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公開番号
2025060423
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024141979
出願日
2024-08-23
発明の名称
建材用防湿フィルム、及び、化粧板
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
B32B
9/00 20060101AFI20250403BHJP(積層体)
要約
【課題】化粧板の裏面に防湿性能を付与しつつ、隠蔽性にも優れる建材用防湿フィルムを提供する。また、化粧板の裏面に単色の化粧シートを積層せずに隠蔽性を付与することができるため、工程数を削減できる。
【解決手段】樹脂基材と、無機層と、バリアコート層とを少なくともこの順に備え、上記バリアコート層は、ポリビニルアルコール系樹脂と顔料とを含む建材用防湿フィルム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂基材と、無機層と、バリアコート層とを少なくともこの順に備え、
前記バリアコート層は、ポリビニルアルコール系樹脂と顔料とを含む
建材用防湿フィルム。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記バリアコート層は、前記バリアコート層の全質量に対して、前記顔料を15質量%以上65質量%以下含有する請求項1に記載の建材用防湿フィルム。
【請求項3】
前記バリアコート層の厚みが、0.1μm以上3.0μm以下である請求項1又は2に記載の建材用防湿フィルム。
【請求項4】
前記樹脂基材は、厚みが10μm以上100μm以下である請求項1又は2に記載の建材用防湿フィルム。
【請求項5】
前記樹脂基材は、バイオマス由来成分を含む請求項1又は2に記載の建材用防湿フィルム。
【請求項6】
前記樹脂基材は、バイオマス由来のエチレングリコールを前記樹脂基材の全質量に対して5質量%以上45質量%以下含有する請求項5に記載の建材用防湿フィルム。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の建材用防湿フィルムのバリアコート層を備える側に、木質系基材と、化粧シートとを少なくともこの順に備える化粧板。
【請求項8】
前記建材用防湿フィルムと、前記木質系基材とが、接着剤層を介して積層されており、前記接着剤層が、顔料を含む請求項7に記載の化粧板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建材用防湿フィルム、及び、化粧板に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、木材合板、中密度繊維板(MDF)、ハードボード、パーティクルボード等の木質系基材の表面に化粧シートを積層した化粧板が、ドア、引き戸、間仕切り、床材等の表面材として用いられている。
【0003】
木質系基材は、その含水率が外気条件下における木質系基材の平衡含水率より小さい場合には、化粧板の化粧シートを積層していない面から吸湿や吸水し、この面を膨張させる。一方、木質系基材の含水率が、外気条件下における木質系基材の平衡含水率より大きい場合には、放湿や放水して収縮させるのに対し、化粧シートを積層した面は吸放湿、吸放水が殆どないために、化粧板の化粧シートを積層した面と木質系基材が表出した面との膨張率または収縮率が異なり、化粧板に反りが発生するといった問題がある。
【0004】
このような木質系基材の反りを防止するために、例えば、木質系基材の化粧シートを積層した面と反対側の面に、防湿フィルムを積層する方法が知られている。
【0005】
例えば、特許文献1には、木質系基材の一方の面に接着剤層を介して建材用防湿フィルムが積層され、木質系基材の他方の面に化粧シートが積層された化粧板が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-177685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
近年の化粧板は、木質系基材の化粧シートが積層された側と反対側の面(化粧板の裏面ともいう)に単色の化粧シートが積層されることがある。
しかしながら、化粧板の裏面に単色の化粧シートを積層する場合には、工程数が増えてコストが増大してしまうため、上記単色の化粧シートが積層されないこともあった。
【0008】
化粧板の裏面に単色の化粧シートを積層されない場合には、木質系基材がそのまま見えてしまい、意匠性が劣るといった問題があった。
【0009】
特許文献1に記載の化粧板では、化粧板の裏面の意匠性については十分に検討されておらず、更なる改善の余地があった。
【0010】
そこで本開示は、化粧板の裏面に防湿性能を付与しつつ、隠蔽性にも優れる建材用防湿フィルムを提供する。
また、化粧板の裏面に単色の化粧シートを積層せずに隠蔽性を付与することができるため、工程数を削減できる。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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