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公開番号2025041302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148499
出願日2023-09-13
発明の名称変圧器
出願人富士電機株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類H01F 30/10 20060101AFI20250318BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】巻線とフレームとで挟まれるサポート部材の脱落を防止できるようにすること。
【解決手段】変圧器(1)は、鉄心(10)と、鉄心の周りに配置されて軸方向が上下方向に向けられる巻線(20)と、鉄心及び巻線の上部及び下部を支持するフレーム(40)と、巻線の上面側及び下面側に設けられて巻線とフレームとに挟まれて配置されるサポート部材(50)とを備えている。フレームは、巻線とサポート部材を上下方向から挟む支持面部(42b)を備え、支持面部には穴(42c)が形成される。サポート部材は、巻線と支持面部との間に配置される本体(51)と、本体における支持面部との相対面側から突出して穴に隙間(S)を介して挿入されるピン(52)とを備えている。本体における支持面部に相対する面の外縁を中心(C1)としてサポート部材が回転変位した状態にて、穴の中心軸(C2)を挟む両側の形成領域にピンが当接する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
鉄心と、
前記鉄心の周りに配置されて軸方向が上下方向に向けられる巻線と、
前記鉄心及び前記巻線の上部及び下部を支持するフレームと、
前記巻線の上面側及び下面側の少なくとも一方に設けられて該巻線と前記フレームとに挟まれて配置されるサポート部材とを備えた変圧器であって、
前記フレームは、前記巻線と前記サポート部材を上下方向から挟む支持面部を備え、該支持面部には穴が形成され、
前記サポート部材は、前記巻線と前記支持面部との間に配置される本体と、
前記本体における前記支持面部との相対面側から突出して前記穴に隙間を介して挿入されるピンと、を備え、
前記本体における前記支持面部に相対する面の外縁を中心として前記サポート部材が回転変位した状態にて、前記穴の中心軸を挟む両側の形成領域に前記ピンが当接することを特徴とする変圧器。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記ピンは円柱状に形成され、
前記本体における前記支持面部に相対する面の外縁を中心として前記サポート部材が回転変位した状態にて、前記ピンの径方向両側で前記穴の形成領域に当接することを特徴とする請求項1に記載の変圧器。
【請求項3】
前記ピンは、先端に向かって細くなるテーパ面を備えた円錐台状に形成され、
前記本体における前記支持面部に相対する面の外縁を中心として前記サポート部材が回転変位した状態にて、前記ピンの径方向両側で前記穴の形成領域に当接することを特徴とする請求項1に記載の変圧器。
【請求項4】
前記穴は前記支持面部を厚さ方向に貫通して形成され、
前記本体における前記支持面部に相対する面の外縁を中心として前記サポート部材が回転変位した状態でにて、前記ピンが前記穴を貫通していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の変圧器。
【請求項5】
前記巻線は、導体を巻回した筒状の巻線本体を樹脂で被覆して形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の変圧器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フレームを介して巻線が支持される変圧器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、下部フレームと、下部フレームの上部に設けられるコイルと、コイルの上部に設けられる上部フレームと、コイルと上部フレームまたは下部フレームの間に介するスペーサとを含む変圧器を開示している。この変圧器は突起部を備えている。突起部は、下部フレームの上部へ所定高さが突き出されてスペーサの下端に設けられた溝に挿入され、コイルを支持するスペーサの離脱を防止する部材となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-67710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
変圧器においては、地震等による振動が発生すると、スペーサに水平方向の力が作用するだけでなく、スペーサの下端外縁を中心に回転変位して転倒する方向の力も作用する。特許文献1では、スペーサに水平方向の力が作用した場合、突起部及び溝によってスペーサの水平方向の変位を規制できるが、スペーサに転倒する方向の力が作用すると、突起部が溝から抜け出てしまい、スペーサがコイルとフレームとの間から脱落し易くなる。
【0005】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、巻線とフレームとで挟まれるサポート部材の脱落を防止することができる変圧器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明における変圧器は、鉄心と、前記鉄心の周りに配置されて軸方向が上下方向に向けられる巻線と、前記鉄心及び前記巻線の上部及び下部を支持するフレームと、前記巻線の上面側及び下面側の少なくとも一方に設けられて該巻線と前記フレームとに挟まれて配置されるサポート部材とを備えた変圧器であって、前記フレームは、前記巻線と前記サポート部材を上下方向から挟む支持面部を備え、該支持面部には穴が形成され、前記サポート部材は、前記巻線と前記支持面部との間に配置される本体と、前記本体における前記支持面部との相対面側から突出して前記穴に隙間を介して挿入されるピンと、を備え、前記本体における前記支持面部に相対する面の外縁を中心として前記サポート部材が回転変位した状態にて、前記穴の中心軸を挟む両側の形成領域に前記ピンが当接することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、地震等の外力によってスペーサ部材に上述した回転変位する方向の力が作用しても、穴の少なくとも2箇所位置にピンを当接させた状態にすることができる。かかる当接によって、スペーサ部材が大きく回転変位することを規制することができ、巻線とフレームとの間からサポート部材が脱落することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態に係る変圧器の一部構成を省略した正面図である。
第1の実施の形態に係る変圧器の一部構成を省略した斜視図である。
図1のA-A線断面図である。
図4Aは、図3のB部拡大図であり、図4Bは、サポート部材が回転変位した状態の説明用拡大図である。
図5A及び図5Bは、第2の実施の形態に係る変圧器の図4A及び図4Bと同様の説明である。
図6A及び図6Bは、第3の実施の形態に係る変圧器の図4A及び図4Bと同様の説明である。
図7A及び図7Bは、第4の実施の形態に係る変圧器の図4A及び図4Bと同様の説明である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施の形態に係る変圧器について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、本発明をモールド変圧器に適用する場合について説明する。しかしながら、本発明の適用対象は、モールド変圧器に限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、油入変圧器や、モールド変圧器以外の乾式変圧器(例えば、H種乾式変圧器等)、ガス絶縁変圧器に適用することもできる。
【0010】
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る変圧器の一部構成を省略した正面図である。図1に示すように、変圧器1は、磁気回路を構成する鉄心10と、電気回路を構成する巻線20と、鉄心10の一部を収容するフレーム40とを含んで構成されている。図1においては、3つの巻線20及び鉄心10の上部及び下部をフレーム40で支持した3相3脚構造の変圧器1を示している。なお、本発明の適用対象となる変圧器の構造については、これに限定されるものではなく、3相5脚構造等の任意の構造を有する変圧器1に適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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