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公開番号2025064164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173702
出願日2023-10-05
発明の名称無線ICモジュールの製造方法
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G06K 19/077 20060101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約【課題】サイズが小さい無線ICモジュールを安価に得ることができる無線ICモジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】アンテナが接続される一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されているICチップと、を備えている無線ICモジュールの製造方法であって、前記一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されている前記ICチップと、前記一対のアンテナ端子のうちの一方のアンテナ端子に接続されている第1検査用端子と、前記一対のアンテナ端子のうちの他方のアンテナ端子に接続されている第2検査用端子と、を有するリード基板を用意し、前記第1検査用端子及び前記第2検査用端子に検査用のプローブを当てて、前記無線ICモジュールの通信機能の検査を実施し、検査を実施した後、前記リード基板から前記無線ICモジュールを抜き出す、無線ICモジュールの製造方法。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
アンテナが接続される一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されているICチップと、を備えている無線ICモジュールの製造方法であって、
前記一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されている前記ICチップと、前記一対のアンテナ端子のうちの一方のアンテナ端子に接続されている第1検査用端子と、前記一対のアンテナ端子のうちの他方のアンテナ端子に接続されている第2検査用端子と、を有するリード基板を用意し、
前記第1検査用端子及び前記第2検査用端子に検査用のプローブを当てて、前記無線ICモジュールの通信機能の検査を実施し、
検査を実施した後、前記リード基板から前記無線ICモジュールを抜き出す、
無線ICモジュールの製造方法。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記一対のアンテナ端子は、前記第1検査用端子と前記第2検査用端子との間に位置しいている、
請求項1に記載の無線ICモジュールの製造方法。
【請求項3】
アンテナが接続される一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されているICチップと、を備えている無線ICモジュールの製造方法であって、
前記一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されている前記ICチップと、前記一対のアンテナ端子のうちの一方のアンテナ端子に接続されている検査用端子と、を有するリード基板を用意し、
前記一対のアンテナ端子のうちの他方のアンテナ端子及び前記検査用端子に検査用のプローブを当てて、前記無線ICモジュールの通信機能の検査を実施し、
検査を実施した後、前記リード基板から前記無線ICモジュールを抜き出す、
無線ICモジュールの製造方法。
【請求項4】
前記一方のアンテナ端子は、前記他方のアンテナ端子と前記検査用端子との間に位置している、
請求項3に記載の無線ICモジュールの製造方法。
【請求項5】
前記リード基板は、前記リード基板の側縁に沿って並んで設けられた複数のスプロケットフォールを有している、
請求項1又は3に記載の無線ICモジュールの製造方法。
【請求項6】
前記リード基板の側縁と直交する方向の幅は、35mmである、
請求項5に記載の無線ICモジュールの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、無線ICモジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
無線ICモジュールは、ICチップである大規模集積回路(LSI:Large Scale Integration)と、アンテナが接続されるアンテナ端子と、を有している。サイズの大きい無線ICモジュールを使用して無線ICカードやICタグを作成しようとすると、無線ICカードやICタグの表面の平坦性がたもたれない場合がある。そのため、無線ICモジュールの小型化が望まれている。
無線ICモジュールの製造する工程の1つに、検査装置により無線回線の通信状態を検査する工程がある。無線ICモジュールの小型化に伴ってアンテナ端子の位置が変化した場合、既存の検査装置を検査工程に適用できなくなる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5245295号公報
特許第5167709号公報
特許第4663286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態の課題は、サイズが小さい無線ICモジュールを安価に得ることができる無線ICモジュールの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る無線ICモジュールの製造方法は、アンテナが接続される一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されているICチップと、を備えている無線ICモジュールの製造方法であって、前記一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されている前記ICチップと、前記一対のアンテナ端子のうちの一方のアンテナ端子に接続されている第1検査用端子と、前記一対のアンテナ端子のうちの他方のアンテナ端子に接続されている第2検査用端子と、を有するリード基板を用意し、前記第1検査用端子及び前記第2検査用端子に検査用のプローブを当てて、前記無線ICモジュールの通信機能の検査を実施し、検査を実施した後、前記リード基板から前記無線ICモジュールを抜き出す。
【0006】
また、一実施形態に係る無線ICモジュールの製造方法は、アンテナが接続される一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されているICチップと、を備えている無線ICモジュールの製造方法であって、前記一対のアンテナ端子と、前記一対のアンテナ端子の各々と接続されている前記ICチップと、前記一対のアンテナ端子のうちの一方のアンテナ端子に接続されている検査用端子と、を有するリード基板を用意し、前記一対のアンテナ端子のうちの他方のアンテナ端子及び前記検査用端子に検査用のプローブを当てて、前記無線ICモジュールの通信機能の検査を実施し、検査を実施した後、前記リード基板から前記無線ICモジュールを抜き出す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る無線ICカードを示す平面図である。
図2は、図1の線A-Aに沿った無線ICカードの断面図である。
図3は、第1実施形態に係る無線ICモジュールを示す平面図である。
図4は、図3の線B-Bに沿った無線ICモジュールの断面図である。
図5は、第1実施形態に係る無線ICモジュールの製造工程で用いるリード基板を示す平面図である。
図6は、第2実施形態に係る無線ICモジュールを示す平面図である。
図7は、第2実施形態に係る無線ICモジュールの製造工程で用いるリード基板を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の趣旨を保っての適宣変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面や説明をより明確にするため、実際の様態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宣省略することがある。
以下、図面を参照しながら一実施形態に係る無線ICモジュールの製造方法について詳細に説明する。
【0009】
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る無線ICカードの構成について説明する。
図1は、第1実施形態に係る無線ICカード50を示す平面図である。図2は、図1の線A-Aに沿った無線ICカードの断面図である。
図1及び図2に示すように、無線ICカード50は、カード基材51と、無線ICモジュール10と、アンテナ54と、を備えている。カード基材51は、ベース部材52と、オーバーシート材56a,56bと、を有している、ベース部材52は、板状に延在して形成され、第1平面58と、第1平面58と反対側の第2平面60と、を有している。ベース部材52は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリカーボネート(PC)などの樹脂で形成されている。無線ICモジュール10及びアンテナ54は、ベース部材52の第1平面58に搭載されている。
【0010】
オーバーシート材56a,56bは、ベース部材52、無線ICモジュール10、及びアンテナ54を覆っている。オーバーシート材56a,56bは、ポリ塩化ビニルやポリカーボネートなどの樹脂で形成されている。なお、一例において、オーバーシート材56aは、ベース部材52の第1平面56に積層され無線ICモジュール10及びアンテナ54を覆ったコア層56a2と、コア層56a2に積層された表面層56a1との2枚のシートで構成されている。これにより、無線ICモジュール及びアンテナ54は、カード基材51の内部に埋設されている。
アンテナ54は、無線ICモジュール10(より詳細には、後述するアンテナ端子16a,16b)に接続されている。アンテナ54は、アルミニウム、銅、銀などの金属で形成されたアンテナコイルである。アンテナ54は、カード基材51の周縁に沿ってループ状に延在している。
(【0011】以降は省略されています)

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