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公開番号2025047833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156574
出願日2023-09-21
発明の名称鍵盤用錘及び鍵盤楽器の鍵
出願人株式会社河合楽器製作所
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G10B 3/12 20060101AFI20250326BHJP(楽器;音響)
要約【課題】鍵に十分な重さを付加でき、鍵に簡単に取り付けられるとともに鍵からの脱落を確実に防止できる鍵盤用錘、及びこの鍵盤用錘が安定して固定される鍵盤楽器の鍵を提供する。
【解決手段】鍵盤楽器の鍵1に設けられた錘収容部8に外部から挿入されることによって取り付けられる鍵盤用錘3であって、弾性材料から成る第1錘20と、この第1錘20よりも比重の高い材料から成り、第1錘20に取り付けられた第2錘30と、を備え、第2錘30が取り付けられた第1錘20が錘収容部8に押し込まれることによって取り付けられたときに、第1錘20は、錘収容部8の内壁面からの反力によって弾性変形した状態で、内壁面5に係止されるように構成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
鍵盤楽器の鍵に設けられた錘収容部に外部から挿入されることによって取り付けられる鍵盤用錘であって、
弾性材料から成る第1錘と、
この第1錘よりも比重の高い材料から成り、当該第1錘に取り付けられた第2錘と、
を備え、
前記第2錘が取り付けられた前記第1錘が前記錘収容部に押し込まれることによって取り付けられたときに、当該第1錘は、前記錘収容部の内壁面からの反力によって弾性変形した状態で、当該内壁面に係止されるように構成されていることを特徴とする鍵盤用錘。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1錘は、
前後方向に所定長さ延びる第1錘本体部と、
この第1錘本体部の前部から下方に延びるように設けられ、前記第2錘を着脱自在に取り付けるための第2錘用取付部と、
を有していることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤用錘。
【請求項3】
前記第1錘本体部は、前方に開放しかつ上下方向に延び、前記第2錘の上部を収容するための第2錘用上側収容部を有しており、
前記第2錘用取付部は、
前記第1錘本体部の前部の左右両端部から下方に所定長さ延びる左右の側壁部と、
これらの左右の側壁部の下端部同士を繋ぐように設けられ、当該左右の側壁部の底面側及び前面側にそれぞれ配置された底壁部及び前壁部と、
を有し、
前記左右の側壁部、前記底壁部及び前記前壁部によって、前記第2錘用上側収容部に連なり、前記第2錘の下部を収容するための第2錘用下側収容部が構成されていることを特徴とする請求項2に記載の鍵盤用錘。
【請求項4】
前記第2錘は、
上下方向に所定長さ延び、所定の径を有する柱状の第2錘上部と、
この第2錘上部の下端に連なって上下方向に所定長さ延び、前記第2錘上部よりも大きな径を有する柱状の第2錘下部と、
を有しており、
前記第2錘が前記第1錘に取り付けられたときに、前記第2錘上部及び前記第2錘下部がそれぞれ、前記第2錘用上側収容部及び前記第2錘用下側収容部に収容されることを特徴とする請求項3に記載の鍵盤用錘。
【請求項5】
前記第2錘は、前記第2錘上部の上下方向の長さが互いに異なる複数種類の第2錘で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の鍵盤用錘。
【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載の鍵盤用錘が取り付けられた鍵盤楽器の鍵であって、
前記鍵は、下方に開放し、中空状に形成された前記錘収容部を有しており、
前記錘収容部の側壁には、当該錘収容部に前記鍵盤用錘が収容された状態で、当該鍵盤用錘の前記第1錘に係合し、前記鍵盤用錘を係止する係止凸部が設けられていることを特徴とする鍵盤楽器の鍵。
【請求項7】
前記鍵の前記錘収容部は、前記鍵盤用錘を、前後反転させた状態で取付可能に構成されていることを特徴とする請求項6に記載の鍵盤楽器の鍵。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子ピアノなどの鍵盤楽器の鍵盤装置に適用され、押鍵時に所望のタッチ重さを得るために鍵に取り付けられる鍵盤用錘、及びその鍵盤用錘が取り付けられた鍵盤楽器の鍵に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の鍵盤用錘及び鍵盤楽器の鍵として、例えば本出願人がすでに出願した特許文献1に記載したものが知られている。この鍵盤用錘は、鉄粉を混ぜたゴムで構成されており、直方体状の錘本体部と、錘本体部の左右の両側面にそれぞれ形成され、上下方向に並設された複数のヒダを有するヒダ部とを備えている。一方、鍵は、前後方向に延びる白鍵であり、その前端部に、下方に開放する錘収容部(特許文献1では錘取付空間)が設けられている。
【0003】
製造時において、上記の鍵盤用錘を鍵に取り付ける場合、鍵の下方から錘収容部に鍵盤用錘を押し込む。これにより、鍵盤用錘の左右のヒダ部が、錘本体部と錘収容部の左右の側壁との間に挟まれながら弾性変形し、その復元力による突っ張りにより、鍵盤用錘が鍵の前端部に固定される。このように、上記の鍵盤用錘は、鍵の錘収容部への押し込みだけで、鍵に簡単に取り付けられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-114597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の鍵盤用錘では、重量が比較的軽いことで、それを取り付けた鍵の押鍵時の手応えが軽く、良好なタッチ感が得られないことがある。また、鍵に取り付けられた上記の鍵盤用錘は、左右のヒダ部による突っ張りのみによって、鍵の錘収容部に固定されているため、鍵盤楽器の長期間の使用などにより、ヒダ部の弾性変形による復元力が低下すると、鍵盤用錘が下方にずれたり、鍵から脱落したりするおそれがある。
【0006】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、良好なタッチ感が得られるように、鍵に十分な重さを付加することができ、また、鍵に簡単に取り付けられるとともに鍵からの脱落を確実に防止できる鍵盤用錘、及びこの鍵盤用錘が安定して固定される鍵盤楽器の鍵を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、鍵盤楽器の鍵に設けられた錘収容部に外部から挿入されることによって取り付けられる鍵盤用錘であって、弾性材料から成る第1錘と、この第1錘よりも比重の高い材料から成り、第1錘に取り付けられた第2錘と、を備え、第2錘が取り付けられた第1錘が錘収容部に押し込まれることによって取り付けられたときに、第1錘は、錘収容部の内壁面からの反力によって弾性変形した状態で、内壁面に係止されるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、鍵盤用錘は、弾性材料から成る第1錘、及びこれに取り付けられた第2錘を備えており、第2錘が第1錘よりも比重の高い材料で構成されている。このため、鍵盤用錘を、第1錘のみで構成する場合に比べて、鍵盤用錘の重量を重くすることができる。したがって、上記のような重量の重い鍵盤用錘を鍵に取り付けることにより、鍵に十分な重さを付加することができ、それにより、押鍵時に、しっかりとした手応えのある良好なタッチ感を得ることができる。
【0009】
また、鍵盤用錘を鍵に取り付ける場合、第2錘が取り付けられた第1錘を鍵の錘収容部に挿入する。この場合、第1錘は、錘収容部の内壁面からの反力によって弾性変形した状態で、上記内壁面に係止される。このように、鍵盤用錘の鍵への取付け時において、第2錘が取り付けられた第1錘を、鍵の錘収容部に押し込むことで、鍵盤用錘を鍵に簡単に取り付けることができ、第1錘が弾性変形した状態で、錘収容部の内壁面に係止されることで、鍵盤用錘の鍵からの脱落を確実に防止することができる。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の鍵盤用錘において、第1錘は、前後方向に所定長さ延びる第1錘本体部と、この第1錘本体部の前部から下方に延びるように設けられ、第2錘を着脱自在に取り付けるための第2錘用取付部と、を有していることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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