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公開番号
2025058583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168597
出願日
2023-09-28
発明の名称
移行栓キャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
47/12 20060101AFI20250402BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 移行栓体を有するキャップ本体と、キャップ本体に螺合されるねじキャップとを備える移行栓キャップにおいて、ねじキャップをいずれの方向に回動しても移行栓体を開封できる移行栓キャップを提供すること。
【解決手段】 容器本体Aの口部1に装着されるキャップ本体Bと、キャップ本体Bに螺合されるねじキャップCとを備え、キャップ本体Bは、装着部4と、ねじ壁部8と、注出筒10と、注出筒10の内周側に薄肉弱化部11を介して連設される移行栓体12と、ねじ壁部8の外周に螺設される第1ねじ部26とを備え、ねじキャップCは、頂壁40と、注出筒10を密封するとともに、移行栓体12と係合可能な密封筒部43と、頂壁40から垂下されるねじ筒部44と、ねじ筒部44の内周に螺設され、第1ねじ部26と螺合する第2ねじ部55とを備え、ねじ筒部44は、外周面に沿って、軸方向に延びる複数の縦リブ56を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体の口部に装着され、移行栓体を有するキャップ本体と、キャップ本体に螺合して着脱自在に装着されるねじキャップとを備え、
キャップ本体は、容器本体の口部に装着する装着部と、装着部から立設されるねじ壁部と、ねじ壁部の内方から立設される注出筒と、注出筒の内周側に薄肉弱化部を介して連設される移行栓体と、ねじ壁部の外周に螺設される第1ねじ部とを備え、
ねじキャップは、頂壁と、頂壁から垂下され、注出筒を密封するとともに、移行栓体と係合可能な密封筒部と、頂壁から垂下されるねじ筒部と、ねじ筒部の内周に螺設され、第1ねじ部と螺合する第2ねじ部とを備え、
ねじ筒部は、外周面に沿って、軸方向に延びる複数の縦リブを備え、
ねじキャップは、キャップ本体に打栓により装着し、開封時に、ねじキャップを開蓋または閉蓋方向のいずれの方向に回動しても薄肉弱化部が破断して、移行栓体をキャップ本体からねじキャップに移行することを特徴とする移行栓キャップ。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
縦リブは、ねじ筒部の第2ねじ部の始点および終点を避けて形成されることを特徴とする請求項1に記載の移行栓キャップ。
【請求項3】
第1ねじ部と第2ねじ部は、ねじ山のかかりを従来より小さくし、
ねじキャップは、開封時に、閉蓋方向に回動すると、ねじ筒部の第2ねじ部のねじ山がねじ壁部の第1ねじ部のねじ山に乗り上げることを特徴とする請求項1または2に記載の移行栓キャップ。
【請求項4】
ねじ筒部は、下端面が縦リブの下端面と面一に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の移行栓キャップ。
【請求項5】
ねじ筒部は、下端面が縦リブの下端面と面一に形成されることを特徴とする請求項3に記載の移行栓キャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移行栓体を有するキャップ本体を備える移行栓キャップに関し、とくに、ねじキャップを開蓋または閉蓋方向のいずれの方向に回動しても開封できる移行栓キャップに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ドレッシングなどの内容物を収納する食品容器として、開封するまで移行栓体を有するキャップ本体により容器本体内を密封状態にし、キャップ本体に螺合して装着されるねじキャップを開蓋方向に回動することによって、キャップ本体から移行栓体を除去し、移行栓体をねじキャップの係着部に保持して開封することができる移行栓キャップが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-11921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の移行栓キャップは、ねじキャップを開蓋方向に回動するだけで、薄肉弱化部にかかる応力が増大せず、低減された開封トルクで開封することができるが、従来、開封時に一度、ねじキャップを閉蓋方向に回動して開封する移行栓キャップがあったため、開封時に従来通り、ねじキャップを閉蓋方向に回動しても開封可能な形態の移行栓キャップが求められていた。
【0005】
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、移行栓体を有するキャップ本体と、キャップ本体に螺合されるねじキャップとを備える移行栓キャップにおいて、ねじキャップをいずれの方向に回動しても移行栓体を開封できる移行栓キャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するため、移行栓キャップとして、容器本体の口部に装着され、移行栓体を有するキャップ本体と、キャップ本体に螺合して着脱自在に装着されるねじキャップとを備え、キャップ本体は、容器本体の口部に装着する装着部と、装着部から立設されるねじ壁部と、ねじ壁部の内方から立設される注出筒と、注出筒の内周側に薄肉弱化部を介して連設される移行栓体と、ねじ壁部の外周に螺設される第1ねじ部とを備え、ねじキャップは、頂壁と、頂壁から垂下され、注出筒を密封するとともに、移行栓体と係合可能な密封筒部と、頂壁から垂下されるねじ筒部と、ねじ筒部の内周に螺設され、第1ねじ部と螺合する第2ねじ部とを備え、ねじ筒部は、外周面に沿って、軸方向に延びる複数の縦リブを備え、ねじキャップは、キャップ本体に打栓により装着し、開封時に、ねじキャップを開蓋または閉蓋方向のいずれの方向に回動しても薄肉弱化部が破断して、移行栓体をキャップ本体からねじキャップに移行することを特徴とする構成を採用する。
【0007】
移行栓キャップの実施形態として、縦リブは、ねじ筒部の第2ねじ部の始点および終点を避けて形成されることを特徴とする構成を採用し、また、第1ねじ部と第2ねじ部は、ねじ山のかかりを従来より小さくし、ねじキャップは、開封時に、閉蓋方向に回動すると、ねじ筒部の第2ねじ部のねじ山がねじ壁部の第1ねじ部のねじ山に乗り上げることを特徴とする構成を採用し、また、ねじ筒部は、下端面が縦リブの下端面と面一に形成されることを特徴とする構成を採用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の移行栓キャップは、上記構成を採用することにより、移行栓キャップのねじキャップを開蓋または閉蓋方向のいずれの方向に回動しても、確実に薄肉弱化部を破断させて、移行栓体をキャップ本体から除去し、ねじキャップに移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例に係る移行栓キャップにおけるねじキャップとキャップ本体とのセット後の状態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は(a)のX-X線断面矢視図である。
実施例のキャップ本体を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面部分断面図である。
実施例のねじキャップを示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は下面図である。
本発明の実施例に係る移行栓キャップの螺合部としての図1(a)の要部拡大図で、(a)は螺合閉蓋時の図、(b)は螺合開蓋時の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明の移行栓キャップについて、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明において、図1(a)でみて、上下方向を「軸方向」、上方向を「上」、下方向を「下」とし、左右方向を「径方向」とする。
(【0011】以降は省略されています)
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