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公開番号
2025057089
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166742
出願日
2023-09-28
発明の名称
オゾン発生装置用の電源装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
C01B
13/11 20060101AFI20250402BHJP(無機化学)
要約
【課題】オゾン発生器と電源装置の間の配線で短絡や地絡が発生したときにオゾン発生器への電力の供給を停止する。
【解決手段】実施形態のオゾン発生装置用の電源装置は、交流電力が放電部材に印加されることでオゾンを生成するオゾン発生器を備えるオゾン発生装置用の電源装置であって、電力指令値に基づいて出力電力を制御する制御部を備え、前記制御部は、電圧計から取得した前記電源装置の出力電圧が、出力電圧の大きさに応じて予め設定されている電圧閾値以下であることを検知したときに、前記オゾン発生器への電力の供給を停止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
交流電力が放電部材に印加されることでオゾンを生成するオゾン発生器を備えるオゾン発生装置用の電源装置であって、
電力指令値に基づいて出力電力を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
電圧計から取得した前記電源装置の出力電圧が、出力電圧の大きさに応じて予め設定されている電圧閾値以下であることを検知したときに、前記オゾン発生器への電力の供給を停止する、オゾン発生装置用の電源装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
交流電力が放電部材に印加されることでオゾンを生成するオゾン発生器を備えるオゾン発生装置用の電源装置であって、
電力指令値に基づいて出力電力を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
電流計から取得した前記電源装置の出力電流が、出力電流の大きさに応じて予め設定されている電流閾値以下であることを検知したときに、前記オゾン発生器への電力の供給を停止する、オゾン発生装置用の電源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、オゾン発生装置用の電源装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、オゾン発生装置において、オゾン発生器は高電圧高周波の電源装置と接続されている。また、オゾン発生器には放電管が挿入されており、放電管に高電圧高周波の交流電圧を供給することでオゾンを生成する。この放電管に異常が発生し、短絡や地絡(以下、「短絡等」ともいう。)が起きたときは、放電管に取り付けられたヒューズが溶断することで電流を遮断することができる。
【0003】
また、電源装置の出力電圧と出力電流を監視し、電圧が閾値以下で、電流が閾値以上となることで短絡等を判定し、電流を遮断する、という技術もある。また、電源装置内部で異常が発生し、短絡等が起きたときは、予め設置されている過電流保護回路によって電流を遮断する、という技術もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3978902号公報
特開2010-159178号公報
特開2021-46331号公報
国際公開第2019/229865号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の従来技術においては、オゾン発生器内部や電源装置内部で異常が発生したときに、電流を遮断することができる。しかしながら、オゾン発生器と電源装置を接続する配線で短絡等が発生したときは、ヒューズや電源装置の過電流保護回路では短絡等を検出することができず、電流を遮断することができない。これは、オゾン発生器が誘電体バリア放電でオゾンを発生させるため容量性負荷であり、電源装置にリアクトルを配置させて力率を改善していることも一因となっている。
【0006】
具体的には、オゾン発生器と電源装置の間の配線で短絡等が起きると、オゾン発生器まで通電せず、電源装置の力率が悪化するため、短絡等の発生時に電源装置が出力する電流は、オゾン発生器を通常運転しているときの電流よりも減少する。したがって、電流が急増することを検知する短絡等保護回路では短絡等を検出することができない。また、上述の短絡を判定する技術は、オゾン発生器内部で短絡等が発生したときの検出方法であり、オゾン発生器と電源を接続する配線で短絡等が発生したことを検出することには適していない。
【0007】
そして、オゾン発生器と電源装置の間の配線で短絡等が発生した場合、オゾン発生器への電力の供給を停止する必要がある。しかし、当該配線での短絡等の発生を検出できないと、当然に、オゾン発生器への電源の供給の停止も実行できない。
【0008】
そこで、本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、オゾン発生器と電源装置の間の配線で短絡や地絡が発生したときにオゾン発生器への電力の供給を停止可能なオゾン発生装置用の電源装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態のオゾン発生装置用の電源装置は、交流電力が放電部材に印加されることでオゾンを生成するオゾン発生器を備えるオゾン発生装置用の電源装置であって、電力指令値に基づいて出力電力を制御する制御部を備え、前記制御部は、電圧計から取得した前記電源装置の出力電圧が、出力電圧の大きさに応じて予め設定されている電圧閾値以下であることを検知したときに、前記オゾン発生器への電力の供給を停止する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態のオゾン発生装置の概略構成の一例を示す図である。
図2は、本実施形態のオゾン発生器と電源装置の回路図の一例を示す図である。
図3は、本実施形態のオゾン発生器と電源装置の回路図の一例を示す図である。
図4は、本実施形態の電源装置が出力する電圧電流波形の一例を示す図である。
図5は、本実施形態の出力電力を決めるフローを示す図である。
図6は、本実施形態の電源装置が出力する電圧・電流と電力指令値(出力レベル)との相関を示す図である。
図7は、本実施形態における短絡等の検出のフローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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