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公開番号
2025067613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177723
出願日
2023-10-13
発明の名称
端末装置、管理装置、システム、制御方法、及びプログラム
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01C
21/26 20060101AFI20250417BHJP(測定;試験)
要約
【課題】不要なアラート信号を発生することなく、互いに異なる複数の方向からの対象エリアへの接近を区別する。
【解決手段】処理装置11は、複数の対象エリアのうちの1つの対象エリアに含まれる複数の基準位置に関して、現在位置から複数の基準位置への距離の最小値d1がしきい値Th1よりも大きな値からしきい値Th1よりも小さな値に減少したとき、アラート信号を発生するように出力装置16を制御する。処理装置11は、アラート信号を発生した後、現在位置から1つの対象エリアに含まれる複数の基準位置への距離の最小値d1がしきい値Th1よりも大きなしきい値Th2よりも小さく、かつ、現在位置から複数の対象エリアのうちの他の対象エリアに含まれるすべての基準位置への距離がしきい値Th1以上である期間において、アラート信号を発生しないように出力装置16を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
予め決められた対象エリアに接近したときに所定時間長を有するアラート信号を発生する端末装置であって、
前記端末装置の現在位置を取得する測位装置と、
複数の基準位置をそれぞれ含む複数の対象エリアの位置を示す対象エリア情報を格納する記憶装置と、
前記アラート信号を発生する出力装置と、
前記現在位置及び前記対象エリア情報に基づいて前記出力装置を制御する第1の処理装置とを備え、
前記第1の処理装置は、
前記複数の対象エリアのうちの1つの対象エリアに含まれる複数の基準位置に関して、前記現在位置から前記複数の基準位置への距離の最小値が第1のしきい値よりも大きな値から前記第1のしきい値よりも小さな値に減少したとき、前記アラート信号を発生するように前記出力装置を制御し、
前記アラート信号を発生した後、前記現在位置から前記1つの対象エリアに含まれる複数の基準位置への距離の最小値が、前記第1のしきい値よりも大きな第2のしきい値よりも小さく、かつ、前記現在位置から前記複数の対象エリアのうちの他の対象エリアに含まれるすべての基準位置への距離が前記第1のしきい値以上である期間において、前記アラート信号を発生しないように前記出力装置を制御する、
端末装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記対象エリア情報を管理装置から受信する第1の通信装置をさらに備える、
請求項1記載の端末装置。
【請求項3】
前記第1の処理装置は、前記1つの対象エリアに含まれる第1及び第2の基準位置の間の距離が、前記第2のしきい値の2倍以上である場合、前記第1及び第2の基準位置の間に少なくとも1つの第3の基準位置を追加する、
請求項2記載の端末装置。
【請求項4】
前記第1の処理装置は、
前記1つの対象エリアに含まれる第1及び第2の基準位置の間の距離が、前記第2のしきい値の2倍以上である場合、前記第1及び第2の基準位置を接続する基準線を追加し、
前記現在位置から前記基準線への距離が前記第1のしきい値よりも大きな値から前記第1のしきい値よりも小さな値に減少したとき、前記アラート信号を発生するように前記出力装置を制御し、
前記アラート信号を発生した後、前記現在位置から前記基準線への距離が前記第2のしきい値よりも小さく、かつ、前記現在位置から前記他の対象エリアに含まれるすべての基準位置への距離が前記第1のしきい値以上である期間において、前記アラート信号を発生しないように前記出力装置を制御する、
請求項2記載の端末装置。
【請求項5】
前記第1の処理装置は、前記現在位置のログ情報を前記記憶装置に格納し、
前記第1の通信装置は、前記ログ情報を前記管理装置に送信する、
請求項2~4のうちの1つに記載の端末装置。
【請求項6】
前記第1の処理装置は、
前記現在位置から前記複数の対象エリアに含まれるすべての基準位置への距離が第3のしきい値以上である場合、第1の周期で前記現在位置のログを前記記憶装置に格納し、
前記現在位置から前記複数の対象エリアのうちのいずれかに含まれる基準位置への距離が前記第3のしきい値よりも小さい場合、前記第1の周期よりも短い第2の周期で前記現在位置のログを前記記憶装置に格納する、
請求項5記載の端末装置。
【請求項7】
予め決められた対象エリアに接近したときに所定時間長を有するアラート信号を発生する端末装置を管理する管理装置であって、
前記端末装置は、
複数の基準位置をそれぞれ含む複数の対象エリアのうちの1つの対象エリアに含まれる複数の基準位置に関して、前記端末装置の現在位置から前記複数の基準位置への距離の最小値が第1のしきい値よりも大きな値から前記第1のしきい値よりも小さな値に減少したとき、前記アラート信号を発生し、
前記アラート信号を発生した後、前記現在位置から前記1つの対象エリアに含まれる複数の基準位置への距離の最小値が、前記第1のしきい値よりも大きな第2のしきい値よりも小さく、かつ、前記現在位置から前記複数の対象エリアのうちの他の対象エリアに含まれるすべての基準位置への距離が前記第1のしきい値以上である期間において、前記アラート信号を発生せず、
前記管理装置は、
前記複数の基準位置をそれぞれ含む複数の対象エリアの位置を示す対象エリア情報を取得する入力装置と、
前記対象エリア情報を前記端末装置に送信する第2の通信装置とを備える、
管理装置。
【請求項8】
前記管理装置は、前記1つの対象エリアに含まれる第1及び第2の基準位置の間の距離が、前記第2のしきい値の2倍以上である場合、前記第1及び第2の基準位置の間に少なくとも1つの第3の基準位置を追加する第2の処理装置をさらに備え、
前記第2の通信装置は、前記第3の基準位置をさらに含む対象エリア情報を前記端末装置に送信する、
請求項7記載の管理装置。
【請求項9】
前記管理装置は、前記1つの対象エリアに含まれる第1及び第2の基準位置の間の距離が、前記第2のしきい値の2倍以上である場合、前記第1及び第2の基準位置を接続する基準線を追加する第2の処理装置をさらに備え、
前記第2の通信装置は、前記基準線をさらに含む対象エリア情報を前記端末装置に送信する、
請求項7記載の管理装置。
【請求項10】
前記第2の通信装置は、前記端末装置から、前記端末装置の現在位置のログ情報を受信する、
請求項7~9のうちの1つに記載の管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、端末装置、管理装置、システム、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
児童が自宅と学校の間などの予め決められた経路に沿って移動しているとき、保護者は、児童が交通安全に十分に注意することを望む。従って、保護者が児童のそばにいない場合であっても、児童に交通安全への注意を促すことが求められる。
【0003】
例えば、特許文献1は、移動者の所定動作を確認することができる動作確認システムを開示している。本システムは、事前に設定された地理的位置である所定位置に対して離隔した離隔位置において、設定位置への端末の接近を報知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/240070号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のシステムは、ある地理的位置までの距離がしきい値より小さいか否かに応じて、報知を開始又は停止する。しかしながら、この場合、ある地理的位置に対する異なる方向からの接近を区別することができない。あるエリアの境界線上にある異なる2点を所定位置として設定することにより、エリアに対する2つの方向からの進入を区別できるが、この場合、エリアに進入する場合だけでなく離脱する場合にも報知が行われ、不要なアラート信号を発生してしまう。従って、対象エリアに接近したときにアラート信号を発生する場合、不要なアラート信号を発生することなく、互いに異なる複数の方向からの対象エリアへの接近を区別することが求められる。
【0006】
本開示の目的は、対象エリアに接近したときにアラート信号を発生する端末装置であって、不要なアラート信号を発生することなく、互いに異なる複数の方向からの対象エリアへの接近を区別することができる端末装置を提供することにある。本開示の目的はまた、そのような端末装置を管理する管理装置を提供することにある。本開示の目的はまた、上述した端末装置及び管理装置を含むシステムを提供することにある。本開示の目的はまた、上述した端末装置の制御方法及びプログラムを提供することにある。本開示の目的はまた、上述した管理装置の制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る端末装置によれば、
予め決められた対象エリアに接近したときに所定時間長を有するアラート信号を発生する端末装置であって、
前記端末装置の現在位置を取得する測位装置と、
複数の基準位置をそれぞれ含む複数の対象エリアの位置を示す対象エリア情報を格納する記憶装置と、
前記アラート信号を発生する出力装置と、
前記現在位置及び前記対象エリア情報に基づいて前記出力装置を制御する第1の処理装置とを備え、
前記第1の処理装置は、
前記複数の対象エリアのうちの1つの対象エリアに含まれる複数の基準位置に関して、前記現在位置から前記複数の基準位置への距離の最小値が第1のしきい値よりも大きな値から前記第1のしきい値よりも小さな値に減少したとき、前記アラート信号を発生するように前記出力装置を制御し、
前記アラート信号を発生した後、前記現在位置から前記1つの対象エリアに含まれる複数の基準位置への距離の最小値が、前記第1のしきい値よりも大きな第2のしきい値よりも小さく、かつ、前記現在位置から前記複数の対象エリアのうちの他の対象エリアに含まれるすべての基準位置への距離が前記第1のしきい値以上である期間において、前記アラート信号を発生しないように前記出力装置を制御する。
【0008】
本開示の一態様に係る端末装置によれば、
前記対象エリア情報を管理装置から受信する第1の通信装置をさらに備える。
【0009】
本開示の一態様に係る端末装置によれば、
前記第1の処理装置は、前記1つの対象エリアに含まれる第1及び第2の基準位置の間の距離が、前記第2のしきい値の2倍以上である場合、前記第1及び第2の基準位置の間に少なくとも1つの第3の基準位置を追加する。
【0010】
本開示の一態様に係る端末装置によれば、
前記第1の処理装置は、
前記1つの対象エリアに含まれる第1及び第2の基準位置の間の距離が、前記第2のしきい値の2倍以上である場合、前記第1及び第2の基準位置を接続する基準線を追加し、
前記現在位置から前記基準線への距離が前記第1のしきい値よりも大きな値から前記第1のしきい値よりも小さな値に減少したとき、前記アラート信号を発生するように前記出力装置を制御し、
前記アラート信号を発生した後、前記現在位置から前記基準線への距離が前記第2のしきい値よりも小さく、かつ、前記現在位置から前記他の対象エリアに含まれるすべての基準位置への距離が前記第1のしきい値以上である期間において、前記アラート信号を発生しないように前記出力装置を制御する。
(【0011】以降は省略されています)
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