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公開番号
2025064646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174561
出願日
2023-10-06
発明の名称
匂い測定装置
出願人
三洋化成工業株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G01N
1/00 20060101AFI20250410BHJP(測定;試験)
要約
【課題】繰り返し測定における測定結果の再現性および精度が高い匂い測定装置を実現する。
【解決手段】匂い測定装置(1)は、対象気体を保持可能な第1保持部(10)と、匂い物質に応じた測定結果を出力可能なセンサ素子(60)が配置されたセンサチャンバ(50)と、第1保持部(10)から対象気体を採取可能な採取機構(20)を備え、採取された所定体積の対象気体を保持可能な第2保持部(30)と、対象気体を保持している第2保持部(30)の内部へ、キャリアガスを送ることによって、第2保持部(30)の内部の対象気体をセンサチャンバ(50)の方へ押し出す気体供給機構(80)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
対象試料由来の匂い物質を含む対象気体を保持可能な第1保持部と、
前記対象気体に含まれる前記匂い物質に応じた測定結果を出力可能なセンサ素子が配置されたセンサチャンバと、
前記第1保持部から前記対象気体を採取可能な採取機構を備え、採取された所定体積の前記対象気体を保持可能な第2保持部と、
前記対象気体を保持している前記第2保持部の内部へ、前記対象気体とは異なるキャリアガスを送ることによって、前記第2保持部の内部の前記対象気体を前記センサチャンバの方へ押し出す気体供給機構と、
を備える、
匂い測定装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記採取機構は、前記第1保持部と前記第2保持部との間の第1流路と、前記第2保持部と前記センサチャンバとの間の第2流路と、前記第1流路に設けられた第1弁および前記第2流路に設けられた第2弁の開閉を制御する第1弁制御部と、前記第2保持部の内部の圧力を減圧する減圧部を制御する減圧制御部と、を備え、
前記第1弁制御部が前記第1弁および前記第2弁を閉状態としている期間に前記減圧制御部が前記減圧部を作動させ、
前記第2保持部の内部の圧力が所定の圧力まで減圧された後に、前記第1弁制御部が前記第1弁のみを閉状態から開状態に切り替える、
請求項1に記載の匂い測定装置。
【請求項3】
前記気体供給機構は、前記キャリアガスを格納したガス供給部と、前記ガス供給部と前記第2保持部との間の第3流路と、前記第3流路に設けられた第3弁の開閉を制御する第2弁制御部と、を備え、
前記第2弁制御部は、前記第1弁が閉状態であり、前記第2弁が開状態である場合に、前記第3弁を閉状態から開状態に切り替える、
請求項2に記載の匂い測定装置。
【請求項4】
前記第1保持部は、(1)前記対象気体を受け入れるための試料導入口と、(2)前記対象気体を前記第2保持部へ供給する対象気体供給口と、を備える、
請求項1に記載の匂い測定装置。
【請求項5】
前記試料導入口は、前記対象気体供給口としての機能を有する、
請求項4に記載の匂い測定装置。
【請求項6】
前記センサチャンバには、複数の前記センサ素子が配されている、
請求項1に記載の匂い測定装置。
【請求項7】
前記第1保持部および/または前記第2保持部の内部に保持された前記対象気体の温度および湿度の少なくとも一方を調節する調節部を備える、
請求項1に記載の匂い測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は匂い測定装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の情報処理技術の発達により、人間の五感のうち機械的な測定が十分に達成できていない嗅覚を何らかの方法で数値化することができれば、幅広い産業分野で利用可能であることが期待される。
【0003】
上記のような嗅覚の数値化には、例えば、有機ポリマーと導電性物質の混合物の電気抵抗が有機ガスに曝露されることで変化する性質に着目した、匂いセンサを用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表平11-503231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の匂い測定は、繰り返し測定における測定結果の再現性および精度の面で改善の余地があった。本発明は、繰り返し測定における測定結果の再現性および精度が高い匂い測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る匂い測定装置は、対象試料由来の匂い物質を含む対象気体を保持可能な第1保持部と、前記対象気体に含まれる前記匂い物質に応じた測定結果を出力可能なセンサ素子が配置されたセンサチャンバと、前記第1保持部から前記対象気体を採取可能な採取機構を備え、採取された所定体積の前記対象気体を保持可能な第2保持部と、前記対象気体を保持している前記第2保持部の内部へ、前記対象気体とは異なるキャリアガスを送ることによって、前記第2保持部の内部の前記対象気体を前記センサチャンバの方へ押し出す気体供給機構と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、繰り返し測定における測定結果の再現性および精度が高い匂い測定装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る匂い測定装置の要部構成の一例を示す概略図である。
匂い測定装置の構成の一例を示す図である。
匂い測定装置のセンサ素子の構成の一例を示す上面図である。
匂い測定装置のセンサチャンバおよび情報処理装置の構成の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。ただし、以下の説明は本発明に係る匂い測定装置1の一例であり、本発明の技術的範囲は下記の説明および図示例に限定されるものではない。
【0010】
<匂い測定装置の概要>
匂い測定装置1は、対象試料由来の匂い物質を含む対象気体の匂いを測定する装置である。図1は、本発明の一実施形態に係る匂い測定装置1の要部構成の一例を示す概略図である。
(【0011】以降は省略されています)
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