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公開番号2025051077
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159988
出願日2023-09-25
発明の名称深さ情報取得装置及び深さ情報取得方法
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人東京国際特許事務所
主分類G01F 23/18 20060101AFI20250328BHJP(測定;試験)
要約【課題】目的の測定点までの計測器の挿入径路が複雑で狭隘な箇所が存在しても、小型化を実現することで、構造物内部の深さ情報を取得する技術を提供する。
【解決手段】深さ情報装置10Aは、液体11の圧力を検出し液圧信号15n(n=1~N;1≦N)を出力する圧力センサ12と、圧力センサ12を内部収容し液圧信号15の出力線16が引き出される開口端22とは反対側の先端から液体11を充填させる入力部21を有する筒状体20と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体の圧力を検出し液圧信号を出力する圧力センサと、
前記圧力センサを内部収容し、前記液圧信号の出力線が引き出される開口端とは反対側の先端から前記液体を充填させる入力部を有する筒状体と、を備える深さ情報取得装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の深さ情報取得装置において、
前記筒状体は可撓性を持ち、
前記筒状体の長さ方向に沿って複数の前記圧力センサが所定の間隔で収容されている深さ情報取得装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の深さ情報取得装置において、
前記筒状体の開口端を接続させる第1接続部と、前記圧力センサ及びその前記出力線を支持する支持体の一端を固定する固定部材を接続させる第2接続部と、密閉内部を外部の大気に開放する開放部と、を有するハウジングを備える深さ情報取得装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の深さ情報取得装置において、
前記筒状体に充填されている前記液体の温度を検出し、前記液圧信号を補正するための温度信号を出力する温度センサを備える深さ情報取得装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の深さ情報取得装置において、
前記筒状体の外周面に、接触媒体の物性に基づく検出信号を出力する検出センサを備える深さ情報取得装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の深さ情報取得装置における前記筒状体の前記先端を深さ方向に下すステップと、
前記圧力センサが出力する前記液圧信号を受信するステップと、
前記液圧信号に基づいて前記圧力センサの深さ方向の位置情報を演算するステップと、を含む深さ情報取得方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、構造物内部の深さ情報を取得する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建物などの構造物内部に溜まった液体を処理する場合、液体が溜まったフロア自体の深さ情報が必要になることがある。例えば、このフロアに地盤沈下が発生してフロアレベルが判らなくなっている場合や、設計図面に深さ情報がない場合、測定対象階へのアクセスが困難な場合、この深さ情報を据え付け面から取得することが必要になる。
【0003】
このような場合における深さ情報の取得方法としては、一般的に、メジャーや超音波レベル計を安全な上部階又は下部階から測定対象階(測定対象構造)へ向けて使用し、高さ計測することが考えられる。このような深さ情報の取得方法は、測定対象構造までの深さ方向に、計測機器を障害無く設置できる場合は有効である。
【0004】
その一方で、測定対象構造までの深さ方向に障害が有る場合は、目的の測定点までの計測器の挿入径路が複雑となる。このような場合に適用できる深さ情報の取得方法としては、水を充填したチューブをこの挿入経路に這わし、チューブの内部先端に配置した水圧センサで、水頭圧を検出し深さ情報を得る公知技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-067355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の公知技術は、水を充填するための構造が、チューブの内側に設けられている為、装置の大型化が避けられない。このため、チューブの挿入経路に狭隘な箇所がある場合は、構造物内部の深さ情報を取得できない課題があった。また、水頭圧の検出は、チューブ先端の1点のみであることを前提にしているため、チューブの挿入経路に沿って多点検出しようとすると、さらに大型化してしまう課題があった。
【0007】
本発明の実施形態はこのような事情を考慮してなされたもので、目的の測定点までの計測器の挿入径路が複雑で狭隘な箇所が存在しても、小型化を実現することで、構造物内部の深さ情報を取得する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る深さ情報取得装置において、液体の圧力を検出し液圧信号を出力する圧力センサと、前記圧力センサを内部収容し前記液圧信号の出力線が引き出される開口端とは反対側の先端から前記液体を充填させる入力部を有する筒状体と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態により、目的の測定点までの計測器の挿入径路が複雑で狭隘な箇所が存在しても、小型化を実現することで、構造物内部の深さ情報を取得する技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(A)本発明の第1実施形態に係る深さ情報取得装置を示す縦断面図、(B)そのB-B水平断面図。
実施形態に係る深さ情報取得装置の製造方法の説明図。
第1実施形態に係る深さ情報取得方法の説明図。
(A)第2実施形態に係る深さ情報取得装置を示す縦断面図、(B)そのB-B水平断面図。
第2実施形態に係る深さ情報取得方法の説明図。
第3実施形態に係る深さ情報取得装置及びそのデータ処理部の説明図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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