TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025063739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023173168
出願日2023-10-04
発明の名称燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 8/04 20160101AFI20250409BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は、システム全体の絶縁抵抗を適切に管理できる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】出力が並列に接続された複数の燃料電池装置を備える燃料電池システムであって、複数の前記燃料電池装置のそれぞれは、燃料電池スタックを備える発電部と、前記発電部に、前記燃料電池スタックを冷却する冷却液を供給するとともに、前記冷却液に含まれるイオンを除去する冷却部と、を備え、複数の前記燃料電池装置のそれぞれにおける前記冷却液の導電率及び前記燃料電池システム全体における絶縁抵抗値の少なくともいずれか一方を測定する燃料電池システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
出力が並列に接続された複数の燃料電池装置を備える燃料電池システムであって、
複数の前記燃料電池装置のそれぞれは、
燃料電池スタックを備える発電部と、
前記発電部に、前記燃料電池スタックを冷却する冷却液を供給するとともに、前記冷却液に含まれるイオンを除去する冷却部と、
を備え、
複数の前記燃料電池装置のそれぞれにおける前記冷却液の導電率及び前記燃料電池システムの全体における絶縁抵抗値の少なくともいずれか一方を測定する、
燃料電池システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
制御部を更に備え、
前記制御部は、複数の前記燃料電池装置のいずれかにおける前記冷却液の導電率が第1閾値より高い場合、前記冷却液の導電率が第1閾値より高い前記燃料電池装置を停止するように制御する、
請求項1に記載の燃料電池システム。
【請求項3】
前記制御部は、停止した前記燃料電池装置における前記冷却液の導電率が第2閾値より低い場合、停止した前記燃料電池装置を起動するように制御する、
請求項2に記載の燃料電池システム。
【請求項4】
制御部を更に備え、
前記制御部は、前記燃料電池システムにおける絶縁抵抗値が第3閾値より低い場合、複数の前記燃料電池装置のいずれかを停止するように制御する、
請求項1に記載の燃料電池システム。
【請求項5】
前記制御部は、複数の前記燃料電池装置のそれぞれにおける前記冷却液の導電率を取得し、取得した導電率において一番高い導電率の前記燃料電池装置を停止するように制御する、
請求項4に記載の燃料電池システム。
【請求項6】
制御部を更に備え、
前記制御部は、複数の前記燃料電池装置のそれぞれにおける前記冷却液の導電率に基づいて、システム全体の絶縁抵抗値を推定し、推定した前記絶縁抵抗値に基づいて、複数の前記燃料電池装置のいずれかを停止するように制御する、
請求項1に記載の燃料電池システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記燃料電池装置の絶縁抵抗と、前記冷却液の絶縁抵抗の合成抵抗から前記絶縁抵抗値を算出する、
請求項6に記載の燃料電池システム。
【請求項8】
前記制御部は、停止する前記燃料電池装置において、イオン交換処理を行うように制御する、
請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
【請求項9】
イオン交換処理に必要な電力が動作中の前記燃料電池装置から供給される、
請求項8に記載の燃料電池システム。
【請求項10】
前記出力に接続される蓄電池を備え、
イオン交換処理に必要な電力が動作中の前記蓄電池から供給される、
請求項8に記載の燃料電池システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、燃料電池を冷却するための冷却媒体の導電率を調整する調整部と、当該燃料電池システムとグランドとの間の絶縁抵抗を測定する測定部と、制御部と、を備える燃料電池システムが開示されている。特許文献1には、燃料電池システムにおける制御部が、当該燃料電池システムの動作中、絶縁抵抗が閾値以下である場合、冷却媒体の導電率が所定導電率以下になるように、調整部の動作を制御することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-062300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の燃料電池装置を並列に接続する燃料電池システムにおいて、接続する燃料電池装置の台数が増えると絶縁抵抗が低下する。
【0005】
本開示は、システム全体の絶縁抵抗を適切に管理できる燃料電池システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様によれば、出力が並列に接続された複数の燃料電池装置を備える燃料電池システムであって、複数の前記燃料電池装置のそれぞれは、燃料電池スタックを備える発電部と、前記発電部に、前記燃料電池スタックを冷却する冷却液を供給するとともに、前記冷却液に含まれるイオンを除去する冷却部と、を備え、複数の前記燃料電池装置のそれぞれにおける前記冷却液の導電率及び前記燃料電池システム全体における絶縁抵抗値の少なくともいずれか一方を測定する燃料電池システムを提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の燃料電池システムによれば、システム全体の絶縁抵抗を適切に管理できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおける構成の概要を示す図である。
図2は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおける第1処理について説明するフロー図である。
図3は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおける第2処理について説明するフロー図である。
図4は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおける動作について説明する図である。
図5は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおける動作について説明する図である。
図6は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおける出力について説明する図である。
図7は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおけるリフレッシュ運転について説明する図である。
図8は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおけるリフレッシュ運転について説明する図である。
図9は、第1実施形態に係る燃料電池システムの変形例における構成の概要を示す図である。
図10は、第1実施形態に係る燃料電池システムの変形例における動作について説明するフロー図である。
図11は、第2実施形態に係る燃料電池システムにおける構成の概要を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0010】
なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の又は対応する機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する場合がある。また、理解を容易にするために、図面における各部の縮尺は、実際とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

富士電機株式会社
変圧器
1か月前
富士電機株式会社
駆動装置
12日前
富士電機株式会社
半導体装置
11日前
富士電機株式会社
半導体装置
19日前
富士電機株式会社
自動販売機
24日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
金銭処理機
12日前
富士電機株式会社
半導体装置
12日前
富士電機株式会社
半導体装置
19日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
5日前
富士電機株式会社
自動販売機
5日前
富士電機株式会社
半導体装置
6日前
富士電機株式会社
換気システム
12日前
富士電機株式会社
紙幣処理装置
19日前
富士電機株式会社
分析システム
1か月前
富士電機株式会社
カオリン質粉末
20日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
10日前
富士電機株式会社
フレーム連結構造
1か月前
富士電機株式会社
外気導入システム
12日前
富士電機株式会社
セキュリティシステム
17日前
富士電機株式会社
レーザ式ガス分析装置
10日前
富士電機株式会社
半導体装置の製造方法
20日前
富士電機株式会社
試験回路、及び試験方法
1か月前
富士電機株式会社
集積回路、及び電源回路
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置及びその製造方法
4日前
富士電機株式会社
温度調整装置および検知システム
12日前
富士電機株式会社
支援装置、支援方法、プログラム
1か月前
富士電機株式会社
通信機器および通信機器の復旧方法
19日前
富士電機株式会社
支援システム、支援装置、支援方法
13日前
富士電機株式会社
燃料電池発電システム及び制御方法
19日前
富士電機株式会社
無線通信装置および無線通信システム
4日前
富士電機株式会社
電力制御システムおよび電力制御装置
6日前
富士電機株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
4日前
続きを見る