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公開番号
2025057781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167522
出願日
2023-09-28
発明の名称
通信装置、通信方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
76/10 20180101AFI20250402BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】精度よくUE単位での適切なネットワークを構築する。
【解決手段】通信装置は、少なくともデータ通信を行うアプリケーションを、1つ以上実行するアプリケーション実行部と、前記アプリケーション実行部により実行された1つ以上の前記アプリケーションがそれぞれ行うデータ通信に関する第1の特徴を取得する特徴取得部と、前記特徴取得部により取得された少なくとも1つ以上の第1の特徴に基づき、データ通信に用いる通信路に関して、少なくとも1つ以上のオブジェクトに対する1つ以上の所望の特徴を示す第2の特徴を表現する特徴出力部と、前記特徴出力部により表現された第2の特徴を送信する送信部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくともデータ通信を行うアプリケーションを、1つ以上実行するアプリケーション実行部と、
前記アプリケーション実行部により実行された1つ以上の前記アプリケーションがそれぞれ行うデータ通信に関する第1の特徴を取得する特徴取得部と、
前記特徴取得部により取得された少なくとも1つ以上の第1の特徴に基づき、データ通信に用いる通信路に関して、少なくとも1つ以上のオブジェクトに対する1つ以上の所望の特徴を示す第2の特徴を表現する特徴出力部と、
前記特徴出力部により表現された第2の特徴を送信する送信部と、
を備える通信装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記特徴出力部は、前記アプリケーション実行部により実行された前記アプリケーションに関する情報以外の情報であり、状況に関する情報である状況情報に基づき、第2の特徴を表現する、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記状況情報とは、少なくともバッテリーの残量に関する情報を含み、
前記特徴出力部は、バッテリーの残量が低下した場合、通信量の抑制を行うよう第2の特徴を表現する、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記状況情報とは、少なくとも自装置の移動状況に関する情報を含み、
前記特徴出力部は、自装置が移動する速度に応じて、通信の安定性を優先度又は移動経路を考慮した通信路の確立を行うよう第2の特徴を表現する、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項5】
前記状況情報とは、少なくとも時刻に関する情報を含み、
前記特徴出力部は、特定の時刻から開始するイベントに合わせた通信路の確立、又は特定の時間間隔でデータを送信するための通信路の確立を行うよう第2の特徴を表現する、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項6】
前記状況情報とは、少なくとも自装置が送信した第2の特徴に関する履歴情報を含み、
前記特徴出力部は、当該履歴情報と、過去の通信性能との差分に応じて第2の特徴を表現する、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項7】
前記状況情報とは、少なくとも自装置が使用する通信路を提供する通信システムから送信された情報を含み、
前記特徴出力部は、自装置が一度送信した第2の特徴に対し、前記通信システムが、提供可否や提供可能な通信性能の情報を応答してきた情報に基づき、第2の特徴を表現する、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項8】
前記状況情報とは、少なくともユーザから入力された情報を含み、
前記特徴出力部は、ユーザから入力された情報に基づき、第2の特徴を表現する、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項9】
前記第2の特徴は、対象、条件、値または値域の組によって表現される、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項10】
前記特徴出力部は、前記特徴取得部により取得された少なくとも2つ以上の第1の特徴に基づき、それぞれの前記アプリケーションがデータ通信に要する通信の特徴を統計演算することにより第2の特徴を表現する、
請求項1に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、通信方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 4,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、通信装置が利用するモバイルネットワークを好適に提供するための技術が知られている。例えば、非特許文献1には、Beyond 5Gモバイルネットワークに向けたユーザセントリックRadio Access Network(RAN)という、User Equipment(UE)単位で適切な仮想ネットワークを提供するアーキテクチャの提案が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
K. Yamazaki, T. Ohseki, Y. Amano, H. Shinbo, T. Murakami and Y. Kishi, "Proposal for a User-Centric Ran Architecture Towards Beyond 5G," 2021 ITU Kaleidoscope: Connecting Physical and Virtual Worlds (ITU K), Geneva, Switzerland, 2021, pp. 1-7, doi: 10.23919/ITUK53220.2021.9690496.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1に示されたアーキテクチャでは、UE単位で適切なネットワークを構築及び提供することを提案している。現在の5Gモバイルネットワークアーキテクチャでは、用途に合わせた適切なネットワークはスライスとして提供されている。しかしながら、5Gのネットワークスライシングは、ネットワーク提供者が事前に作成したスライスの中から、用途に応じたスライス種別を要求する形で選ばれている。このような構成では、非特許文献1に示されたUE単位での適切なネットワークを表現する粒度が粗いという問題があった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、精度よくUE単位での適切なネットワークを構築することが可能な通信装置、通信方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、少なくともデータ通信を行うアプリケーションを、1つ以上実行するアプリケーション実行部と、前記アプリケーション実行部により実行された1つ以上の前記アプリケーションがそれぞれ行うデータ通信に関する第1の特徴を取得する特徴取得部と、前記特徴取得部により取得された少なくとも1つ以上の第1の特徴に基づき、データ通信に用いる通信路に関して、少なくとも1つ以上のオブジェクトに対する1つ以上の所望の特徴を示す第2の特徴を表現する特徴出力部と、前記特徴出力部により表現された第2の特徴を送信する送信部と、を備える通信装置である。
(2)また、本発明の一態様は、上述した(1)の通信装置において、前記特徴出力部は、前記アプリケーション実行部により実行された前記アプリケーションに関する情報以外の情報であり、状況に関する情報である状況情報に基づき、第2の特徴を表現するものである。
(3)また、本発明の一態様は、上述した(1)又は(2)の通信装置において、前記状況情報とは、少なくともバッテリーの残量に関する情報を含み、前記特徴出力部は、バッテリーの残量が低下した場合、通信量の抑制を行うよう第2の特徴を表現するものである。
(4)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(3)のいずれかの通信装置において、 前記状況情報とは、少なくとも自装置の移動状況に関する情報を含み、
前記特徴出力部は、自装置が移動する速度に応じて、通信の安定性を優先度又は移動経路を考慮した通信路の確立を行うよう第2の特徴を表現する、ものである。
(5)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(4)のいずれかの通信装置において、前記状況情報とは、少なくとも時刻に関する情報を含み、前記特徴出力部は、特定の時刻から開始するイベントに合わせた通信路の確立、又は特定の時間間隔でデータを送信するための通信路の確立を行うよう第2の特徴を表現する、ものである。
(6)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(5)のいずれかの通信装置において、前記状況情報とは、少なくとも自装置が送信した第2の特徴に関する履歴情報を含み、前記特徴出力部は、当該履歴情報と、過去の通信性能との差分に応じて第2の特徴を表現する、ものである。
(7)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(6)のいずれかの通信装置において、前記状況情報とは、少なくとも自装置が使用する通信路を提供する通信システムから送信された情報を含み、前記特徴出力部は、自装置が一度送信した第2の特徴に対し、前記通信システムが、提供可否や提供可能な通信性能の情報を応答してきた情報に基づき、第2の特徴を表現する、ものである。
(8)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(7)のいずれかの通信装置において、前記状況情報とは、少なくともユーザから入力された情報を含み、前記特徴出力部は、ユーザから入力された情報に基づき、第2の特徴を表現する、ものである。
(9)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(8)のいずれかの通信装置において、前記第2の特徴は、対象、条件、値または値域の組によって表現される、ものである。
(10)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(9)のいずれかの通信装置において、前記特徴出力部は、前記特徴取得部により取得された少なくとも2つ以上の第1の特徴に基づき、それぞれの前記アプリケーションがデータ通信に要する通信の特徴を統計演算することにより第2の特徴を表現する、ものである。
(11)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(10)のいずれかの通信装置において、前記特徴出力部は、前記特徴取得部により取得された少なくとも2つ以上の第1の特徴に基づき、アクティブな前記アプリケーションがデータ通信に要する通信の特徴を、第2の特徴として選択する、ものである。
(12)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(11)のいずれかの通信装置において、第1の特徴には、少なくとも2つ以上の特徴が含まれ、前記特徴出力部は、前記特徴取得部により取得された少なくとも2つ以上の第1の特徴に基づき、それぞれの第1の特徴がそれぞれ含む2つ以上の特徴から、個別に選択することにより、第2の特徴を表現する、ものである。
(13)また、本発明の一態様は、上述した(1)から(11)のいずれかの通信装置において、前記送信部は、User-Plane(U-Plane)又はControl-Plane(C-Plane)の少なくともいずれかを用いて第2の特徴を送信するものである。
(14)また、本発明の一態様は、少なくともデータ通信を行うアプリケーションを、1つ以上実行するアプリケーション実行工程と、前記アプリケーション実行工程により実行された1つ以上の前記アプリケーションがそれぞれ行うデータ通信に関する第1の特徴を取得する特徴取得工程と、前記特徴取得工程により取得された少なくとも1つ以上の第1の特徴に基づき、データ通信に用いる通信路に関して、少なくとも1つ以上のオブジェクトに対する1つ以上の所望の特徴を示す第2の特徴を表現する特徴出力工程と、前記特徴出力工程により表現された第2の特徴を送信する送信工程と、を有する通信方法である。
(15)また、本発明の一態様は、コンピュータに、少なくともデータ通信を行うアプリケーションを、1つ以上実行するアプリケーション実行ステップと、前記アプリケーション実行ステップにより実行された1つ以上の前記アプリケーションがそれぞれ行うデータ通信に関する第1の特徴を取得する特徴取得ステップと、前記特徴取得ステップにより取得された少なくとも1つ以上の第1の特徴に基づき、データ通信に用いる通信路に関して、少なくとも1つ以上のオブジェクトに対する1つ以上の所望の特徴を示す第2の特徴を表現する特徴出力ステップと、前記特徴出力ステップにより表現された第2の特徴を送信する送信ステップと、を実行させるプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、精度よくUE単位での適切なネットワークを構築することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る通信装置の機能構成の一例を示す機能構成図である。
本実施形態に係る通信装置の機能構成の変形例を示す機能構成図である。
本実施形態に係る通信装置が行う一連の動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態に係る通信装置の使用の一例を示す図である。
本実施形態に係る通信装置の使用の第1の変形例を示す図である。
本実施形態に係る通信装置の使用の第2の変形例を示す図である。
本実施形態の通信装置の内部構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の態様に係る通信装置、通信方法及びプログラムについて、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。なお、本発明の態様は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、多様な変更または改良を加えたものも含まれる。つまり、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれ、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換または変更を行うことができる。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数等を、実際の構造における縮尺および数等と異ならせる場合がある。
【0010】
[実施形態]
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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