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公開番号
2025057952
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167808
出願日
2023-09-28
発明の名称
燃料電池システム、制御装置、燃料電池システムの制御方法、およびプログラム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
H01M
8/04701 20160101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】より良好な燃料電池システム、制御装置、燃料電池システムの制御方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム10は、燃料電池スタック12と、反応排ガス流路84と、第1デバイス86と、第2デバイス88と、第1ヒータ92と、第2ヒータ94と、第1ヒータおよび第2ヒータを個別に制御し得るヒータ制御部118と、を備え、ヒータ制御部は、燃料電池システムを始動させる際に第1ヒータと第2ヒータとを駆動させる場合、第1ヒータの駆動時間よりも短い駆動時間で第2ヒータを駆動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、
前記燃料電池に接続され、且つ前記燃料電池から排出される燃料排ガスまたは酸化剤排ガスである反応排ガスが流通する反応排ガス流路と、
前記反応排ガス流路に設けられるとともに前記燃料電池の運転が停止した運転停止状態で液水が残留し得る第1デバイスと、
前記反応排ガス流路に設けられるとともに前記燃料電池の前記運転停止状態で前記液水が残留しないと見込まれ、且つ燃料電池システムを始動させる際に水蒸気が流通する第2デバイスと、
前記第1デバイスを加熱する第1ヒータと、
前記第2デバイスを加熱する第2ヒータと、
前記第1ヒータおよび前記第2ヒータを個別に制御し得るヒータ制御部と、
を備え、
前記ヒータ制御部は、前記燃料電池システムを始動させる際に前記第1ヒータと前記第2ヒータとを駆動させる場合、前記第1ヒータの駆動時間よりも短い駆動時間で前記第2ヒータを駆動させる、燃料電池システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の燃料電池システムであって、
前記ヒータ制御部は、前記第1ヒータの駆動を開始させた後で前記第2ヒータの駆動を開始させる、燃料電池システム。
【請求項3】
請求項1に記載の燃料電池システムであって、
前記ヒータ制御部は、前記第2ヒータの駆動を停止させた後で前記第1ヒータの駆動を停止させる、燃料電池システム。
【請求項4】
請求項1に記載の燃料電池システムであって、
前記第1デバイスに残留した前記液水が凍結しているか否かを判定する凍結判定部をさらに備え、
前記ヒータ制御部は、前記第1デバイスに残留した前記液水が凍結していると前記凍結判定部によって判定された場合に、前記第1ヒータの駆動を開始させる、燃料電池システム。
【請求項5】
請求項4に記載の燃料電池システムであって、
前記第1デバイスの凍結物が解凍したか否かを判定する解凍判定部をさらに備え、
前記ヒータ制御部は、前記第1デバイスの前記凍結物が解凍したと前記解凍判定部によって判定された場合に、前記第1ヒータの駆動を停止させる、燃料電池システム。
【請求項6】
請求項4に記載の燃料電池システムであって、
前記凍結判定部は、前記第1デバイスの温度が氷点以下である場合に前記第1デバイスに残留する前記液水が凍結していると判定する、燃料電池システム。
【請求項7】
請求項1に記載の燃料電池システムであって、
前記反応排ガス流路を流通する前記水蒸気が前記第2デバイスで凍結することが見込まれるか否かを判定する凍結判定部をさらに備え、
前記ヒータ制御部は、前記反応排ガス流路を流通する前記水蒸気が前記第2デバイスで凍結することが見込まれると前記凍結判定部によって判定された場合に、前記第2ヒータの駆動を開始させる、燃料電池システム。
【請求項8】
請求項7に記載の燃料電池システムであって、
前記凍結判定部は、前記水蒸気が前記第2デバイスに流通し得る状態か否かを判定し、
前記ヒータ制御部は、前記水蒸気が前記第2デバイスに流通し得る状態であると前記凍結判定部によって判定された場合に、前記第2ヒータの駆動を開始させる、燃料電池システム。
【請求項9】
請求項7に記載の燃料電池システムであって、
前記ヒータ制御部は、前記第2ヒータの駆動を開始させた後で前記反応排ガス流路を流通する前記水蒸気が前記第2デバイスで凍結することが見込まれなくなったと前記凍結判定部によって判定された場合に、前記第2ヒータの駆動を停止させる、燃料電池システム。
【請求項10】
請求項7に記載の燃料電池システムであって、
前記凍結判定部は、前記燃料電池の温度が氷点以下である場合に前記反応排ガス流路を流通する前記水蒸気が前記第2デバイスで凍結することが見込まれると判定する、燃料電池システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池システム、制御装置、燃料電池システムの制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能且つ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する燃料電池システムに関する研究開発が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、水素供給経路に設けられた水素調圧弁を加熱する第1ヒータと、空気供給経路に設けられた空気調圧弁を加熱する第2ヒータとを備える燃料電池システムが開示されている。第1ヒータは、水素調圧弁が凍結によって動作していない状態である場合に水素調圧弁を加熱する。第2ヒータは、空気調圧弁が凍結によって動作していない状態である場合に酸素調圧弁を加熱する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-268179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
より良好な燃料電池システム、制御装置、燃料電池システムの制御方法、およびプログラムが求められている。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、前記燃料電池に接続され、且つ前記燃料電池から排出される燃料排ガスまたは酸化剤排ガスである反応排ガスが流通する反応排ガス流路と、前記反応排ガス流路に設けられるとともに前記燃料電池の運転が停止した運転停止状態で液水が残留し得る第1デバイスと、前記反応排ガス流路に設けられるとともに前記燃料電池の前記運転停止状態で前記液水が残留しないと見込まれ、且つ燃料電池システムを始動させる際に水蒸気が流通する第2デバイスと、前記第1デバイスを加熱する第1ヒータと、前記第2デバイスを加熱する第2ヒータと、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータを個別に制御し得るヒータ制御部と、を備え、前記ヒータ制御部は、前記燃料電池システムを始動させる際に前記第1ヒータと前記第2ヒータとを駆動させる場合、前記第1ヒータの駆動時間よりも短い駆動時間で前記第2ヒータを駆動させる、燃料電池システムである。
【0008】
本発明の第2の態様は、上述した燃料電池システムにおける制御装置であって、前記制御装置は、前記ヒータ制御部を有する、制御装置である。
【0009】
本発明の第3の態様は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、前記燃料電池に接続され、且つ前記燃料電池から排出された燃料排ガスまたは酸化剤排ガスである反応排ガスが流通する反応排ガス流路と、前記反応排ガス流路に設けられるとともに前記燃料電池の運転が停止した運転停止状態で液水が残留し得る第1デバイスと、前記反応排ガス流路に設けられるとともに前記燃料電池の前記運転停止状態で前記液水が残留しないと見込まれ、且つ燃料電池システムを始動させる際に水蒸気が流通する第2デバイスと、前記第1デバイスを加熱する第1ヒータと、前記第2デバイスを加熱する第2ヒータと、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータを個別に制御し得るヒータ制御部と、を備える燃料電池システムの制御方法であって、前記ヒータ制御部は、前記燃料電池システムを始動させる際に前記第1ヒータと前記第2ヒータとを駆動させる場合、前記第1ヒータの駆動時間よりも短い駆動時間で前記第2ヒータを駆動させる、燃料電池システムの制御方法である。
【0010】
本発明の第4の態様は、上述した燃料電池システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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