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公開番号2025048807
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2024162352
出願日2024-09-19
発明の名称高含有量のセリウムおよびスズを有する蛍光性ガラス
出願人イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフト,Ivoclar Vivadent AG
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C03C 4/12 20060101AFI20250326BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約【課題】高含有量のセリウムおよびスズを有する蛍光性ガラスを提供すること。
【解決手段】本発明は、高含有量のセリウムおよびスズを有するガラスに関し、このガラスは、以下の成分:
成分 重量%
SiO2 38.0~68.0
CeO2として計算したセリウム 4.0~23.0
SnOとして計算したスズ 3.0~18.0
Li2O 1.0~5.0
アルカリ金属酸化物MeI 2O 5.8~15.9
二価元素の酸化物MeIIO 3.2~10.5
三価元素の酸化物MeIII 2O3 3.5~11.8
を含有し、そして蛍光特性が自然の歯の蛍光特性と大いに対応している歯科用修復物の調製のために、特に適している。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
セリウムおよびスズを含有するガラスであって、示される量の、以下の成分:
成分 重量%
SiO

38.0~68.0
CeO

として計算したセリウム 4.0~23.0
SnOとして計算したスズ 3.0~18.0
Li

O 1.0~5.0
アルカリ金属酸化物Me


O 5.8~15.9
二価元素の酸化物Me
II
O 3.2~10.5
三価元素の酸化物Me
III



3.5~11.8
を含有し、ここで
Me


Oは、Na

O、K

O、Rb

O、および/またはCs

Oから選択され、
Me
II
Oは、MgO、CaO、SrO、BaOおよび/またはZnOから選択され、
Me
III



は、Al



、B



、Y



、La



、Dy



、Ga



、および/またはIn



から選択される、ガラス。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
4.3~22.0重量%、好ましくは4.7~21.5重量%、そしてより好ましくは5.3~21.0重量%の、CeO

として計算したセリウムを含有する、請求項1に記載のガラス。
【請求項3】
3.4~17.2重量%、好ましくは3.7~16.9重量%、そして特に好ましくは4.1~16.4重量%の、SnOとして計算したスズを含有する、請求項1または2に記載のガラス。
【請求項4】
CeO

として計算したセリウム対SnOとして計算したスズのモル比が、1.5:1~1:1.5、特に1.2:1~1:1.2、好ましくは1.1:1~1:1.1の範囲であり、そしてより好ましくは1.0:1.0である、請求項1~3のいずれか1項に記載のガラス。
【請求項5】
1.4~4.0重量%、そして特に好ましくは1.9~3.1重量%のLi

Oを含有する、請求項1~4のいずれか1項に記載のガラス。
【請求項6】
0.4~2.4重量%、特に0.6~1.9重量%、そして特に好ましくは0.8~1.6重量%のフッ素を含有する、請求項1~5のいずれか1項に記載のガラス。
【請求項7】
示される量の、以下のアルカリ金属酸化物:
成分 重量%


O 2.0~7.9
特に 2.5~7.3
特に好ましくは 2.9~6.9
Na

O 3.8~8.0
特に 4.4~7.4
特に好ましくは 4.8~7.0
のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てを含有する、請求項1~6のいずれか1項に記載のガラス。
【請求項8】
示される量の、以下の二価元素の酸化物Me
II
O:
成分 重量%
CaO 0.8~2.5
特に 1.0~2.0
特に好ましくは 1.2~1.7
SrO 1.0~3.0
特に 1.3~2.6
特に好ましくは 1.6~2.3
ZnO 1.4~4.0
特に 1.9~3.6
特に好ましくは 2.3~3.3
MgO 0~1.0
好ましくは 0~0.6
特に 0~0.4
特に好ましくは 0.1~0.4
のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てを含有する、請求項1~7のいずれか1項に記載のガラス。
【請求項9】
示される量の、以下の三価元素の酸化物:
成分 重量%
Al



2.5~7.3
特に 2.8~6.8
特に好ましくは 3.2~6.3




1.0~4.5
特に 1.3~4.1
特に好ましくは 1.6~3.7
のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てを含有する、請求項1~8のいずれか1項に記載のガラス。
【請求項10】
示される量の、以下の四価元素の酸化物Me
IV



成分 重量%
TiO

0~2.2
特に 0~1.7
特に好ましくは 0.1~1.4
ZrO

0~1.2
好ましくは 0.1~1.2
特に 0.2~0.9
特に好ましくは 0.4~0.6
のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てを含有する、請求項1~9のいずれか1項に記載のガラス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高含有量のセリウムおよびスズを有し、そして蛍光特性が自然の歯の蛍光特性と大いに対応している歯科用修復物の調製のために特に適している、ガラスに関する。本発明はまた、本発明によるガラスを調製するためのプロセス、ならびに本発明によるガラスの、混合成分としての、および歯科材料としての使用、特に、歯科用修復物を調製するためのコーティング材料としての使用に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ガラスは、それらの良好な光学特性に起因して、特に、他の材料のコーティングのために、例えば、染色剤またはつや出し材料として、歯科医学において使用される。
【0003】
歯科用修復物の調製において、ガラス、および適切である場合にはガラスから作製されたガラスセラミックに、自然の歯の蛍光特性を再現するための種々のアプローチが公知である。
【0004】
EP 2 944 619 A1は、蛍光性ケイ酸リチウムガラスの調製のためのプロセスを記載する。このプロセスは、セリウムイオンを含有する出発ガラスの溶融を、還元条件に供することを包含し、これらの還元条件は、還元剤の使用によって提供される。この還元剤は、好ましくは、気体の還元剤であるか、または有機塩、炭水化物および穀物粉からなる群より選択される。
【0005】
WO 2017/032745 A1は、歯科医学において使用するための、ケイ酸リチウムの低石英ガラスセラミックを記載する。これらのガラスセラミックは、好ましくはBi



およびBi



から選択される蛍光剤および着色剤、ならびに無機顔料および/またはd元素およびf元素の酸化物、例えばMn、Fe、Co、Pr、Nd、Tb、Er、Dy、EuおよびYbの酸化物を含有する。
【0006】
EP 3 696 150 A1から、0.05~5.0重量%の、Eu



として計算したユウロピウムを含有するガラスは、これらのガラスから作製された歯科用修復物に、有利な蛍光特性を与えることが公知である。
【0007】
W.Buchalla,”Comparative Fluorescence Spectroscopy Shows Differences in Non-Cavitated Enamel Lesions,”Caries Res.2005,39,150-156から、自然の歯は、400~650nmの範囲の波長を有する紫外光の下で、青色がかった白色の蛍光を示すことが公知である。
EP 3 696 149 A1は、365nmの波長の光で励起されると蛍光を発する、セリウムおよびスズを含有するガラスおよびガラスセラミックを記載する。しかし、395nmの波長の光で励起されると、記載されるガラスおよびガラスセラミックは、いかなる蛍光も示さない。
先行技術から公知であるガラスは、不十分な蛍光特性を有し、特に約380~430nmの波長を有する光の下では、自然の歯の材料の蛍光特性を十分に模倣することができないことが示されている。具体的には、特に長波長のUV範囲、例えば380~430nmでも、良好な蛍光特性を示す、ガラスが必要とされている。これらの波長の光はしばしば、ナイトクラブなどの娯楽場で「ブラックライト」として使用される。従って、不十分な蛍光特性を有する歯科用修復物は、長波長のUV光の影響下で修復物であると認識され得るか、または歯の隙間もしくは欠損であるように見え得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
欧州特許出願公開第2 944 619号明細書
国際公開第2017/032745号
欧州特許出願公開第3 696 150号明細書
欧州特許出願公開第3 696 149号明細書
【非特許文献】
【0009】
W.Buchalla,”Comparative Fluorescence Spectroscopy Shows Differences in Non-Cavitated Enamel Lesions,”Caries Res.2005,39,150-156
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、自然の歯の材料に匹敵する蛍光を示し、従って、長波長UV範囲、例えば380~430nm、そして特に395nmで励起されたときに自然の歯の材料の蛍光特性を大いに模倣することが可能な歯科用修復物の調製のために特に適している、ガラスを提供するという課題に基づく。これらのガラスはまた、他のガラスの蛍光特性を調節するための混合成分として適切であるべきである。
(【0011】以降は省略されています)

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