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公開番号
2025059507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169633
出願日
2023-09-29
発明の名称
物品仕分け設備
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B65G
1/137 20060101AFI20250403BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】搬送車を備えた物品仕分け設備において搬送車に対する物品の供給効率を高める。
【解決手段】フロアF1には、搬送車Vへの物品Gの引渡作業が行われる引渡エリア1が設定されている。引渡エリア1は、Y方向に沿って延在する引渡通路R1と、引渡通路R1上の搬送車Vに対する引渡作業が行われる第1引渡部11及び第2引渡部12と、を備えている。引渡通路R1上における異なる位置に、第1引渡部11での引渡作業によって物品Gの供給を受ける搬送車Vが停止するための第1停止位置と、第2引渡部12での引渡作業によって物品Gの供給を受ける搬送車Vが停止するための第2停止位置と、が設定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の搬送車のそれぞれがフロアを走行して物品を搬送することにより前記物品の仕分けを行う物品仕分け設備であって、
前記フロアには、前記搬送車への前記物品の引渡作業が行われる引渡エリアと、前記搬送車が搬送してきた前記物品の受け入れが行われる受入エリアと、前記引渡エリアと前記受入エリアとを接続する接続エリアと、が設定され、
前記フロアに沿う方向のうちの特定の方向をY方向とし、前記フロアに沿う方向のうちの前記Y方向に直交する方向をX方向とし、前記X方向の一方側をX方向第1側とし、前記X方向の他方側をX方向第2側として、
前記引渡エリアは、前記Y方向に沿って延在する引渡通路と、前記引渡通路に対して前記X方向第1側に配置されると共に、前記引渡通路上の前記搬送車に対する前記引渡作業が行われる第1引渡部と、前記引渡通路に対して前記X方向第2側に配置されると共に、前記引渡通路上の前記搬送車に対する前記引渡作業が行われる第2引渡部と、を備え、
前記引渡通路上における異なる位置に、前記第1引渡部での前記引渡作業によって前記物品の供給を受ける前記搬送車が停止するための第1停止位置と、前記第2引渡部での前記引渡作業によって前記物品の供給を受ける前記搬送車が停止するための第2停止位置と、が設定されている、物品仕分け設備。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記フロアを第1フロアとして、
前記第1フロアとは上下方向の異なる位置に配置された第2フロアを更に備え、
前記Y方向の一方側をY方向第1側とし、前記Y方向の他方側をY方向第2側として、
前記引渡エリアは、前記接続エリアに対して前記Y方向第1側に配置され、
前記受入エリアは、前記接続エリアに対して前記Y方向第2側に配置され、
前記引渡通路は、第1引渡通路と、前記第1引渡通路に対して前記X方向第2側に隣接して配置された第2引渡通路と、備え、
前記第1引渡通路及び前記第2引渡通路に対して前記Y方向第1側に、前記第1フロアと前記第2フロアとの間で前記搬送車を昇降させるリフタが配置され、
前記第1引渡通路と前記第2引渡通路とのそれぞれは、1本の共通経路を介して前記リフタに接続されている、請求項1に記載の物品仕分け設備。
【請求項3】
前記第1引渡通路は、前記共通経路に連続しており、
前記第2引渡通路は、前記共通経路から前記X方向第2側に分岐しており、
前記リフタから前記第1フロアに降車した前記搬送車は、前記第2引渡通路を優先して走行する、請求項2に記載の物品仕分け設備。
【請求項4】
前記引渡エリアには、前記物品を収容可能な容器が配置され、
前記搬送車は、前記引渡エリアにて受け取った前記物品又は前記物品が収容された前記容器を前記受入エリアに搬送し、
前記受入エリアでは、前記物品の仕分け作業が行われ、
前記仕分け作業には、前記搬送車によって搬送された前記容器から前記物品を取り出す取出作業が含まれ、
前記取出作業によって発生した空の前記容器を回収する空容器回収装置が設けられ、
前記空容器回収装置によって空の前記容器が搬送される経路である回収経路が、前記第1引渡部と前記第2引渡部とのそれぞれに隣接する位置まで延在している、請求項1に記載の物品仕分け設備。
【請求項5】
前記第1引渡通路と前記第2引渡通路との前記X方向の間に、前記引渡エリアにて前記物品の供給を受けない前記搬送車が通過するための通過経路が配置されている、請求項2から4のいずれか一項に記載の物品仕分け設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の搬送車のそれぞれがフロアを走行して物品を搬送することにより前記物品の仕分けを行う物品仕分け設備に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
物流倉庫等の物品仕分け設備では、物品の供給、搬送、仕分けなどの複数の工程が行われ、これらの工程間において複数の搬送装置が用いられる。このような設備の一例が、特開平04-350019号公報(特許文献1)に開示されている。以下、背景技術の説明において括弧内に示された符号は、特許文献1のものである。
【0003】
特許文献1に開示された設備では、スタッカークレーン(4)によって出庫ステーション(9)に搬送された物品(W)が、作業者(M)のいるエリアに供給される。作業者(M)は、供給された物品(W)を、指示書等に従ってコンベヤ(11)に引き渡す作業を行う。当該物品(W)はコンベヤ(11)によって次の工程が行われる場所へ搬送される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平04-350019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に開示された設備では、スタッカークレーン(4)及び出庫ステーション(9)から供給された物品(W)は、コンベヤ(11)に引き渡されて搬送されるが、コンベヤ(11)に代えて、独立して走行する無人の搬送車を用いることが考えられる。これによると、各搬送車が独自のタイミングやルートで物品を搬送することができ、設備全体として搬送の自由度が増す。しかしながら、搬送装置として、コンベヤに代えて複数台の搬送車を用いる場合には、それら複数台の搬送車が断続的に物品を搬送することに起因して、搬送装置への物品の供給効率が低下し得る。
【0006】
上記実状に鑑みて、搬送車を備えた物品仕分け設備において搬送車に対する物品の供給効率を高めることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
複数の搬送車のそれぞれがフロアを走行して物品を搬送することにより前記物品の仕分けを行う物品仕分け設備であって、
前記フロアには、前記搬送車への前記物品の引渡作業が行われる引渡エリアと、前記搬送車が搬送してきた前記物品の受け入れが行われる受入エリアと、前記引渡エリアと前記受入エリアとを接続する接続エリアと、が設定され、
前記フロアに沿う方向のうちの特定の方向をY方向とし、前記フロアに沿う方向のうちの前記Y方向に直交する方向をX方向とし、前記X方向の一方側をX方向第1側とし、前記X方向の他方側をX方向第2側として、
前記引渡エリアは、前記Y方向に沿って延在する引渡通路と、前記引渡通路に対して前記X方向第1側に配置されると共に、前記引渡通路上の前記搬送車に対する前記引渡作業が行われる第1引渡部と、前記引渡通路に対して前記X方向第2側に配置されると共に、前記引渡通路上の前記搬送車に対する前記引渡作業が行われる第2引渡部と、を備え、
前記引渡通路上における異なる位置に、前記第1引渡部での前記引渡作業によって前記物品の供給を受ける前記搬送車が停止するための第1停止位置と、前記第2引渡部での前記引渡作業によって前記物品の供給を受ける前記搬送車が停止するための第2停止位置と、が設定されている。
【0008】
本構成によれば、引渡通路上の搬送車に対する引渡作業が行われる第1引渡部と第2引渡部とが、引渡通路を挟むようにX方向の両側に配置されている。従って、本構成によれば、引渡エリア全体として、搬送車に対する物品の供給量を少なくとも倍にすることができる。そして、引渡通路には、第1引渡部での引渡作業によって物品の供給を受ける搬送車が停止するための第1停止位置と、第2引渡部での引渡作業によって物品の供給を受ける搬送車が停止するための第2停止位置と、が異なる位置に設定されている。そのため、第1引渡部から物品の供給を受ける搬送車と、第2引渡部から物品の供給を受ける他の搬送車とが、引渡通路上で干渉することを回避できる。以上のように、本構成によれば、搬送車同士の干渉を回避しつつ、設備全体として搬送車に対する物品の供給効率を高めることできる。
【0009】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
物品仕分け設備の第1フロア及び第2フロアを示す平面図
引渡エリアの要部を示す平面図
引渡エリアで行われる引渡作業の説明図
図1におけるIV-IV断面図
搬送車が各フロアを循環する様子を示す説明図
搬送車による引渡通路の優先走行を説明する図
搬送車による引渡通路の優先走行を説明する図
搬送車による引渡通路の優先走行を説明する図
搬送車による引渡通路の優先走行を説明する図
その他の実施形態に係る引渡エリアの構成を示す図
その他の実施形態に係る引渡エリアの構成を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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