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公開番号2025069594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179403
出願日2023-10-18
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06T 7/70 20170101AFI20250423BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザのVRまたはMRの体験の阻害を抑制するための技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、ユーザの位置を第1の処理によって推定する推定手段と、前記推定手段によって推定された前記ユーザの位置の確からしさを表す第1の確度を算出する確度算出手段と、前記第1の確度に基づき、前記ユーザが行動可能な第1の領域のうち、前記ユーザが安全に行動可能な第2の領域を設定する設定手段と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの位置を第1の処理によって推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記ユーザの位置の確からしさを表す第1の確度を算出する確度算出手段と、
前記第1の確度に基づき、前記ユーザが行動可能な第1の領域のうち、前記ユーザが安全に行動可能な第2の領域を設定する設定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記設定手段は、前記第1の確度が低いほど、前記第2の領域をより小さく設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
ユーザの位置を第1の処理によって推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記ユーザの位置の確からしさを表す第1の確度を算出する確度算出手段と、
前記推定手段によって推定された前記ユーザの位置、前記ユーザが行動可能な第1の領域、および、前記第1の確度に基づき、前記ユーザが安全に行動可能な第2の領域に前記ユーザが位置しているか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の処理は、撮像手段が現実空間を撮像した撮像画像に基づき、前記ユーザの位置を推定する処理である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記確度算出手段は、前記撮像画像から検出された特徴点の数、または、前記撮像画像から検出された特徴点の分布に基づき、前記第1の確度を算出する、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記確度算出手段は、前記第1の処理による前記ユーザの位置の推定が失敗した場合には、前記第1の処理による前記ユーザの位置の推定が失敗した時点からの経過時間に基づき、前記第1の確度を算出する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記推定手段は、前記第1の処理による前記ユーザの位置の推定が失敗した場合には、第2の処理により前記ユーザの位置を推定する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第2の処理は、慣性計測装置の計測結果に基づき前記ユーザの位置を推定する処理であり、
前記確度算出手段は、前記第2の処理によって前記ユーザの位置が推定された場合には、前記慣性計測装置の精度に基づき、前記第1の確度を算出する、
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2の処理は、前記慣性計測装置および特定のセンサの計測結果に基づき前記ユーザの位置を推定する処理であり、
前記確度算出手段は、前記第2の処理によって前記ユーザの位置が推定された場合には、前記慣性計測装置の精度および前記特定のセンサの特性に基づき、前記第1の確度を算出する、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記確度算出手段は、前記第1の処理による前記ユーザの位置の推定が失敗したか否かに基づき、前記第1の確度を算出する、
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
仮想現実空間(VR:Virtual Reality)および複合現実空間(MR:Mixed Reality)をユーザに体験させることが可能な技術がある。VRは、仮想空間にCG(Computer Graphics)を配置した仮想世界を表現する技術である。また、MRは、現実空間にCGを重畳した画像を表示するビデオシースルー型などの方式によって、現実世界と仮想世界を融合した空間を表現する技術である。
【0003】
これらの技術では、ユーザは、頭部装着型のデバイス(HMD:Head Mounted Display)を装着して体験を行う。HMDは、撮像画像またはセンサの情報に基づき、ユーザの位置および姿勢を推定するトラッキングを行う。
【0004】
特許文献1では、トラッキングが不安定である場合において、不安定な状況を回避するためにユーザに警告を行う技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-225245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、トラッキングが不安定になってしまうと、ユーザが障害物から十分に離れたような安全な位置にいる場合であっても、ユーザへの警告が行われてしまう。このため、ユーザの体験が損なわれてしまうという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は、ユーザのVRまたはMRの体験の阻害を抑制するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの態様は、
ユーザの位置を第1の処理によって推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記ユーザの位置の確からしさを表す第1の確度を算出する確度算出手段と、
前記第1の確度に基づき、前記ユーザが行動可能な第1の領域のうち、前記ユーザが安全に行動可能な第2の領域を設定する設定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の1つの態様は、
ユーザの位置を第1の処理によって推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記ユーザの位置の確からしさを表す第1の確度を算出する確度算出手段と、
前記推定手段によって推定された前記ユーザの位置、前記ユーザが行動可能な第1の領域、および、前記第1の確度に基づき、前記ユーザが安全に行動可能な第2の領域に前記ユーザが位置しているか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置である。
【0010】
本発明の1つの態様は、
ユーザの位置を第1の処理によって推定する推定ステップと、
前記推定ステップにおいて推定された前記ユーザの位置の確からしさを表す第1の確度を算出する確度算出ステップと、
前記第1の確度に基づき、前記ユーザが行動可能な第1の領域のうち、前記ユーザが安全に行動可能な第2の領域を設定する設定ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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