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公開番号
2025059639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169859
出願日
2023-09-29
発明の名称
電力供給システム、及び電力供給管理装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
H02J
9/06 20060101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電力系統の停電時に、非常用電源から複数の負荷設備への電力供給の配分を適切に行うことができる電力供給システムを提供する。
【解決手段】電力供給システム1は、非常用電源10と、非常用電源10から複数の負荷設備42,43への電力の供給と遮断を個別に切り替える電力供給切替部22,23と、複数の負荷設備42,43の登録情報に基づいて、電力系統2の停電が生じた際の複数の負荷設備42,43の作動スケジュールを作成する作動スケジュール作成部51と、電力系統2の停電が認識されているときに、作動スケジュールに従って、非常用電源10から電力を供給する負荷設備42,43を電力供給切替部22,23により切り替える電力供給制御部17と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
非常用電源と、
電力系統と前記非常用電源とに接続され、前記電力系統から複数の負荷設備への電力の供給と遮断とを切り替えると共に、前記非常用電源から複数の前記負荷設備への電力の供給と遮断とを前記負荷設備ごとに個別に切り替える電力供給切替部と、
複数の前記負荷設備の登録情報に基づいて、前記電力系統の停電が生じた際の複数の前記負荷設備の作動スケジュールを作成する作動スケジュール作成部と、
前記電力系統の停電を認識する停電認識部と、
前記停電認識部により前記電力系統の停電が認識されているときに、前記作動スケジュールに従って、前記非常用電源から電力を供給する前記負荷設備を前記電力供給切替部により切り替える電力供給制御部と、
を備える電力供給システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記登録情報には、前記電力系統の停電時に作動を確保する必要がある作動確保対象設備であるか否かの情報と、前記作動確保対象設備である場合に作動に必要な電力の情報が含まれ、
前記作動スケジュール作成部は、前記登録情報に基づいて、前記作動確保対象設備である前記負荷設備の作動に必要な電力を除外した前記非常用電源の余剰電力を認識し、前記余剰電力に応じて、前記作動確保対象設備以外の前記負荷設備についての前記作動スケジュールを作成する
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項3】
前記作動スケジュール作成部は、前記非常用電源から供給される電力が所定の上限電力を超えないように、同時に作動させる前記負荷設備の数を制限して、前記作動スケジュールを作成する
請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項4】
前記非常用電源は、記録媒体を有し、前記作動スケジュール作成部により作成された前記作動スケジュールを取得して前記記録媒体に記憶し、
前記電力供給制御部は、前記停電認識部により前記電力系統の停電が認識されているときに、前記記録媒体に記録された前記作動スケジュールに従って、前記電力供給切替部により前記非常用電源から電力を供給する前記負荷設備を切り替える
請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項5】
前記非常用電源を複数有し、
前記電力供給切替部は、複数の前記非常用電源から複数の前記負荷設備への電力の供給と遮断とを、前記非常用電源と前記負荷設備ごとに個別に切り替え、
前記作動スケジュール作成部は、複数の前記非常用電源から同じタイミングで同一の前記負荷設備に対して電力が供給される状態とならないように、前記作動スケジュールを作成する
請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項6】
前記作動スケジュール作成部は、
前記負荷設備の利用者により使用される利用者端末との間で通信を行うサーバーに備えられ、
前記利用者端末から送信される前記負荷設備の作動要求情報に基づいて、前記作動スケジュールを変更する
請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項7】
前記作動スケジュール作成部は、前記利用者端末に、前記利用者による作動の要求が可能な前記負荷設備である要求対象負荷設備と、前記作動スケジュールにおける前記要求対象負荷設備の作動タイミングとを示す作動スケジュール案内情報を送信する
請求項6に記載の電力供給システム。
【請求項8】
前記作動スケジュール作成部は、
前記停電認識部により前記電力系統の停電が認識されたときに、過去に発生した前記電力系統の停電の事象と、前記事象において適用された前記作動スケジュールである適用作動スケジュールとを対応付けた停電事象実績データを参照して、前記認識された停電の事象と同様の事象に対応付けられた前記適用作動スケジュールを抽出し、抽出した前記適用作動スケジュールに基づいて、前記作動スケジュールを作成する
請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項9】
電力系統と非常用電源とに接続され、前記電力系統から複数の負荷設備への電力の供給と遮断とを切り替えると共に、前記非常用電源から複数の前記負荷設備への電力の供給と遮断とを前記負荷設備ごとに個別に切り替える電力供給切替部の作動を制御する、電力供給管理装置であって、
前記電力系統の停電を認識する停電認識部と、
複数の前記負荷設備の登録情報に基づいて、前記電力系統の停電が生じた際の複数の前記負荷設備の作動スケジュールを作成する作動スケジュール作成部と、
前記停電認識部により前記電力系統の停電が認識されているときに、前記作動スケジュールに従って、前記非常用電源から電力を供給する前記負荷設備を前記電力供給切替部により切り替える電力供給制御部と、
を備える電力供給管理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力供給システム、及び電力供給管理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、集合住宅を対象として、電力系統の停電時に蓄電池から負荷設備への電力供給を行う電力供給設備が知られている。例えば、特許文献1は、電力系統の停電時に、蓄電池OCが低下傾向にある場合は、予め設定されている稼働と運用の優先度が低い負荷設備から順に電力の供給を遮断する電力供給装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-37354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された電力供給装置は、電力系統の停電時に、予め設定された優先度に従って、負荷設備への電力の供給を遮断する。しかしながら、予め設定された優先度に従って負荷設備への電力供給を遮断した場合には、負荷設備が設置された集合住宅、病院、学校、会社等の施設において、利用者が希望する負荷設備の使用ができなくなるおそれがある。
本願はかかる背景に鑑みてなされたものであり、電力系統の停電時に、非常用電源から複数の負荷設備への電力供給の配分を適切に行うことができる電力供給システム及び電力供給管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための第1態様として、非常用電源と、電力系統と前記非常用電源とに接続され、前記電力系統から複数の負荷設備への電力の供給と遮断とを切り替えると共に、前記非常用電源から複数の前記負荷設備への電力の供給と遮断とを前記負荷設備ごとに個別に切り替える電力供給切替部と、複数の前記負荷設備の登録情報に基づいて、前記電力系統の停電が生じた際の複数の前記負荷設備の作動スケジュールを作成する作動スケジュール作成部と、前記電力系統の停電を認識する停電認識部と、前記停電認識部により前記電力系統の停電が認識されているときに、前記作動スケジュールに従って、前記非常用電源から電力を供給する前記負荷設備を前記電力供給切替部により切り替える電力供給制御部と、を備える電力供給システムが挙げられる。
【0006】
上記電力供給システムにおいて、前記登録情報には、前記電力系統の停電時に作動を確保する必要がある作動確保対象設備であるか否かの情報と、前記作動確保対象設備である場合に作動に必要な電力の情報が含まれ、前記作動スケジュール作成部は、前記登録情報に基づいて、前記作動確保対象設備である前記負荷設備の作動に必要な電力を除外した前記非常用電源の余剰電力を認識し、前記余剰電力に応じて、前記作動確保対象設備以外の前記負荷設備についての前記作動スケジュールを作成する構成としてもよい。
【0007】
上記電力供給システムにおいて、前記作動スケジュール作成部は、前記非常用電源から供給される電力が所定の上限電力を超えないように、同時に作動させる前記負荷設備の数を制限して、前記作動スケジュールを作成する構成としてもよい。
【0008】
上記電力供給システムにおいて、前記非常用電源は、記録媒体を有し、前記作動スケジュール作成部により作成された前記作動スケジュールを取得して前記記録媒体に記憶し、前記電力供給制御部は、前記停電認識部により前記電力系統の停電が認識されているときに、前記記録媒体に記録された前記作動スケジュールに従って、前記電力供給切替部により前記非常用電源から電力を供給する前記負荷設備を切り替える構成としてもよい。
【0009】
上記電力供給システムにおいて、前記非常用電源を複数有し、前記電力供給切替部は、複数の前記非常用電源から複数の前記負荷設備への電力の供給と遮断とを、前記非常用電源と前記負荷設備ごとに個別に切り替え、前記作動スケジュール作成部は、複数の前記非常用電源から同じタイミングで同一の前記負荷設備に対して電力が供給される状態とならないように、前記作動スケジュールを作成する構成としてもよい。
【0010】
上記電力供給システムにおいて、前記作動スケジュール作成部は、前記負荷設備の利用者により使用される利用者端末との間で通信を行うサーバーに備えられ、前記利用者端末から送信される前記負荷設備の作動要求情報に基づいて、前記作動スケジュールを変更する構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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