供することにある。
【解決手段】端子台支持構造10は、端子2を保持する端子保持部20を有する端子台1と、前記端子保持部が挿入される挿入孔120を有する支持対象12と、該支持対象に対して所定の離間距離を有して配置されるとともに端子にボルト締結される締結対象13A、13Bと、を備え、端子台は、挿入孔の周縁と端子保持部の間に設けられて挿入孔の周縁と端子保持部の間に生じた隙間Sを埋めるリング状のパッキン4を備え、端子保持部は、支持対象に対するボルト締結部を有さず、端子保持部が挿入孔に挿入された状態で、パッキンが挿入孔の周縁と端子保持部の間に生じた隙間を埋めているとともに、端子が締結対象にボルト締結されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
端子を保持する端子保持部を有する端子台と、前記端子保持部が挿入される挿入孔を有して前記端子保持部を支持する支持対象と、該支持対象に対して所定の離間距離を有して配置されるとともに前記端子にボルト締結される締結対象と、を備えた端子台支持構造であって、
前記端子台は、前記挿入孔の周縁と前記端子保持部の間に設けられて前記挿入孔の周縁と前記端子保持部の間に生じた隙間を埋めるリング状のパッキンを備え、
前記端子保持部は、前記支持対象に対するボルト締結部を有さず、
前記端子保持部が前記挿入孔に挿入された状態で、前記パッキンが前記挿入孔の周縁と前記端子保持部の間に生じた隙間を埋めているとともに、前記端子が前記締結対象にボルト締結されていることを特徴とする端子台支持構造。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記締結対象は、前記端子の両端に電気的に接続される一対の接続対象を有し、
前記一対の接続対象は、前記支持対象における前記挿入孔の一方側および他方側それぞれに配置され、
前記一対の接続対象のうち一方は、前記端子の一端にボルト締結され、
前記一対の接続対象のうち他方は、前記端子の他端にボルト締結されていることを特徴とする請求項1に記載の端子台支持構造。
【請求項3】
請求項1に記載の端子台支持構造を組み立てる組立て方法であって、
前記端子保持部に前記パッキンを装着するパッキン装着工程と、
前記端子保持部に前記パッキンが装着された状態で、前記端子保持部を前記挿入孔に挿入して、前記パッキンによって前記挿入孔の周縁と前記端子保持部の間に生じた隙間を埋める端子保持部挿入工程と、
前記端子を前記締結対象にボルト締結する端子締結工程と、を順次行うことを特徴とする組立て方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子台支持構造、及び組立て方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の端子台として、ハウジング本体の外周から外側に延びるフランジ部がボルト締結されることにより締結対象に固定されるものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示された従来の端子台は、電動モータを収容するモータハウジングにボルト締結されるものであり、インバータと電動モータとの間の電流経路に配置され、電流の中継装置として機能するものである。
【0004】
この従来の端子台は、インバータおよび電動モータを接続するためのバスバと、該バスバを支持するとともに、モータハウジングに設けられた取付け孔に挿入されるハウジングと、取付け孔とハウジングとの隙間を埋めるパッキンと、を備える。ハウジングは、バスバを支持するハウジング本体と、該ハウジング本体から鍔状に延出されたフランジ部と、を備え、ハウジング本体がモータハウジングの取付け孔に挿入された状態で、フランジ部がモータハウジングにボルト締結されることにより、モータハウジングに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-161647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の端子台は、インバータおよび電動モータの間にバスバが位置し、バスバが両者にボルト締結された状態で、ハウジングに設けられたフランジ部がモータハウジングにボルト締結される際、例えば公差寸法誤差によりインバータ、電動モータおよびモータハウジングに位置ずれが生じていた場合に、ハウジングが樹脂製であるが故に、締結具(ボルト・ナット)による締結荷重によりハウジング(端子保持部)に座屈が生じる懸念があった。
【0007】
本発明の目的は、端子保持部に作用する締結荷重の低減を図った端子台支持構造、及び組立て方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、端子を保持する端子保持部を有する端子台と、前記端子保持部が挿入される挿入孔を有して前記端子保持部を支持する支持対象と、該支持対象に対して所定の離間距離を有して配置されるとともに前記端子にボルト締結される締結対象と、を備えた端子台支持構造であって、前記端子台は、前記挿入孔の周縁と前記端子保持部の間に設けられて前記挿入孔の周縁と前記端子保持部の間に生じた隙間を埋めるリング状のパッキンを備え、前記端子保持部は、前記支持対象に対するボルト締結部を有さず、前記端子保持部が前記挿入孔に挿入された状態で、前記パッキンが前記挿入孔の周縁と前記端子保持部の間に生じた隙間を埋めているとともに、前記端子が前記締結対象にボルト締結されていることを特徴とする端子台支持構造である。
また、請求項3に記載された発明は、請求項1に記載の端子台支持構造を組み立てる組立て方法であって、前記端子保持部にパッキンを装着するパッキン装着工程と、前記端子保持部に前記パッキンが装着された状態で、前記端子保持部を前記挿入孔に挿入して、前記パッキンによって前記挿入孔の周縁と前記端子保持部の間に生じた隙間を埋める端子保持部挿入工程と、前記端子を前記締結対象にボルト締結する端子締結工程と、を順次行うことを特徴とする端子台支持構造の組立て方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、端子保持部に作用する締結荷重の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る端子台支持構造を一部断面で示す平面図である。
前記端子台支持構造を構成する端子台を分解して示す斜視図である。
図1中のI-I線に沿う断面図である。
図3の要部を拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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