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公開番号2025054187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2024124154
出願日2024-07-31
発明の名称光学フィルム、偏光子及び表示装置
出願人ティーシーエル チャイナスター オプトエレクトロニクス テクノロジー カンパニー リミテッド,TCL China Star Optoelectronics Technology Co.,Ltd.
代理人弁理士法人ドライト国際特許事務所
主分類G02B 5/30 20060101AFI20250328BHJP(光学)
要約【課題】光学フィルムに添加される調節粒子の粒度分布が広いため、光学フィルムの安定した製品品質や光学効果を維持することが難しく、表示装置の製品品質の安定が難しい。
【解決手段】光学フィルム101は、基材1011と、基材中に分散された調節粒子1012とを含み、調節粒子1012は、第1のタイプの調節粒子1012a及び/又は第2のタイプの調節粒子を含み、第1のタイプの調節粒子1012aのアスペクト比は1以上5未満であり、第2のタイプの調節粒子のアスペクト比は5以上50以下であり、80%以上の第1のタイプの調節粒子1012aの粒径値は、第1の中心粒径値の範囲の50%~140%内に位置し、80%以上の第2のタイプの調節粒子の粒径値は、第2の中心粒径値の範囲の50%~140%内に位置し、本発明は、大部分の調節粒子1012の粒径値が中心粒径値に近づくように、調節粒子1012の粒度分布範囲を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基材と、
調節粒子と、を含み、前記調節粒子は、前記基材中に分散されており、
ここで、前記調節粒子のそれぞれは粒径値を有し、全ての前記調節粒子の粒径値は一定の範囲で分布しており、全ての前記調節粒子のうち、各前記調節粒子は1つの中心粒径値に対応し、全ての前記調節粒子のうち、80%以上の前記調節粒子の粒径値は、各前記調節粒子の対応する前記中心粒径値の範囲の50%~140%内に位置する
ことを特徴とする光学フィルム。
続きを表示(約 3,900 文字)【請求項2】
全ての前記調節粒子のうち、80%以上の前記調節粒子の粒径値は、各前記調節粒子の対応する前記中心粒径値の範囲の70%~110%内に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項3】
前記調節粒子は、第1のタイプの調節粒子及び/又は第2のタイプの調節粒子を含み、
前記第1のタイプの調節粒子は複数の第1の断面を有し、各前記第1の断面は1つの第1の外接円を有し、複数の前記第1の外接円のうち最も直径が大きい前記第1の外接円の直径に対する前記第1のタイプの調節粒子の長軸の長さの比は1以上であり、複数の前記第1の外接円のうち最も直径が大きい前記第1の外接円の直径に対する前記第1のタイプの調節粒子の長軸の長さの比は5未満であり、
前記第2のタイプの調節粒子は複数の第2の断面を有し、各前記第2の断面は1つの第2の外接円を有し、複数の前記第2の外接円のうち最も直径が大きい前記第2の外接円の直径に対する前記第2のタイプの調節粒子の長軸の長さの比は5以上であり、複数の前記第2の外接円のうち最も直径が大きい前記第2の外接円の直径に対する前記第2のタイプの調節粒子の長軸の長さの比は50以下であり、
前記第1のタイプの調節粒子のそれぞれは第1の粒径値を有し、全ての前記第1のタイプの調節粒子の第1の粒径値は一定の範囲で分布しており、全ての前記第1のタイプの調節粒子は1つの第1の中心粒径値に対応し、全ての前記第1のタイプの調節粒子のうち、80%以上の前記第1のタイプの調節粒子の第1の粒径値は、前記第1の中心粒径値の範囲の50%~140%内に位置し、
前記第2のタイプの調節粒子のそれぞれは第2の粒径値を有し、全ての前記第2のタイプの調節粒子の第2の粒径値は一定の範囲で分布しており、全ての前記第2のタイプの調節粒子は1つの第2の中心粒径値に対応し、全ての前記第2のタイプの調節粒子のうち、80%以上の前記第2のタイプの調節粒子の第2の粒径値は、前記第2の中心粒径値の範囲の50%~140%内に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項4】
全ての前記第1のタイプの調節粒子のうち、80%以上の前記第1のタイプの調節粒子の第1の粒径値は、前記第1の中心粒径値の範囲の70%~110%内に位置し、及び/又は、
全ての前記第2のタイプの調節粒子のうち、80%以上の前記第2のタイプの調節粒子の第2の粒径値は、前記第2の中心粒径値の範囲の70%~110%内に位置する
ことを特徴とする請求項3に記載の光学フィルム。
【請求項5】
前記第1のタイプの調節粒子は、異なる形状を有する第1のサブタイプの調節粒子、第2のサブタイプの調節粒子、第3のサブタイプの調節粒子、第4のサブタイプの調節粒子、及び第5のサブタイプの調節粒子のうちの少なくとも1つから選択され、前記第2のタイプの調節粒子は、異なる形状を有する第6のサブタイプの調節粒子、第7のサブタイプの調節粒子、第8のサブタイプの調節粒子、第9のサブタイプの調節粒子、及び第10のサブタイプの調節粒子のうちの少なくとも1つから選択され、
ここで、前記第1のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第1のサブタイプの調節粒子の前記第1の断面の第1の外接円の直径の変化値は0.3ミクロン以下であり、
前記第2のサブタイプの調節粒子の第1の端部は、前記第2のサブタイプの調節粒子の第2の端部に接続されており、前記第2のサブタイプの調節粒子の第2の端部から離れる方向に沿って、前記第2のサブタイプの調節粒子の前記第1の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、前記第2のサブタイプの調節粒子の第1の端部から離れる方向に沿って、前記第2のサブタイプの調節粒子の前記第2の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第3のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第3のサブタイプの調節粒子の中央部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、前記第3のサブタイプの調節粒子の中央部から離れる方向に沿って、前記第3のサブタイプの調節粒子の第1の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、前記第3のサブタイプの調節粒子の第2の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、
前記第4のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第4のサブタイプの調節粒子の中央部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、前記第4のサブタイプの調節粒子の中央部から離れる方向に沿って、前記第4のサブタイプの調節粒子の第1の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、前記第4のサブタイプの調節粒子の第2の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第5のサブタイプの調節粒子の第1の端部は、前記第5のサブタイプの調節粒子の第2の端部に接続されており、前記第5のサブタイプの調節粒子の第1の端部から前記第5のサブタイプの調節粒子の第2の端部に向かう方向に沿って、前記第5のサブタイプの調節粒子の前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第6のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第6のサブタイプの調節粒子の前記第2の断面の第2の外接円の直径の変化値は0.3ミクロン以下であり、
前記第7のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第7のサブタイプの調節粒子の中央部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、前記第7のサブタイプの調節粒子の中央部から離れる方向に沿って、前記第7のサブタイプの調節粒子の第1の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、前記第7のサブタイプの調節粒子の第2の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、
前記第8のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第8のサブタイプの調節粒子の中央部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、前記第8のサブタイプの調節粒子の中央部から離れる方向に沿って、前記第8のサブタイプの調節粒子の第1の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、前記第8のサブタイプの調節粒子の第2の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第9のサブタイプの調節粒子の第1の端部は、前記第9のサブタイプの調節粒子の第2の端部に接続されており、前記第9のサブタイプの調節粒子の第1の端部から前記第9のサブタイプの調節粒子の第2の端部に向かう方向に沿って、前記第9のサブタイプの調節粒子の前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第10のサブタイプの調節粒子の第1の端部は、前記第10のサブタイプの調節粒子の第2の端部に接続されており、前記第10のサブタイプの調節粒子の第2の端部から離れる方向に沿って、前記第10のサブタイプの調節粒子の前記第1の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、前記第10のサブタイプの調節粒子の第1の端部から離れる方向に沿って、前記第10のサブタイプの調節粒子の前記第2の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少する
ことを特徴とする請求項3に記載の光学フィルム。
【請求項6】
前記第1のサブタイプの調節粒子は、立方体状粒子又は直方体状粒子から選択され、前記第2のサブタイプの調節粒子は、球状粒子又は楕円形粒子から選択され、前記第3のサブタイプの調節粒子は、一端の直径が減少した針状粒子から選択され、前記第4のサブタイプの調節粒子は、両端の直径が減少した針状粒子から選択され、前記第5のサブタイプの調節粒子は、錐形粒子から選択され、前記第6のサブタイプの調節粒子は、棒状粒子から選択され、前記第7のサブタイプの調節粒子は、一端の直径が減少した針状粒子から選択され、前記第8のサブタイプの調節粒子は、両端の直径が減少した針状粒子から選択され、前記第9のサブタイプの調節粒子は、錐形粒子から選択され、前記第10のサブタイプの調節粒子は、双錐形粒子又は楕円形粒子から選択される
ことを特徴とする請求項5に記載の光学フィルム。
【請求項7】
前記第1のタイプの調節粒子は、前記第1のサブタイプの調節粒子及び/又は前記第2のサブタイプの調節粒子を含む
ことを特徴とする請求項5に記載の光学フィルム。
【請求項8】
前記光学フィルム中の前記調節粒子の質量分率は20%以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の光学フィルムを含む
ことを特徴とする偏光子。
【請求項10】
請求項9に記載の偏光子を含む
ことを特徴とする表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイの分野に関し、具体的に光学フィルム、偏光子及び表示装置に関する。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
現在、偏光子は通常、偏光層を有しており、偏光層を保護するために光学フィルムが偏光層の保護層として使用されており、同時に光学フィルムの光学性能を向上させる(視野角の増加等)ために光学フィルムに調節粒子が添加されている。しかしながら、光学フィルムに添加される調節粒子の粒度分布が広いため、光学フィルムの安定した製品品質や光学効果を維持することが難しく、光学フィルムを備えた表示装置の製品品質を安定させることが難しいという問題がある。
【0003】
したがって、上記の技術的問題を解決するための光学フィルム、偏光子及び表示装置が緊急に必要とされている。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、光学フィルムに起因して表示装置の製品品質を安定させることが難しいという現在の技術的問題を軽減することができる光学フィルム、偏光子及び表示装置を提供する。
【0005】
本発明は、
基材と、
調節粒子と、を含み、前記調節粒子は、前記基材中に分散されており、
ここで、前記調節粒子は、第1のタイプの調節粒子及び/又は第2のタイプの調節粒子を含み、
前記第1のタイプの調節粒子は複数の第1の断面を有し、各前記第1の断面は1つの第1の外接円を有し、複数の前記第1の外接円のうち最も直径が大きい前記第1の外接円の直径に対する前記第1のタイプの調節粒子の長軸の長さの比は1以上であり、複数の前記第1の外接円のうち最も直径が大きい前記第1の外接円の直径に対する前記第1のタイプの調節粒子の長軸の長さの比は5未満であり、
前記第2のタイプの調節粒子は複数の第2の断面を有し、各前記第2の断面は1つの第2の外接円を有し、複数の前記第2の外接円のうち最も直径が大きい前記第2の外接円の直径に対する前記第2のタイプの調節粒子の長軸の長さの比は5以上であり、複数の前記第2の外接円のうち最も直径が大きい前記第2の外接円の直径に対する前記第2のタイプの調節粒子の長軸の長さの比は50以下であり、
前記第1のタイプの調節粒子のそれぞれは第1の粒径値を有し、全ての前記第1のタイプの調節粒子の第1の粒径値は一定の範囲で分布しており、全ての前記第1のタイプの調節粒子は1つの第1の中心粒径値に対応し、全ての前記第1のタイプの調節粒子のうち、80%以上の前記第1のタイプの調節粒子の第1の粒径値は、前記第1の中心粒径値の範囲の50%~140%内に位置し、
前記第2のタイプの調節粒子のそれぞれは第2の粒径値を有し、全ての前記第2のタイプの調節粒子の第2の粒径値は一定の範囲で分布しており、全ての前記第2のタイプの調節粒子は1つの第2の中心粒径値に対応し、全ての前記第2のタイプの調節粒子のうち、80%以上の前記第2のタイプの調節粒子の第2の粒径値は、前記第2の中心粒径値の範囲の50%~140%の内に位置する
光学フィルムを提供する。
【0006】
好ましくは、全ての前記第1のタイプの調節粒子のうち、80%以上の前記第1のタイプの調節粒子の第1の粒径値は、前記第1の中心粒径値の範囲の70%~110%内に位置し、及び/又は、
全ての前記第2のタイプの調節粒子のうち、80%以上の前記第2のタイプの調節粒子の第2の粒径値は、前記第2の中心粒径値の範囲の70%~110%内に位置する。
【0007】
好ましくは、前記光学フィルムは面内位相差値を有し、前記光学フィルムの面内位相差値は3000ナノメートル未満である。
好ましくは、前記光学フィルムは厚さ方向の位相差値を有し、前記光学フィルムの厚さ方向の位相差値に対する前記光学フィルムの面内位相差値の比は0.1より大きく、前記光学フィルムの厚さ方向の位相差値に対する前記光学フィルムの面内位相差値の比は2未満である。
【0008】
好ましくは、前記第1のタイプの調節粒子は、異なる形状を有する第1のサブタイプの調節粒子、第2のサブタイプの調節粒子、第3のサブタイプの調節粒子、第4のサブタイプの調節粒子、及び第5のサブタイプの調節粒子のうちの少なくとも1つから選択され、前記第2のタイプの調節粒子は、異なる形状を有する第6のサブタイプの調節粒子、第7のサブタイプの調節粒子、第8のサブタイプの調節粒子、第9のサブタイプの調節粒子、及び第10のサブタイプの調節粒子のうちの少なくとも1つから選択され、
ここで、前記第1のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第1のサブタイプの調節粒子の前記第1の断面の第1の外接円の直径の変化値は0.3ミクロン以下であり、
前記第2のサブタイプの調節粒子の第1の端部は、前記第2のサブタイプの調節粒子の第2の端部に接続されており、前記第2のサブタイプの調節粒子の第2の端部から離れる方向に沿って、前記第2のサブタイプの調節粒子の前記第1の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、前記第2のサブタイプの調節粒子の第1の端部から離れる方向に沿って、前記第2のサブタイプの調節粒子の前記第2の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第3のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第3のサブタイプの調節粒子の中央部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、前記第3のサブタイプの調節粒子の中央部から離れる方向に沿って、前記第3のサブタイプの調節粒子の第1の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、前記第3のサブタイプの調節粒子の第2の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、
前記第4のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第4のサブタイプの調節粒子の中央部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、前記第4のサブタイプの調節粒子の中央部から離れる方向に沿って、前記第4のサブタイプの調節粒子の第1の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、前記第4のサブタイプの調節粒子の第2の端部に位置する前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第5のサブタイプの調節粒子の第1の端部は、前記第5のサブタイプの調節粒子の第2の端部に接続されており、前記第5のサブタイプの調節粒子の第1の端部から前記第5のサブタイプの調節粒子の第2の端部に向かう方向に沿って、前記第5のサブタイプの調節粒子の前記第1の断面の第1の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第6のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第6のサブタイプの調節粒子の前記第2の断面の第2の外接円の直径の変化値は0.3ミクロン以下であり、
前記第7のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第7のサブタイプの調節粒子の中央部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、前記第7のサブタイプの調節粒子の中央部から離れる方向に沿って、前記第7のサブタイプの調節粒子の第1の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、前記第7のサブタイプの調節粒子の第2の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、
前記第8のサブタイプの調節粒子の長軸の延在方向に沿って、前記第8のサブタイプの調節粒子の中央部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径の変化値は1ミクロン以下であり、前記第8のサブタイプの調節粒子の中央部から離れる方向に沿って、前記第8のサブタイプの調節粒子の第1の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、前記第8のサブタイプの調節粒子の第2の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第9のサブタイプの調節粒子の第1の端部は、前記第9のサブタイプの調節粒子の第2の端部に接続されており、前記第9のサブタイプの調節粒子の第1の端部から前記第9のサブタイプの調節粒子の第2の端部に向かう方向に沿って、前記第9のサブタイプの調節粒子の前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、
前記第10のサブタイプの調節粒子の第1の端部は、前記第10のサブタイプの調節粒子の第2の端部に接続されており、前記第10のサブタイプの調節粒子の第2の端部から離れる方向に沿って、前記第10のサブタイプの調節粒子の前記第1の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少し、前記第10のサブタイプの調節粒子の第1の端部から離れる方向に沿って、前記第10のサブタイプの調節粒子の前記第2の端部に位置する前記第2の断面の第2の外接円の直径は徐々に減少する。
【0009】
好ましくは、前記第1のサブタイプの調節粒子は、立方体状粒子又は直方体状粒子から選択され、前記第2のサブタイプの調節粒子は、球状粒子又は楕円形粒子から選択され、前記第3のサブタイプの調節粒子は、一端の直径が減少した針状粒子から選択され、前記第4のサブタイプの調節粒子は、両端の直径が減少した針状粒子から選択され、前記第5のサブタイプの調節粒子は、錐形粒子から選択され、前記第6のサブタイプの調節粒子は、棒状粒子から選択され、前記第7のサブタイプの調節粒子は、一端の直径が減少した針状粒子から選択され、前記第8のサブタイプの調節粒子は、両端の直径が減少した針状粒子から選択され、前記第9のサブタイプの調節粒子は、錐形粒子から選択され、前記第10のサブタイプの調節粒子は、双錐形粒子又は楕円形粒子から選択される。
【0010】
好ましくは、前記第1の中心粒径値は20ミクロン未満であり、前記第2の中心粒径値は20ミクロン未満である。
好ましくは、前記光学フィルム中の前記調節粒子の質量分率は20%以下である。
(【0011】以降は省略されています)

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