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公開番号2025066015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175602
出願日2023-10-10
発明の名称コンテナトレーラー、制御方法及びプログラム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60L 58/18 20190101AFI20250415BHJP(車両一般)
要約【課題】個々の車両に対して最適な容量のバッテリーを提供することのできるコンテナトレーラー及び制御方法を提供する。
【解決手段】コンテナトレーラーは、電気を動力として走行するトレーラーと、接続端子を介してトレーラーの荷台に搭載される複数のコンテナと、各コンテナの充放電を制御する制御器と、を備え、トレーラーは、パワートレインを含み、各コンテナは、貨物収容部と、パワートレインと電気的に接続される電池と、を含み、制御器は、各コンテナの荷下ろし順序を取得する順序設定部と、順序において、最初に降ろされるコンテナに対し、最初に降ろされるコンテナ内の電池を優先的に使用する電圧制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電気を動力として走行するトレーラーと、
接続端子を介して前記トレーラーの荷台に搭載される複数のコンテナと、
各コンテナの充放電を制御する制御器と、
を備え、
前記トレーラーは、パワートレインを含み、
各コンテナは、貨物収容部と、前記パワートレインと電気的に接続される電池と、を含み、
前記制御器は、
各コンテナの荷下ろし順序を取得する順序設定部と、
前記順序において、最初に降ろされるコンテナに対し、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池を優先的に使用する電圧制御部と、
を備えるコンテナトレーラー。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記トレーラーの現在地を取得する現在地取得部と、
前記トレーラーの運送先の位置を取得する位置情報取得部と、
前記現在地と、前記運送先の位置から、運送距離を見積もる運送距離見積部と、
をさらに備え、
前記順序設定部は、前記運送距離に基づいて、各コンテナの荷下ろし順序を取得する
請求項1に記載のコンテナトレーラー。
【請求項3】
前記電圧制御部は、前記コンテナが前記接続端子を介して搭載された際に、前記コンテナに含まれる前記電池から優先的に電力が供給されるように制御する
請求項1又は請求項2に記載のコンテナトレーラー。
【請求項4】
各電池の残容量を取得する残容量取得部と、
をさらに備え、
前記電圧制御部は、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池の前記残容量が、所定の第一閾値以上である場合に、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池から優先的に電力が供給されるように制御する
請求項1又は請求項2に記載のコンテナトレーラー。
【請求項5】
前記電圧制御部は、他のコンテナの内少なくとも1つの他のコンテナ内の前記電池の前記残容量が、所定の第二閾値を超える場合に、前記少なくとも1つの他のコンテナ内の前記電池の前記残容量と前記第二閾値とに基づいて、前記少なくとも1つの他のコンテナ内の前記電池に対して、電力が供給されるように制御する
請求項4に記載のコンテナトレーラー。
【請求項6】
前記電圧制御部は、他のコンテナ内の前記電池の前記残容量が、すべて所定の第二閾値以下である場合に、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池に対し、温度上昇を早めるよう制御する
請求項4に記載のコンテナトレーラー。
【請求項7】
各電池の残容量を取得する残容量取得部と、
をさらに備え、
前記電圧制御部は、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池の前記残容量が、所定の第一閾値未満である場合に、他のコンテナ内の前記電池の前記残容量と前記第一閾値とに基づいて、優先的に使用する電池を入れ替える
請求項1又は請求項2に記載のコンテナトレーラー。
【請求項8】
前記電圧制御部は、前記トレーラーの駆動開始時に、前記複数のコンテナ内の前記電池間で電力の授受を実施するように制御する
請求項1か又は請求項2に記載のコンテナトレーラー。
【請求項9】
電気を動力として走行するトレーラーと、
接続端子を介して前記トレーラーの荷台に搭載される複数のコンテナと、
各コンテナの充放電を制御する制御器と、
を備え、
前記トレーラーは、パワートレインを含み、
各コンテナは、貨物収容部と、前記パワートレインと電気的に接続される電池と、を含むコンテナトレーラーに対し、
各コンテナの荷下ろし順序を取得するステップと、
前記順序において、最初に降ろされるコンテナに対し、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池を優先的に使用するステップと、
を含む、
制御方法。
【請求項10】
電気を動力として走行するトレーラーと、
接続端子を介して前記トレーラーの荷台に搭載される複数のコンテナと、
各コンテナの充放電を制御する制御器と、
を備え、
前記トレーラーは、パワートレインを含み、
各コンテナは、貨物収容部と、前記パワートレインと電気的に接続される電池と、を含むコンテナトレーラーに対し、
各コンテナの荷下ろし順序を取得するステップと、
前記順序において、最初に降ろされるコンテナに対し、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池を優先的に使用するステップと、
をコンピュータに実行させる
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コンテナトレーラー、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車に、外部から電力を供給することが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、外部から電力を供給することで連続運転できる時間を延長し、走行距離を延ばした電気自動車(トレーラー)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5453067号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたトレーラーは、シャーシに搭載されたバッテリーから、トラクターヘッド側にあるモータに、インバータを介して電力を供給することが開示されている。
しかしながら、シャーシに搭載するバッテリーの容量を、車両のサイズに応じて変更することは難しく、個々の車両に対して最適な容量のバッテリーを提供しにくいという事情があった。
【0006】
本開示の目的は、個々の車両に対して最適な容量のバッテリーを提供することのできるコンテナトレーラー、制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコンテナトレーラーは、電気を動力として走行するトレーラーと、接続端子を介して前記トレーラーの荷台に搭載される複数のコンテナと、各コンテナの充放電を制御する制御器と、を備え、前記トレーラーは、パワートレインを含み、各コンテナは、貨物収容部と、前記パワートレインと電気的に接続される電池と、を含み、前記制御器は、各コンテナの荷下ろし順序を取得する順序設定部と、前記順序において、最初に降ろされるコンテナに対し、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池を優先的に使用する電圧制御部と、を備える。
【0008】
本開示の制御方法は、電気を動力として走行するトレーラーと、接続端子を介して前記トレーラーの荷台に搭載される複数のコンテナと、各コンテナの充放電を制御する制御器と、を備え、前記トレーラーは、パワートレインを含み、各コンテナは、貨物収容部と、前記パワートレインと電気的に接続される電池と、を含むコンテナトレーラーに対し、各コンテナの荷下ろし順序を取得するステップと、前記順序において、最初に降ろされるコンテナに対し、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池を優先的に使用するステップと、を含む。
【0009】
本開示のプログラムは、電気を動力として走行するトレーラーと、接続端子を介して前記トレーラーの荷台に搭載される複数のコンテナと、各コンテナの充放電を制御する制御器と、を備え、前記トレーラーは、パワートレインを含み、各コンテナは、貨物収容部と、前記パワートレインと電気的に接続される電池と、を含むコンテナトレーラーに対し、各コンテナの荷下ろし順序を取得するステップと、前記順序において、最初に降ろされるコンテナに対し、前記最初に降ろされるコンテナ内の前記電池を優先的に使用するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示のコンテナトレーラー、制御方法及びプログラムによれば、個々の車両に対して最適な容量のバッテリーを提供することのできるコンテナトレーラー、制御方法及びプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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