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公開番号2025061371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025005965,2023578181
出願日2025-01-16,2022-09-20
発明の名称再開手順に応答した体感品質測定
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04W 24/10 20090101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ストリーミングサービスを含む異なるサービスの体感品質(QoE)測定値収集を可能にする方法を提供する。
【解決手段】ユーザ機器(UE)は、第1の体感品質(QoE)構成の第1の構成パラメータおよび第2のQoE構成の第2の構成パラメータを含む第1の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、ついで、UEのRRC接続状態からRRC非アクティブ状態への遷移を指示するRRC解放メッセージを受信する。UEは、RRC解放メッセージを受信した接続状態にある。UEはさらに、第2の基地局から、UEのRRC非アクティブ状態からRRC接続状態への遷移を指示するRRC再開メッセージを受信する。UEは、RRC再開メッセージが受信したとき非アクティブ状態にあり、RRC再開メッセージを受信したことに応答して、第1のQoE構成を解放し、第2のQoE構成を再開する。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
体感品質(QoE)測定および報告の方法であって、
ユーザ機器(UE)により、第1のQoE構成の第1の構成パラメータおよび第2のQoE構成の第2の構成パラメータを含む第1の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記UEにより、前記UEのRRC接続状態からRRC非アクティブ状態への遷移を指示するRRC解放メッセージを受信するステップであって、前記RRC解放メッセージが受信されたときに前記UEが接続状態にある、ステップと、
前記UEにより、第2のBSから、前記UEの前記RRC非アクティブ状態から前記RRC接続状態への遷移を指示するRRC再開メッセージを受信するステップであって、前記RRC再開メッセージが受信されたときに前記UEが非アクティブ状態にある、ステップと、
前記RRC再開メッセージを受信したことに応答して、前記第1のQoE構成を解放し、前記第2のQoE構成を再開するステップと、を含む方法。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記第2の基地局(BS)が、前記第2の体感品質(QoE)構成をサポートする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2のBSが、前記第1のQoE構成をサポートしない、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の体感品質(QoE)構成を解放し、前記第2のQoE構成を再開するステップは、前記第2の基地局(BS)が前記第2のQoE構成をサポートし、前記第1のQoE構成をサポートしない場合に生じる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のQoE構成または前記第2のQoE構成の少なくとも一方のサポートに関する情報を、前記第2の基地局(BS)から受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記情報が複数のビットを含むビットマップを含み、前記複数のビットのうちの第1のビットが、前記第1の体感品質(QoE)構成と関連付けられ、前記複数のビットのうちの第2のビットが、前記第2のQoE構成と関連付けられる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のビットの値が、前記第1のQoE構成のサポートを示す情報を示す、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のビットの値が、前記第2のQoE構成のサポートを示す、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記情報が、前記第1の体感品質(QoE)構成の第1の識別子および前記第2のQoE構成の第2の識別子のうちの少なくとも一方を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項10】
前記情報が、無線リソース制御(RRC)再開メッセージに含まれる、請求項5に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、体感品質(QoE)測定および報告の方法に関する。
続きを表示(約 4,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に説明すると、コンピューティングデバイスおよび通信ネットワークを利用して情報を交換することができる。一般的な用途では、コンピューティングデバイスは、通信ネットワークを介して別のコンピューティングデバイスにデータを要求/送信することができる。より具体的には、コンピューティングデバイスは、無線通信ネットワークを利用して、情報を交換するか、または通信チャネルを確立することができる。
【0003】
無線通信ネットワークは、無線通信ネットワークにアクセスするための構成要素を含むかまたはそれにアクセスする多種多様なデバイスを含むことができる。そのようなデバイスは、無線通信ネットワークにアクセスすることができる他のデバイスとの対話を容易にするために、または無線通信ネットワークを介して、他の通信ネットワークを利用するデバイスとの対話を容易にするために、無線通信ネットワークを利用することができる。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施形態の1つは、体感品質(QoE)測定および報告の方法である。本方法は、ユーザ機器(UE)により、第1のQoE構成の第1の構成パラメータおよび第2のQoE構成の第2の構成パラメータを含む第1の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、UEにより、UEのRRC接続状態からRRC非アクティブ状態への遷移を指示するRRC解放メッセージを受信するステップであって、RRC解放メッセージが受信されたときにUEが接続状態にある、ステップと、
UEにより、第2のBSから、UEのRRC非アクティブ状態からRRC接続状態への遷移を指示するRRC再開メッセージを受信するステップであって、RRC再開メッセージが受信されたときにUEが非アクティブ状態にある、ステップと、RRC再開メッセージを受信したことに応答して、第1のQoE構成を解放し、第2のQoE構成を再開するステップと、を含む。
【0005】
本発明の実施形態の1つは、体感品質(QoE)測定および報告の方法である。本方法は、ユーザ機器(UE)により、QoE構成の構成パラメータを含む第1の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、UEのRRC接続状態からRRC非アクティブ状態への遷移を指示するRRC解放メッセージを受信するステップと、UEにより、UEのRRC非アクティブ状態からRRC接続状態への遷移を指示するRRC再開メッセージを受信するステップと、構成パラメータのうちの少なくとも1つの第1の構成パラメータが更新されたことを示すRRC再開メッセージに応答して、QoE構成に関連付けられたQoE測定報告を破棄または維持することを決定するステップと、を含む。
【0006】
本発明の実施形態の1つは、体感品質(QoE)測定および報告の方法である。本方法は、ネットワークにより、第1のQoE構成の第1の構成パラメータおよび第2のQoE構成の第2の構成パラメータを含む第1の無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するステップと、ネットワークにより、ユーザ機器(UE)のRRC接続状態からRRC非アクティブ状態への遷移を指示するRRC解放メッセージを送信するステップであって、RRC解放メッセージが受信されたときにUEが接続状態にある、ステップと、ネットワークにより、第2のBSから、UEのRRC非アクティブ状態からRRC接続状態への遷移を指示するRRC再開メッセージを送信するステップであって、RRC再開メッセージが受信されたときにUEが非アクティブ状態にある、ステップと、を含み、RRC再開
メッセージを受信したことに応答して、第1のQoE構成が解放され、第2のQoE構成が再開される。
【0007】
本発明の実施形態の1つは、体感品質(QoE)測定および報告の方法である。本方法は、ネットワークにより、QoE構成の構成パラメータを含む第1の無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するステップと、ユーザ機器(UE)のRRC接続状態からRRC非アクティブ状態への遷移を指示するRRC解放メッセージを受信するステップと、ネットワークにより、UEのRRC非アクティブ状態からRRC接続状態への遷移を指示するRRC再開メッセージを送信するステップであって、UEが、構成パラメータのうちの少なくとも1つの第1の構成パラメータが更新されたことを指示するRRC再開メッセージに応答して、QoE構成に関連付けられたQoE測定報告を破棄または維持することを決定する、ステップと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による移動通信システムの例を示す図である。
図2A及び図2Bは、本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルスタックの例を示す。
図3A、図3B及び図3Cは、本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、ダウンリンク、アップリンクおよびサイドリンクにおける論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の例示的なマッピングを示す。
図4A、図4B及び図4Cは、本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、ダウンリンク、アップリンクおよびサイドリンクにおけるトランスポートチャネルと物理チャネルとの間の例示的なマッピングを示す図である。
図5A、図5B、図5C及び図5Dは、本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、NRサイドリンク通信のための無線プロトコルスタックの例を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、ダウンリンク、アップリンクおよびサイドリンクにおける例示的な物理信号を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、無線リソース制御(RRC)状態および異なるRRC状態間の遷移の例を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、例示的なフレーム構造および物理リソースを示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、異なるキャリア・アグリゲーション・シナリオにおけるコンポーネントキャリア構成の例を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、例示的な帯域幅部分の構成および切り替えを示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、例示的な4ステップ競合ベースおよび競合なしのランダム・アクセス・プロセスを示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、例示的な2ステップ競合ベースおよび競合なしのランダム・アクセス・プロセスを示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、同期信号および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)の例示的な時間および周波数構造を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による例示的なSSBバースト伝送を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、送信および/または受信のためのユーザ機器および基地局の例示的な構成要素を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、動作が成功した例示的なRRC接続解放を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、動作が成功した例示的なRRC接続再開を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、動作が成功したRRC接続確立への例示的なRRC接続再開フォールバックを示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、動作が成功した例示的なRRC接続再開とそれに続くネットワーク解放とを示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、動作が成功した例示的なRRC接続再開とそれに続くネットワーク中断とを示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による、ネットワーク拒否を伴う例示的なRRC接続再開を示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による例示的なプロセスを示す図である。
本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による例示的なプロセスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本開示の様々な典型的な実施形態のうちのいくつかのいくつかの態様による移動通信システム100の一例を示す。移動通信システム100は、モバイル・ネットワーク・オペレータ(MNO)、プライベート・ネットワーク・オペレータ、マルチ・システム・オペレータ(MSO)、モノのインターネット(IOT)ネットワーク・オペレータなどの無線通信システム・オペレータにより動作されてもよく、音声、データ(例えば、無線インターネットアクセス)、メッセージング、車両対すべてのモノ(V2X)通信サービスなどの車両通信サービス、安全サービス、ミッションクリティカルサービス、IoT、産業IOT(IIOT)などの住宅、商業、または産業環境におけるサービスなどのサービスを提供してもよい。
【0010】
移動通信システム100は、レイテンシ、信頼性、スループットなどに関して異なる要件を有する様々なタイプのアプリケーションを可能にすることができる。サポートされるアプリケーションの例には、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、超高信頼低遅延通信(URLLC)、および大規模マシンタイプ通信(mMTC)が含まれる。eMBBは、高いピーク・データ・レートと、セル・エッジ・ユーザのための中程度のレートとの安定した接続をサポートすることができる。URLLCは、レイテンシおよび信頼性に関して厳しい要件、ならびにデータレートに関して中程度の要件を有するアプリケーションをサポートすることができる。例示的なmMTCアプリケーションは、散発的にのみアクティブであり、小さなデータペイロードを送信する多数のIoTデバイスのネットワークを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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