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公開番号2025061757
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025009738,2021102393
出願日2025-01-23,2021-06-21
発明の名称ベース部材付きワイヤーハーネス
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車両の座席に取付けられるワイヤーハーネスの製造及び配索が簡易となる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤーハーネス20は、車両の座席10に取付けられる。ワイヤーハーネス20は、複数の電線30と、前記複数の電線30の中間部を覆う保護部材40と、を備える。前記複数の電線30は、前記保護部材40の内部で3つ以上の分岐線32に分岐している。前記保護部材40は、前記複数の電線30の前記中間部を挟む第1シート部材50及び第2シート部材60を含む。前記保護部材40の外縁41には、前記3つ以上の分岐線32のそれぞれが前記保護部材40の外に延び出る延出口42が設けられる。前記保護部材40の前記外縁41における前記延出口42の隣に、前記第1シート部材50及び前記第2シート部材60が互いに固定された固定部が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の座席に取付けられるワイヤーハーネスであって、
複数の電線と、
前記複数の電線の中間部を覆う保護部材と、
を備え、
前記複数の電線は、前記保護部材の内部で3つ以上の分岐線に分岐しており、
前記保護部材は、前記複数の電線の前記中間部を挟む第1シート部材及び第2シート部材を含み、
前記保護部材の外縁には、前記3つ以上の分岐線のそれぞれが前記保護部材の外に延び出る延出口が設けられ、
前記保護部材の前記外縁における前記延出口の隣に、前記第1シート部材及び前記第2シート部材が互いに固定された固定部が設けられている、ワイヤーハーネス。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワイヤーハーネスであって、
前記固定部は、前記第1シート部材及び前記第2シート部材の一方が折返されて、他方の外面に重なるように固定された折返し固定部を有する、ワイヤーハーネス。
【請求項3】
請求項2に記載のワイヤーハーネスであって、
前記折返し固定部として、前記第1シート部材が折返されて前記第2シート部材の外面に重なる第1折返し固定部のみが設けられている、ワイヤーハーネス。
【請求項4】
請求項2に記載のワイヤーハーネスであって、
前記折返し固定部は、前記第1シート部材が折返されて前記第2シート部材の外面に重なる第1折返し固定部と、前記第2シート部材が折返されて前記第1シート部材の外面に重なる第2折返し固定部とを有する、ワイヤーハーネス。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
前記保護部材には、前記保護部材を前記座席のベース部材に固定するための貫通孔が形成されている、ワイヤーハーネス。
【請求項6】
請求項5に記載のワイヤーハーネスであって、
前記貫通孔は、前記第1シート部材及び前記第2シート部材が重なる位置に形成される、ワイヤーハーネス。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
前記延出口は、前記分岐線が前記保護部材に対して引出収容移動可能に設けられた第1延出口を有する、ワイヤーハーネス。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
前記延出口は、前記分岐線と前記保護部材とがテープ巻きされた第2延出口を有する、ワイヤーハーネス。
【請求項9】
請求項7に記載のワイヤーハーネスであって、
前記延出口は、前記分岐線と前記保護部材とがテープ巻きされた第2延出口を有し、
前記3つ以上の分岐線のうち前記保護部材から端末部までの長さ寸法が最も短い分岐線が前記第1延出口から延び出ており、
前記3つ以上の分岐線のうち前記保護部材から端末部までの長さ寸法が最も長い分岐線が前記第2延出口から延び出ている、ワイヤーハーネス。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスと、
前記座席に取付けられるベース部材と、
を備え、
前記保護部材が前記ベース部材に取付けられている、ベース部材付きワイヤーハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤーハーネス及びベース部材付きワイヤーハーネスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両の座席に取付けられるワイヤーハーネスを開示している。特許文献に記載のワイヤーハーネスにおいて、端末部間が粘着テープによって束ねられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-110424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のワイヤーハーネスでは、粘着テープの巻付け作業、外装部材及び固定部材の取付作業などに手間がかかる。また、複数の分岐線を長い区間にわたって1つ1つ配索していく必要があり、ワイヤーハーネスの配索にも手間がかかる。
【0005】
そこで、車両の座席に取付けられるワイヤーハーネスの製造及び配索が簡易となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤーハーネスは、車両の座席に取付けられるワイヤーハーネスであって、複数の電線と、前記複数の電線の中間部を覆う保護部材と、を備え、前記複数の電線は、前記保護部材の内部で3つ以上の分岐線に分岐しており、前記保護部材は、前記複数の電線の前記中間部を挟む第1シート部材及び第2シート部材を含み、前記保護部材の外縁には、前記3つ以上の分岐線のそれぞれが前記保護部材の外に延び出る延出口が設けられ、前記保護部材の前記外縁における前記延出口の隣に、前記第1シート部材及び前記第2シート部材が互いに固定された固定部が設けられている、ワイヤーハーネスである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両の座席に取付けられるワイヤーハーネスの製造及び配索が簡易となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるワイヤーハーネス及びこれが取付けられる座席を示す概略平面図である。
図2はワイヤーハーネス及びこれが取付けられるベース部材を示す平面図である。
図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。
図4はワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。
図5はワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。
図6はワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。
図7はワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。
図8はベース部材にワイヤーハーネスを取付ける様子を示す説明図である。
図9はベース部材付きワイヤーハーネスを示す斜視図である。
図10は保護部材の変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のワイヤーハーネスは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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