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公開番号2025065420
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025019864,2023102928
出願日2025-02-10,2018-11-29
発明の名称電子装置
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類H04W 76/15 20180101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約【課題】同一の外部装置との間であることを認識しつつ双方向のアソシエーション関係を構築することができる電子装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、電子装置は、送信手段と、受信手段と、を具備する。送信手段は、第1アソシエーション要求フレームを第1電子装置へ送信し、かつ、第2アソシエーション応答フレームを第1電子装置へ送信する。受信手段は、第1アソシエーション要求フレーム及び第2アソシエーション応答フレームを送信した後に、第1アソシエーション要求フレームに対応する第1アソシエーション応答フレームを受信する。
【選択図】図11A
特許請求の範囲【請求項1】
第1アソシエーション要求フレームを第1電子装置へ送信し、かつ、第2アソシエーション応答フレームを前記第1電子装置へ送信する送信手段と、
前記第1アソシエーション要求フレーム及び前記第2アソシエーション応答フレームを送信した後に、前記第1アソシエーション要求フレームに対応する第1アソシエーション応答フレームを受信する受信手段と、
を具備する電子装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1アソシエーション要求フレームと前記第1アソシエーション応答フレームとによる前記第1電子装置との第1アソシエーション関係と、前記第2アソシエーション応答フレームによる前記第1電子装置との第2アソシエーション関係とが、同時に構築されうる、請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記送信手段は、前記第1アソシエーション要求フレームと前記第2アソシエーション応答フレームとを含む物理フレームを前記第1電子装置へ送信する請求項1または請求項2に記載の電子装置。
【請求項4】
前記第1アソシエーション応答フレームの送信に基づき、前記第1電子装置とのアソシエーション関係が構築されたと判断する制御手段をさらに具備する請求項1~3のいずれか1項に記載の電子装置。
【請求項5】
前記送信手段は、前記第1アソシエーション要求フレームを、ブロードキャストで送信し、
前記第1アソシエーション要求フレームは、前記第1電子装置及び第2電子装置に受信されるものであって、
前記受信手段は、前記第1電子装置から前記第1アソシエーション応答フレームを受信し、かつ、前記第2電子装置から、前記第1アソシエーション要求フレームに対応するアソシエーション応答フレームを受信する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の電子装置。
【請求項6】
第1アソシエーション要求フレームを第1電子装置から受信し、かつ、第2アソシエーション応答フレームを前記第1電子装置から受信する受信手段と、
前記第1アソシエーション要求フレーム及び前記第2アソシエーション応答フレームを受信した後に、前記第1アソシエーション要求フレームに対応する第1アソシエーション応答フレームを送信する送信手段と、
を具備する電子装置。
【請求項7】
前記第1アソシエーション要求フレームと前記第1アソシエーション応答フレームとによる前記第1電子装置との第1アソシエーション関係と、前記第2アソシエーション応答フレームによる前記第1電子装置との第2アソシエーション関係とが、同時に構築されうる、請求項6に記載の電子装置。
【請求項8】
前記受信手段は、前記第1アソシエーション要求フレームと前記第2アソシエーション応答フレームとを含む物理フレームを前記第1電子装置から受信する請求項6または請求項7に記載の電子装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電子装置に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数のMACアドレスを有する無線通信装置が存在する。複数のMACアドレスを有する無線通信装置においては、たとえば、アクセスポイント(AP)として他の無線通信装置との間でアソシエーション関係を構築するとともに、ステーション(STA)として別の他の無線通信装置との間でアソシエーション関係を構築することなどが可能である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
IEEE Standard for Information Technology-Local and Metropolitan Area Networks-Specific Requirements, Part 11: Wireless LAN MAC and PHY Specifications
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、複数のMACアドレスを有する無線通信装置においては、複数のMACアドレスを有する他の無線通信装置との間で、APとSTAとの関係が互い違いの2つのアソシエーション関係を構築し、双方向のアソシエーション関係を構築することはできるものの、その2つのアソシエーション関係が同一の他の無線通信装置との間で構築されたものであるか否かを認識することなどができなかった。
本発明が解決しようとする課題は、同一の外部装置との間であることを認識しつつ双方向のアソシエーション関係を構築することができる電子装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、電子装置は、送信手段と、受信手段と、を具備する。送信手段は、第1アソシエーション要求フレームを第1電子装置へ送信し、かつ、第2アソシエーション応答フレームを第1電子装置へ送信する。受信手段は、第1アソシエーション要求フレーム及び第2アソシエーション応答フレームを送信した後に、第1アソシエーション要求フレームに対応する第1アソシエーション応答フレームを受信する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の電子装置を含む無線通信システムの一例を示す図。
第1実施形態の電子装置の機能ブロック構成の一例を示す図。
第1実施形態の電子装置の一構成例を示す図。
Managementフレームのフォーマット例を示す図。
第1実施形態の電子装置の双方向のアソシエーション関係の構築に関する処理フローの一例を示す図。
Association Request frame bodyに格納されるelementのフォーマットを示す図。
第1実施形態の電子装置において図6のフォーマットに準じて作成されるCo-located AP Info elementの一例を示す図。
第2実施形態の電子装置の双方向のアソシエーション関係の構築に関する処理フローの一例を示す図(APがAsoc RspとAsoc Reqとの集約を行うケース)。
第2実施形態の電子装置の双方向のアソシエーション関係の構築に関する処理フローの他の一例を示す図(STAがAsoc RspとAsoc Reqとの集約を行うケース)。
第2実施形態の電子装置において作成されるTemporary AIDs for Association Interval elementの一例を示す図。
第2実施形態の電子装置において定義されるTemporary AIDs for Association Interval elementの他の一例を示す図。
第3実施形態の電子装置の双方向のアソシエーション関係の構築に関する処理フローの一例を示す図(STAがAsoc RspとAsoc Reqとの集約を行うケース)。
第3実施形態の電子装置の双方向のアソシエーション関係の構築に関する処理フローの他の一例を示す図(図8Aの(SS)PがAsoc RspとAsoc Reqとの集約を行うケース)。
第3実施形態の電子装置において使用し得るBlockAckフレームの一例を示す図。
第4実施形態の電子装置の双方向のアソシエーション関係の構築に関する処理フローの一例を示す図(Asoc Reqを送信するケース)。
第4実施形態の電子装置の双方向のアソシエーション関係の構築に関する処理フローの他の一例を示す図(Asoc Rspを送信するケース)。
第5実施形態の電子装置の双方向のアソシエーション関係の構築に関する処理フローの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の電子装置(無線端末1および無線端末2)を含む無線通信システム100の一例を示す図である。無線端末1および無線端末2は、たとえば、タブレットPCやノートPCなどのパーソナルコンピュータ、スマートフォンなど、無線通信機能を有する様々な電子装置として実現され得る。この無線通信システム100は、無線端末1と無線端末2とが無線通信のためのアソシエーション関係を構築することによって構築される。
【0008】
無線端末1および無線端末2は、それぞれ、図2に示すような階層モデルに準じた機能ブロック構成で実現されており、複数のMACアドレスを持つものとする。各MACアドレスを有する機能ブロックをMAC機能ブロック(a1)と呼ぶ。各無線端末1,2の複数のMAC機能ブロックは、それぞれのAbstraction機能ブロック(a2)によってまとめられ、上位の機能ブロック(a4)からは1つのMAC機能ブロックとみなせるようになっている。Abstraction機能ブロックは、MACアドレスに基づいて、上位機能ブロックからのフレームを複数のMAC機能ブロックのうちの適切なものに振り分けたり、MAC機能ブロック間でのフレーム交換を実現したりする役割を担う。なお、上位機能ブロックからのフレームを適切なMAC機能ブロックに振り分ける手法や、MAC機能ブロック間でのフレーム交換手法については後述する。また、MAC機能ブロックの下位には、PHY機能ブロック(a3)が存在する。図2中、(A)は、複数のMAC機能ブロックに対して1つのPHY機能ブロックが設けられる例を示し、(B)は、複数のMAC機能ブロックと一対に複数のPHY機能ブロックが設けられる例を示している。
【0009】
図3に、本実施形態の電子装置(無線端末1および無線端末2)の一構成例を示す。
無線端末1および無線端末2は、それぞれ、図3に示すように、MACフレームを送受信する送受信部11(第1送信部11-1、第2送受信部11-2)と、前述のMACフレームの生成や無線媒体(エア)へのアクセス制御を行うMAC機能ブロック(第1MACブロック12-1、第2MACブロック12-2)と、ホスト機能ブロック13とを有する。
【0010】
送受信部11、MAC機能ブロックおよびホスト機能ブロック13は、それぞれ個別の電子回路として構成されてもよいし、これらのいくつかまたは全部が1つの電子回路として構成されてもよい。また、これらは、メモリデバイスに格納されてプロセッサによって実行されるファームウェアなどによって構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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