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公開番号
2025053823
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023162884
出願日
2023-09-26
発明の名称
太陽光発電装置、太陽光発電装置の支持構造
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
H02S
30/00 20140101AFI20250331BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】止水性を維持しつつ、建設材に支持させることの可能な可能な太陽光発電装置を提供する。
【解決手段】本発明の太陽光発電装置2は、表面6を構成するバリアシート7と裏面8を構成するバックシート9との間に発電部10が配置された本体部4と、バリアシート7の一部7a、及びバックシート9の一部9aを含む被挟持部12を挟持することで、本体部4に連結される硬質部材5とを備える。太陽光発電装置2は、建設材100に支持された被支持部材3に硬質部材5が取り付けられることで、建設材100に支持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表面を構成するバリアシートと裏面を構成するバックシートとの間に発電部が配置された本体部と、
前記バリアシートの一部及び前記バックシートの一部を少なくとも含む被挟持部を挟持することで、前記本体部に連結される硬質部材とを備え、
建設材に支持された被支持部材に前記硬質部材が取り付けられることで、前記建設材に支持される太陽光発電装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記本体部は、前記バリアシートの外周縁と前記バックシートの外周縁との間を封じる封止縁材を備え、
前記被挟持部には、前記封止縁材の一部が含まれる請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項3】
前記バックシートは、前記裏面を構成するバックシート本体と、前記バックシート本体の外周縁の一部から延びて前記バックシート本体の外周縁の一部と前記バリアシートの外周縁の一部との間を封じるバックシート封止部と、前記バックシート封止部の先端から延びて前記バリアシートに重ね合わされるバックシート重合部とを備え、
前記バックシートの一部には、前記バックシート本体の一部、前記バックシート封止部の全部、前記バックシート重合部の一部又は全部が含まれる請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項4】
前記バリアシートは、前記表面を構成するバリアシート本体と、前記バリアシート本体の外周縁の一部から延びて前記バリアシート本体の外周縁の一部と前記バックシートの外周縁の一部との間を封じるバリアシート封止部と、前記バリアシート封止部の先端から延びて前記バックシートに重ね合わされるバリアシート重合部とを備え、
前記バリアシートの一部には、前記バリアシート本体の一部、前記バリアシート封止部の全部、及び前記バリアシート重合部の一部又は全部が含まれる請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項5】
前記被挟持部は、前記硬質部材の挟持により圧縮された状態にある請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項6】
前記被挟持部には、金属或いは硬質樹脂から形成された芯材が含まれ、
前記被挟持部は、前記芯材が前記バリアシートの一部と前記バックシートの一部との間に配置された状態で、前記芯材以外の部分が圧縮されている請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項7】
前記本体部の長手方向の一方側及び他方側の端部がそれぞれ前記被挟持部によって構成されて、各前記被挟持部が前記硬質部材に挟持されることで、前記本体部の長手方向の一方側及び他方側の端部に前記硬質部材が連結され、
前記本体部の長手方向の一方側の端部に連結された前記硬質部材は、第一の前記被支持部材に取り付けられ、前記本体部の長手方向の他方側の端部に連結された前記硬質部材は、前記第一の被支持部材よりも下側に配置される第二の前記被支持部材に取り付けられる請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項8】
前記本体部は、厚肉部と、前記厚肉部よりも厚さの薄い薄肉部とが、長手方向に交互に形成されたものであり、
前記発電部は、前記厚肉部に設けられている請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれかに記載の太陽光発電装置と、
前記建設材に支持される被支持部材とを備え、
前記硬質部材が前記被支持部材に取り付けられることで、前記太陽光発電装置が前記建設材に支持される太陽光発電装置の支持構造。
【請求項10】
第一の前記被支持部材と、
前記第一の被支持部材よりも下側に配置される第二の前記被支持部材とを備え、
前記太陽光発電装置は、請求項7に記載の太陽光発電装置であり、
前記本体部の長手方向の一方側の端部に連結された前記硬質部材は、前記第一の被支持部材に取り付けられ、
前記本体部の長手方向の他方側の端部に連結された前記硬質部材は、前記第二の被支持部材に取り付けられ、
上下方向における前記第一の被支持部材と前記第二の被支持部材との間の距離を変更可能である請求項9に記載の太陽光発電装置の支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光発電装置、及び太陽光発電装置の支持構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、2つのシートの間に発電部が配置された太陽光発電装置が使用されている。この種の太陽光発電装置は棒材によって建設材に吊るすことが行われており、棒材を通す穴として、太陽光発電装置そのものに形成した孔、或いは、太陽光発電装置の孔に嵌めたハトメの孔が使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-67924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら太陽光発電装置そのものに形成した孔を使って太陽光発電装置を吊るす場合には、太陽光発電装置の重量で孔が拡大することで、孔を通じて太陽光発電装置の内部に水分が侵入し易くなる。またハトメを使用する場合には、風によって太陽光発電装置がバタついた際に大きな外力がハトメに負荷されることで、ハトメを嵌めた太陽光発電装置の孔が拡大して太陽光発電装置の孔とハトメとの間に隙間が生じ、この隙間を介して太陽光発電装置の内部に水分が侵入し易くなる。上述の問題は、太陽光発電装置が大面積である場合に顕著に生じ得る。
【0005】
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであって、その目的は、止水性を維持しつつ、建設材に支持させることの可能な可能な太陽光発電装置、及び当該太陽光発電装置の支持構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0007】
項1.表面を構成するバリアシートと裏面を構成するバックシートとの間に発電部が配置された本体部と、
前記バリアシートの一部及び前記バックシートの一部を少なくとも含む被挟持部を挟持することで、前記本体部に連結される硬質部材とを備え、
建設材に支持された被支持部材に前記硬質部材が取り付けられることで、前記建設材に支持される太陽光発電装置。
【0008】
項2.前記本体部は、前記バリアシートの外周縁と前記バックシートの外周縁との間を封じる封止縁材を備え、
前記被挟持部には、前記封止縁材の一部が含まれる項1に記載の太陽光発電装置。
【0009】
項3.前記バックシートは、前記裏面を構成するバックシート本体と、前記バックシート本体の外周縁の一部から延びて前記バックシート本体の外周縁の一部と前記バリアシートの前記バックシートの外周縁の一部との間を封じるバックシート封止部と、前記バックシート封止部の先端から延びて前記バリアシートに重ね合わされるバックシート重合部とを備え、
前記バックシートの一部には、前記バックシート本体の一部、前記バックシート封止部の全部、前記バックシート重合部の一部又は全部が含まれる項1に記載の太陽光発電装置。
【0010】
項4.前記バリアシートは、前記表面を構成するバリアシート本体と、前記バリアシート本体の外周縁の一部から延びて前記バリアシート本体の外周縁の一部と前記バックシートの外周縁の一部との間を封じるバリアシート封止部と、前記バリアシート封止部の先端から延びて前記バックシートに重ね合わされるバリアシート重合部とを備え、
前記バリアシートの一部には、前記バリアシート本体の一部、前記バリアシート封止部の全部、及び前記バリアシート重合部の一部又は全部が含まれる項1に記載の太陽光発電装置。
(【0011】以降は省略されています)
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