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公開番号
2025057114
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166786
出願日
2023-09-28
発明の名称
反射鏡装置
出願人
エス・ティ・エス株式会社
代理人
弁理士法人オリベ特許事務所
主分類
G01C
15/06 20060101AFI20250402BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 反射鏡が任意の高さ位置となるように本体部をポールに容易に固定することができる反射鏡装置を提供する。
【解決手段】 光を反射する反射鏡と、反射鏡を支持する本体部と、本体部に形成された孔に挿通される棒状のポールと、を備える反射鏡装置であって、ポールは、予め設定された高さ位置毎に設けられた外径が小さなくびれ部を有し、本体部は、ポールに向かって付勢されてくびれ部に係合可能な突出部を有する。このような反射鏡装置では、突出部がポールの表面で摺動されるとともに突出部が予め設定された高さ位置毎に設けられた各くびれ部に順次係合されるため、ポールに対する本体部の移動が予め設定された高さ位置毎に一時的に停止するように段階的なものとなり、反射鏡が任意の高さ位置となるように本体部をポールに容易に固定させることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光を反射する反射鏡と、
前記反射鏡を支持する本体部と、
前記本体部に形成された孔に挿通される棒状のポールと、を備える反射鏡装置であって、
前記ポールは、予め設定された高さ位置毎に設けられた外径が小さなくびれ部を有し、
前記本体部は、前記ポールに向かって付勢されて前記くびれ部に係合可能な突出部を有する、
ことを特徴とする反射鏡装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記本体部は、前記反射鏡を旋回可能に支持し、
前記反射鏡の旋回中心は、少なくとも前記突出部が前記くびれ部に係合した際に、前記くびれ部の径方向の断面と重なり合う、
ことを特徴とする請求項1に記載の反射鏡装置。
【請求項3】
前記本体部に螺合されて前記反射鏡を旋回可能な状態と旋回不可能な状態とに遷移させる円盤状の操作部を更に備え、
前記突出部は、前記操作部の軸心に沿って形成された孔内に付勢手段とともに設けられ、前記操作部の一方の端部から前記本体部の孔に突出可能とされ、
前記操作部の他方の端部には、前記操作部に螺合されて前記付勢手段が前記突出部を付勢する力を調整可能な調整部が設けられる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の反射鏡装置。
【請求項4】
前記ポールの表面は、前記くびれ部を境に隣り合う表面が異なる色に着色され、
前記突出部は、少なくとも前記ポールに当接する先端が樹脂製である、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の反射鏡装置。
【請求項5】
前記本体部に螺合されて前記本体部を前記ポールに固定可能な円盤状の第2の操作部を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の反射鏡装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光波距離計測装置のターゲットとして用いられる反射鏡装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、反射鏡装置は、例えば、光波距離計測装置が照射する追尾光や測距光を反射させる反射鏡と、計測面に垂直方向に沿って立てられるポールと、上下方向に沿って移動可能にポールに取り付けられて反射鏡を上下方向に旋回可能に支持する本体部と、を備えている。このような反射鏡装置では、ポールの任意の高さ位置に本体部が固定され、計測面の任意の位置にポールが垂直方向に沿って立てられるとともに、光波距離計測装置が照射する追尾光や測距光を反射するように反射鏡が光波距離計測装置に向けられて反射鏡からの反射光を光波距離計測装置が受光することによって距離計測が行われる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-260485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の反射鏡装置では、ポールが挿通される孔が本体部の中心部に上下方向に沿って形成されており、例えば、ポールに反射鏡の高さ位置を示す表記が形成されている場合であっても、本体部の前部に位置して反射鏡を支持するアーム部や、本体部の後部に位置する水平器や、本体部の左右側部に設けられた本体部をポールに固定するハンドル及び反射鏡の上下方向の旋回を固定するハンドルや、本体部自身等の周辺部材によって表記が覆われてしまうため、反射鏡がポールのいずれの高さ位置にあるかを外方から視認することが困難であり、反射鏡が任意の高さ位置となるように本体部をポールに固定する点については、改善の余地があった。なお、反射鏡の高さ位置にずれが生じた場合には、特に、光波距離計測装置を用いて計測面の高さを測定する際に、計測誤差が生じるおそれがある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、反射鏡が任意の高さ位置となるように本体部をポールに容易に固定することができる反射鏡装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するための有効な解決手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用等の説明を行う。また、理解の容易のため、発明の実施の形態において対応する構成等についても適宜示すが、何ら限定されるものではない。
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、
光を反射する反射鏡と、
前記反射鏡を支持する本体部と、
前記本体部に形成された孔に挿通される棒状のポールと、を備える反射鏡装置であって、
前記ポールは、予め設定された高さ位置毎に設けられた外径が小さなくびれ部を有し、
前記本体部は、前記ポールに向かって付勢されて前記くびれ部に係合可能な突出部を有する、
ことを特徴とする反射鏡装置。
【0008】
上記本発明の請求項1に係る発明の反射鏡装置によれば、ポールに対して本体部を移動させた際に、突出部がポールの表面で摺動されるとともに予め設定された高さ位置毎に設けられた各くびれ部に順次係合されるため、ポールに対する本体部の移動が予め設定された高さ位置毎に一時的に停止するように段階的なものとなり得る。この結果、ポールの高さ位置を示す表記が周辺部材によって覆われていても、ポールに対する反射鏡の高さ位置を視認することなく、反射鏡が任意の高さ位置となるように本体部をポールに容易に固定させることができる(例えば、段落[0036]~段落[0039]を参照)。
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の請求項2に係る発明は、
前記本体部は、前記反射鏡を旋回可能に支持し、
前記反射鏡の旋回中心は、少なくとも前記突出部が前記くびれ部に係合した際に、前記くびれ部の径方向の断面と重なり合う、
ことを特徴とする請求項1に記載の反射鏡装置。
【0010】
上記本発明の請求項2に係る発明の反射鏡装置によれば、突出部がくびれ部に係合した際に、反射鏡の旋回中心がくびれ部の径方向の断面と重なり合うため、ポールに対して移動される本体部が停止する箇所において反射鏡が予め設定された高さ位置に停止される。この結果、反射鏡の仮想反射面が反射鏡の旋回中心を含む場合に、ポールの高さ位置を示す表記が周辺部材によって覆われていても、ポールに対する反射鏡の高さ位置を視認することなく、反射鏡が任意の高さ位置となるように本体部をポールに容易に固定させることができる(例えば、段落[0040]を参照)。
(【0011】以降は省略されています)
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