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公開番号
2025082625
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023196078
出願日
2023-11-17
発明の名称
仕分けシステム及び仕分け方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
B65G
47/46 20060101AFI20250522BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 効率的に物品を処理可能な仕分けシステムを提供すること。
【解決手段】 実施形態によれば、仕分けシステムは、環状ソータと、遠位側投入部と、近位側投入部とを備える。環状ソータは、複数列のそれぞれ多数のトレイを同一方向に搬送する。遠位側投入部は、環状ソータの内側及び外側のうちの片側に設けられ、投入する側からみて遠位側の遠位側トレイに物品を投入する。近位側投入部は、遠位側投入部と同じ側に設けられ、投入する側からみて近位側の近位側トレイに物品を投入する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数列のそれぞれ多数のトレイを同一方向に搬送する環状ソータと、
前記環状ソータの内側及び外側のうちの片側に設けられ、投入する側からみて遠位側の遠位側トレイに物品を投入する遠位側投入部と、
前記遠位側投入部と同じ側に設けられ、投入する側からみて近位側の近位側トレイに物品を投入する近位側投入部と、
を備える、仕分けシステム。
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【請求項2】
前記環状ソータは、前記遠位側トレイを搬送する遠位側レーンと、前記近位側トレイを搬送する近位側レーンとを備え、
前記遠位側投入部は、前記環状ソータのうち、投入する側からみて前記近位側レーンの上を跨いで前記遠位側トレイに物品を投入可能である、
請求項1に記載の仕分けシステム。
【請求項3】
前記近位側投入部から前記近位側トレイに投入されようとする前記物品の高さを検知するために前記近位側投入部に設置される高さ検知センサを備え、
前記環状ソータは、前記高さ検知センサでの検知結果に基づいて、所定の高さを超える高さの物品が前記近位側トレイに投入され、前記近位側レーンを搬送されてきたときに前記遠位側投入部の手前で前記物品をリジェクトするリジェクト部を有する、
請求項2に記載の仕分けシステム。
【請求項4】
前記環状ソータは、前記遠位側トレイを搬送する遠位側レーンと、前記近位側トレイを搬送する近位側レーンとを備え、
前記遠位側投入部は、前記環状ソータのうち、投入する側からみて前記近位側レーンの上を通して前記遠位側トレイに物品を投入するように、前記遠位側投入部で搬送される前記物品の速度を、前記近位側投入部で搬送される前記物品の速度よりも速くする、
請求項1に記載の仕分けシステム。
【請求項5】
前記遠位側投入部は、前記遠位側投入部で搬送される前記物品の速度を、前記物品の重さに応じて制御する、
請求項4に記載の仕分けシステム。
【請求項6】
前記遠位側投入部は、前記遠位側投入部で搬送される前記物品の速度を、前記遠位側投入部と前記物品との間の摩擦係数に応じて制御する、
請求項4に記載の仕分けシステム。
【請求項7】
複数列のそれぞれ多数のトレイを同一方向に搬送する環状ソータと、
前記環状ソータの内側及び外側のうちの片側に設けられ、投入する側からみて近位側の近位側トレイに物品を投入する位置において収縮し、投入する側からみて遠位側の遠位側トレイに物品を投入する位置において前記近位側トレイが載置される近位側レーンの上を延伸する伸縮部を有する投入部と
を備える、仕分けシステム。
【請求項8】
前記伸縮部は、伸縮コンベアが用いられる、請求項7に記載の仕分けシステム。
【請求項9】
内側及び外側のうちの片側に物品を投入する側に源流位置が設けられ、前記源流位置からみて遠位側の遠位側トレイを搬送する遠位側レーンと、前記源流位置からみて近位側の近位側トレイを搬送する近位側レーンとを備え、複数列のそれぞれ多数のトレイを同一方向に搬送する環状ソータと、
前記源流位置からみて近位側の前記近位側トレイに前記物品を投入する近位側投入部と、
前記源流位置からみて前記近位側レーン及び前記遠位側レーンの下をくぐって、前記源流位置からみて遠位側の前記遠位側トレイに前記物品を投入する遠位側投入部と
を備える、仕分けシステム。
【請求項10】
複数列のそれぞれ多数のトレイを同一方向に搬送する環状ソータの内側及び外側のうちの片側から、投入する側からみて遠位側の遠位側トレイに、投入する側からみて近位側レーンの上を跨いで前記遠位側トレイに物品を投入すること、
前記環状ソータの内側及び外側のうちの片側と同じ側から、投入する側からみて近位側の近位側トレイに物品を投入すること、
を備える、仕分け方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、仕分けシステム及び仕分け方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
陸上競技場のトラックのように環状のソータと、ソータの直線部分に上方から物品を投入する投入装置とを備える仕分けシステムがある。そのような投入装置は、ソータの直線部分のレーンの上方にレーンに沿って形成されたコンベアから物品をレーン上に投入する。投入装置は、物品が落下する高さを低下させるため、レーンに向かって下るスロープなどの投入機構を通じて物品をレーンに投入する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-087923号公報
特開2023-061135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
環状のソータの直線部分に上方から物品を投入する投入装置は、ソータの直線部分の上方だけでなく、カーブ部分の上方を通過させる。このため、投入装置に必要なコンベア等の長さが長くなったり、投入装置のコンベアを配置するスペースが必要になりがちである。
【0005】
上記の課題を解決するため、効率的に物品を処理可能な仕分けシステム及び仕分け方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、仕分けシステムは、環状ソータと、遠位側投入部と、近位側投入部とを備える。環状ソータは、複数列のそれぞれ多数のトレイを同一方向に搬送する。遠位側投入部は、環状ソータの内側及び外側のうちの片側に設けられ、投入する側からみて遠位側の遠位側トレイに物品を投入する。近位側投入部は、遠位側投入部と同じ側に設けられ、投入する側からみて近位側の近位側トレイに物品を投入する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る仕分けシステムの構成例を概略的に示す図である。
図2は、仕分けシステムの概略的なブロック図である。
図3は、図1に示す仕分けシステムの搬送レーンの直線部分、及び、直線部分に配置される投入装置の例を示す概略図である。
図4は、図1から図3に示す仕分けシステムの第2の投入部を用いて物品を処理する際の概略的なフローチャートである。
図5は、図1から図3に示す仕分けシステムの第1の投入部を用いて物品を処理する際の概略的なフローチャートである。
図6は、第2実施形態に係る仕分けシステムの搬送レーンの直線部分、及び、直線部分に配置される投入装置の例を示す概略図である。
図7は、第2実施形態に係る仕分けシステムの概略的なブロック図である。
図8は、第2実施形態に係る仕分けシステムの第1の投入部を用いて物品を処理する際の概略的なフローチャートの一例である。
図9は、第2実施形態に係る仕分けシステムの第1の投入部を用いて物品を処理する際の概略的なフローチャートの他の一例である。
図10は、第3実施形態に係る仕分けシステムの搬送レーンの直線部分、及び、直線部分に配置される投入装置の例を示す概略図である。
図11は、第4実施形態に係る仕分けシステムの搬送レーンの直線部分、及び、直線部分に配置される投入装置の例を示す概略図である。
図12は、第2の投入部を用いて物品をソータに投入しようとするときの概略的なフローチャートである。
図13は、第4実施形態の変形例に係る仕分けシステムの搬送レーンの直線部分、及び、直線部分に配置される投入装置の例を示す概略図である。
図14は、第5実施形態の変形例に係る仕分けシステムの搬送レーンの直線部分、及び、直線部分に配置される投入装置の例を示す概略図である。
図15は、第6実施形態の変形例に係る仕分けシステムの搬送レーンの直線部分、及び、直線部分に配置される投入装置の例を示す概略図である。
図16は、第7実施形態の変形例に係る仕分けシステムの搬送レーンの直線部分、及び、直線部分に配置される投入装置の例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について図1から図5を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る仕分けシステム1の構成例を概略的に示す平面図である。図2は、本実施形態に係る仕分けシステム1のソータ10、投入装置20、及び、制御部100の概略的なブロック図である。図3は、物品(荷物)3が投入装置20からソータ10へ投入される投入部分を概略的に示す図である。図3は、図1に示すソータ10の大部分の図示を省略する。
【0010】
たとえば、本仕分けシステム1は、物流センタ、郵便区分機又は倉庫などで用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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