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公開番号
2025064293
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173914
出願日
2023-10-05
発明の名称
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】効率的に境界情報を符号化すること。
【解決手段】本発明に係るメッシュ復号装置200は、アトラスビットストリームを復号して制御情報を生成して出力するアトラスデータ復号部207と、制御情報及び基本メッシュビットストリームを入力として基本メッシュを生成して出力する基本メッシュ復号部202と、制御情報及び基本メッシュを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力する細分割部203と、制御情報と変位量と細分割メッシュと細分割頂点法線とを入力として復号メッシュを生成するメッシュ復号部204と、復号メッシュに対してサブメッシュ境界を補正して、境界補正復号メッシュを出力する境界補正部208とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
メッシュ復号装置であって、
アトラスビットストリームを復号して制御情報を生成して出力するように構成されているアトラスデータ復号部と、
前記制御情報及び基本メッシュビットストリームを復号して基本メッシュを生成して出力するように構成されている基本メッシュ復号部と、
前記制御情報及び前記基本メッシュを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力するように構成されている細分割部と、
前記制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線とを入力として復号メッシュを生成するように構成されているメッシュ復号部と、
前記復号メッシュに対してサブメッシュ境界を補正して、境界補正復号メッシュを出力するように構成されている境界補正部とを備えることを特徴とするメッシュ復号装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記アトラスデータ復号部は、境界頂点のサブメッシュのインデックスを表す制御信号と、前記境界頂点の境界ペアのインデックスを表す制御信号と、前記境界頂点のインデックスを表す制御信号とによって、境界ペアを復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項3】
前記アトラスデータ復号部は、境界頂点のサブメッシュのインデックスの差分を表す制御信号と、前記境界頂点の境界ペアのインデックスの差分を表す制御信号と、前記境界頂点のインデックスの差分を表す制御信号とによって、境界ペアを復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項4】
メッシュ復号方法であって、
アトラスビットストリームを復号して制御情報を生成して出力する工程と、
前記制御情報及び基本メッシュビットストリームを入力として基本メッシュを生成して出力する工程と、
前記制御情報及び前記基本メッシュを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力する工程と、
前記制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線とを入力として復号メッシュを生成する工程と、
前記復号メッシュに対してサブメッシュ境界を補正して、境界補正復号メッシュを出力する工程とを有することを特徴とするメッシュ復号方法。
【請求項5】
コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、
前記メッシュ復号装置は、
アトラスビットストリームを復号して制御情報を生成して出力するように構成されているアトラスデータ復号部と、
前記制御情報及び基本メッシュビットストリームを入力として基本メッシュを生成して出力するように構成されている基本メッシュ復号部と、
前記制御情報及び前記基本メッシュを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力するように構成されている細分割部と、
前記制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線とを入力として復号メッシュを生成するように構成されているメッシュ復号部と、
前記復号メッシュに対してサブメッシュ境界を補正して、境界補正復号メッシュを出力するように構成されている境界補正部とを備えることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、メッシュを大まかな情報を表す基本メッシュと詳細な情報を表す変位量に分けて復号しており、映像コーデックによって変位量を復号している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Khaled Mammou, Jungsun Kim, Alexis Tourapis, Dimitri Podborski, Krasimir Kolarov, “[V-CG] Apple’s Dynamic Mesh Coding CfP Response,” ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m59281, April 2022.
Google Draco、2022年5月26日アクセス[Online]、https://google.github.io/draco
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1では、イントラフレームのメッシュデータをサブメッシュ単位で符号化すると、サブメッシュ境界部分で穴が開いてしまい、主観性能が低下してしまう可能性がある。
【0005】
復号メッシュに穴が空いてしまうのを防ぐためには、復号時にサブメッシュ境界を補正する必要がある。かかる補正を行うためには、サブメッシュ境界情報をビットストリームに埋め込む必要があるが、そのまま伝送してしまうとデータ量が大きくなってしまうという問題点があった。 そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、境界情報のインデックスに含まれる冗長性を利用して効率的に境界情報を符号化することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、メッシュ復号装置であって、メッシュ復号装置であって、アトラスビットストリームを復号して制御情報を生成して出力するように構成されているアトラスデータ復号部と、基本メッシュビットストリームを復号して制御情報及び基本メッシュを生成して出力するように構成されている基本メッシュ復号部と、前記制御情報及び前記基本メッシュを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力するように構成されている細分割部と、前記制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線とを入力として復号メッシュを生成するように構成されているメッシュ復号部と、前記復号メッシュに対してサブメッシュ境界を補正して、境界補正復号メッシュを出力するように構成されている境界補正部とを備えることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、メッシュ復号方法であって、アトラスビットストリームを復号して制御情報を生成して出力する工程と、基本メッシュビットストリームを入力として制御情報及び基本メッシュを生成して出力する工程と、前記制御情報及び前記基本メッシュを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力する工程と、前記制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線とを入力として復号メッシュを生成する工程と、前記復号メッシュに対してサブメッシュ境界を補正して、境界補正復号メッシュを出力する工程とを有することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、前記メッシュ復号装置は、アトラスビットストリームを復号して制御情報を生成して出力するように構成されているアトラスデータ復号部と、基本メッシュビットストリームを入力として制御情報及び基本メッシュを生成して出力するように構成されている基本メッシュ復号部と、前記制御情報及び前記基本メッシュを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力するように構成されている細分割部と、前記制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線とを入力として復号メッシュを生成するように構成されているメッシュ復号部と、前記復号メッシュに対してサブメッシュ境界を補正して、境界補正復号メッシュを出力するように構成されている境界補正部とを備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、境界情報のインデックスに含まれる冗長性を利用して効率的に境界情報を符号化することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係るメッシュ処理システム1の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、第1実施形態におけるAVEのシンタックス構成の一例を示す図である。
図4は、基本メッシュ復号部202で復号されたサブメッシュの一例を示す図である。
図5は、第1実施形態における境界ペアのインデックスの一例について説明するための図である。
図6は、変更例2におけるAVEのシンタックス構成の一例を示す図である。
図7は、変更例2における境界ペアのインデックスの一例について説明するための図である。
図8は、変更例3におけるAVEのシンタックス構成の一例を示す図である。
図9は、基本メッシュの一例を示す図である。
図10は、細分割メッシュの一例を示す図である。
図11は、境界補正の方法を模式的に表した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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