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公開番号
2025060461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024167288
出願日
2024-09-26
発明の名称
電波制御構造、電波制御体および窓材
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
H01Q
15/14 20060101AFI20250403BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】1つの電波制御体で、複数の周波数帯域の電波を制御することができる電波制御体を提供する。
【解決手段】電波制御構造10は、導体により構成された分割リング共振部4と、分割リング共振部4を囲みかつ当該分割リング共振部4から離れており、導体により構成された複数の囲み部5と、を含む導体パターン3を有し、導体パターン3が複数配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
導体により構成された分割リング共振部と、
前記分割リング共振部を囲みかつ当該分割リング共振部から離れており、導体により構成された囲み部と、を含む導体パターンを有し、
前記導体パターンが複数配置されている、
電波制御構造。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
各々の前記囲み部の導体部分の最小幅は、各々の前記分割リング共振部の導体部分の最小幅よりも小さい、
請求項1に記載の電波制御構造。
【請求項3】
前記囲み部の最大辺L
max
と、
隣り合う前記囲み部間の最小距離L
min
と、は、
前記電波制御構造に入射する電波の周波数が3.5GHzである場合、下記式(1)を満たし、
前記電波の周波数が3.7GHzである場合、下記式(2)を満たし、
前記電波の周波数が4.5GHzおよび4.7GHzである場合、下記式(3)を満たす、請求項1に記載の電波制御構造。
式(1):L
min
/L
max
≧0.4
式(2):L
min
/L
max
≧0.9
式(3):L
min
/L
max
≧4.0
【請求項4】
各々の前記囲み部は、周方向において分割されることなく連続している、
請求項1に記載の電波制御構造。
【請求項5】
各々の前記分割リング共振部は、当該分割リング共振部の重心を中心とした回転対称に形成されている、
請求項1に記載の電波制御構造。
【請求項6】
前記分割リング共振部は、ギャップを介して分割された分割部を有しており、
前記分割部は、
前記ギャップに沿って延びる第1部分と、
前記第1部分に対し、前記ギャップを介して平行に延びる第2部分と、
を有する、
請求項1に記載の電波制御構造。
【請求項7】
前記第1部分は、前記第1部分の長手方向に同幅であり、
前記第2部分は、前記第2部分の長手方向に同幅である、
請求項6に記載の電波制御構造。
【請求項8】
前記第1部分は、前記分割リング共振部における第1基部から、前記第1基部に交差する方向に突き出しており、
前記第2部分は、前記分割リング共振部における第2基部から、前記第2基部に交差する方向に突き出している、
請求項7に記載の電波制御構造。
【請求項9】
基材を有し、
請求項1~8のいずれかに記載の電波制御構造が、前記基材上に設けられる、電波制御体。
【請求項10】
少なくとも2枚以上の透明板が気体層を介して配置され、
請求項1~8のいずれかに記載の電波制御構造が、前記透明板のいずれかにおける前記気体層の側の表面上に設けられる、窓材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電波制御構造、電波制御体および窓材に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、ビルが密集する土地において見通しのよい場所では、複数の周波数帯域の電波(例えば、キャリア波)が様々な方向から伝播している。複数の周波数帯域の電波が衝突すると、電波同士が干渉をして、例えば、携帯電話であれば、発信又は着信ができなかったり、通話が不安定になったりすることがある。そのため、電波制御体によって、特定の周波数の電波を遮断したり、透過させたりすることで、通信機器を使用する室内の電波環境を整えることが求められている。
【0003】
特許文献1には、電波制御体の一態様(特許文献1では、アンテナ装置)が開示されている。特許文献1のアンテナ装置では、複数の周波数選択板を重ねることで、複数の周波数帯域の電波を、送受信することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-86952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、厚さ方向に複数の周波数選択板を重ねる必要があり、設置場所に制約がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、1つの電波制御体で、複数の周波数帯域の電波を制御することができる電波制御体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0008】
項1.導体により構成された分割リング共振部と、
前記分割リング共振部を囲みかつ当該分割リング共振部から離れており、導体により構成された囲み部と、を含む導体パターンを有し、
前記導体パターンが複数配置されている、電波制御体。
【0009】
項2.各々の前記囲み部の導体部分の最小幅は、各々の前記分割リング共振部の導体部分の最小幅よりも小さい、項1に記載の電波制御体。
【0010】
項3.前記囲み部の最大辺L
max
と、
隣り合う前記囲み部間の最小距離L
min
と、は、
前記電波制御構造に入射する電波の周波数が3.5GHzである場合、下記式(1)を満たし、
前記電波の周波数が3.7GHzである場合、下記式(2)を満たし、
前記電波の周波数が4.5GHzおよび4.7GHzである場合、下記式(3)を満たす、項1または項2に記載の電波制御構造。
式(1):L
min
/L
max
≧0.4
式(2):L
min
/L
max
≧0.9
式(3):L
min
/L
max
≧4.0
(【0011】以降は省略されています)
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