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公開番号
2025068438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178368
出願日
2023-10-16
発明の名称
プラズマ処理装置
出願人
ウシオ電機株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
H05H
1/24 20060101AFI20250421BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】処理対象物を効率的にプラズマ処理できる、プラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】プラズマ処理装置は、処理対象物にプラズマ含有ガスを吹き付けるプラズマ処理装置であって、前記プラズマ含有ガスを噴射する噴射口を有するノズルと、前記処理対象物に対向する底面と、前記噴射口から噴射された前記プラズマ含有ガスを囲み、前記底面と前記ノズルとを接続する側面と、を有するバッファチャンバと、を備え、前記底面は、底板部と、前記噴射口から噴射された前記プラズマ含有ガスを噴き出す開口部とを有し、前記底面と直交する方向に見た時に、前記噴射口の幅方向に関して、前記開口部は前記噴射口よりも大きいことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処理対象物にプラズマ含有ガスを吹き付けるプラズマ処理装置であって、
前記プラズマ含有ガスを噴射する噴射口を有するノズルと、
前記処理対象物に対向する底面と、前記噴射口から噴射された前記プラズマ含有ガスを囲み、前記底面と前記ノズルとを接続する側面と、を有するバッファチャンバと、を備え、
前記底面は、底板部と、前記噴射口から噴射された前記プラズマ含有ガスを噴き出す開口部とを有し、
前記底面と直交する方向に見た時に、前記噴射口の幅方向に関して、前記開口部は前記噴射口よりも大きいことを特徴とする、プラズマ処理装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記噴射口の少なくとも一部は、前記底面と直交する方向に関して前記底面の前記底板部と対向することを特徴とする、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
【請求項3】
前記底面と直交する方向に見た時に、前記噴射口の長さ方向に関して、前記開口部は前記噴射口よりも小さいことを特徴とする、請求項2に記載のプラズマ処理装置。
【請求項4】
前記噴射口の幅方向に関して搬送状態下にある前記処理対象物に対して、前記プラズマ含有ガスを吹き付けることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
【請求項5】
前記底面と直交する方向に関する前記底面と前記噴射口との間隔が20mm以下であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
【請求項6】
前記開口部の面積は、前記噴射口の面積より大きいことを特徴とする、請求項2に記載のプラズマ処理装置。
【請求項7】
前記噴射口は、長さ方向に延伸するスリット形状を呈することを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラズマ処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
プラズマ処理装置は、プラスチック、紙、繊維、半導体、液晶、又はフィルム等の製造工程で用いられている。プラズマ処理装置が噴射するプラズマ含有ガスを、処理対象物に吹き付けることにより、例えば処理対象物の表面の親水性を向上させる、又は処理対象物の表面に存在する有機物を除去する等の処理が行われる。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、処理対象物を搬送しながら、処理対象物に対してプラズマ含有ガスを吹き付けることで、処理対象物の表面処理を行うプラズマ処理装置が記載されている。
【0004】
図17は、特許文献1に記載されたプラズマ処理装置100の構造を模式的に示す断面図である。図17では、処理対象物S1の搬送方向をX方向とし、プラズマ処理装置100と処理対象物S1が対向する方向をZ方向とし、X方向及びZ方向に直交する方向をY方向とするX-Y-Z座標系が併記されている。
【0005】
図17に示すように、プラズマ処理装置100は、電極101と、接地電極102と、接地電極102に当接して電極101との対向面を形成する対向面形成部102aと、電極101に当接される誘電体103と、誘電体103と対向面形成部102aで形成されたガス通流路104とを有する。対向面形成部102aは、処理対象物S1側に、ガス通流路104を通流するガスを噴き出す噴射口105を有する。また、プラズマ処理装置100は、カバー106と、電極101を誘電体103に当接させる固定ネジ107を有する。
【0006】
プラズマ処理装置100は、電極101と接地電極102との間に高周波電圧を印加して、ガス通流路104内に放電を発生させ、カバー106を介してガス通流路104に導入された原料ガスG1からプラズマ含有ガスP1を生成する。そして、プラズマ処理装置100は、噴射口105からプラズマ含有ガスP1を噴射して、処理対象物S1にプラズマ含有ガスP1を吹き付ける。図17では、噴射口105のX方向に関する幅W10が模式的に図示されている。
【0007】
図17に示すように、処理対象物S1では、噴射口105と対向する領域に向かってプラズマ含有ガスP1が吹き付けられる。処理対象物S1がX方向に搬送されることで、処理対象物S1の表面全体に亘ってプラズマ処理が実行される。なお、噴射口105のY方向に関する長さは、処理対象物S1がY方向に延在する長さよりも長くされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2014-220056
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
プラズマ処理装置100に代表されるように、高周波電圧の印加によって電極間に効率的に放電を発生し、ガス通流路104内でプラズマ含有ガスP1を生成するために、ガス通流路104は狭小な経路とされる。例えば、特許文献1では、誘電体103と対向面形成部102aの離間距離は1mmとされる。
【0010】
そして、ガス通流路104で生成されたプラズマ含有ガスP1を効率的に噴射する観点から、噴射口105の幅W10は、ガス通流路104の幅と同程度とされる。例えば特許文献1では、幅W10が1~3mmであるとの記載が認められる。このように、噴射口105の幅W10は、放電が発生されるガス通流路104の幅に応じて設計されるため、一定の制限がある。
(【0011】以降は省略されています)
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