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公開番号2025038699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2023145463
出願日2023-09-07
発明の名称チタン板およびその製造方法
出願人日本製鉄株式会社
代理人弁理士法人ブライタス
主分類C22C 14/00 20060101AFI20250312BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約【課題】ヤング率と成形性とに優れる工業用純チタンのチタン板を提供する。
【解決手段】化学組成が、質量%で、O:0.20%以下、Fe:0.20%以下、N:0.08%以下、C:0.08%以下、H:0.015%以下、残部:Tiおよび不純物であり、金属組織が、T-textureとSplit-TD-Textureとを含み、T-textureの面積割合が、5~30%であり、Split-TD-Textureの面積割合が、30%以上である、チタン板。
【選択図】 なし

特許請求の範囲【請求項1】
化学組成が、質量%で、
O:0.20%以下、
Fe:0.20%以下、
N:0.08%以下、
C:0.08%以下、
H:0.015%以下、
残部:Tiおよび不純物であり、
金属組織が、T-textureとSplit-TD-Textureとを含み、
前記T-textureの面積割合が、5~30%であり、
前記Split-TD-Textureの面積割合が、30%以上である、チタン板。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
平均結晶粒径が、5~100μmである、請求項1に記載のチタン板。
【請求項3】
請求項1または2に記載のチタン板の製造方法であって、
請求項1に記載の化学組成の熱間圧延素材を、900~1050℃の温度域で加熱し、熱間圧延を行い、熱延板を製造する、熱間圧延工程と、
前記熱延板の表面温度が300℃以下になるまで、冷却する、冷却工程と、
冷却された前記熱延板を、前記冷却工程後の総圧下率が60%以上で、冷間圧延を行い、冷延板を製造する、冷間圧延工程と、
前記冷延板を、焼鈍する、焼鈍工程と、
を備え、
前記熱間圧延工程において、830℃以上の温度域での圧下率が50%以上であり、圧延終了温度が800~880℃の範囲である、チタン板の製造方法。
【請求項4】
前記焼鈍工程における焼鈍温度T(℃)が、550~800℃の範囲であり、前記焼鈍温度T(℃)と前記焼鈍温度T(℃)における保持時間t(s)とが、下記(i)式を満足する、請求項3に記載のチタン板の製造方法。
20000≦(T+273.15)×(Log
10
(t)+20)≦24000・・・(i)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チタン板およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
工業用純チタンのチタン板は、軽量であり、かつ耐食性に優れる。また、特許文献1に記載されているように、成形性が良好なチタン板も開発されている。このため、上記チタン板は、熱交換機、具体的には、プレート式熱交換器(「PHE」ともいう。)に使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-316323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記チタン板は、板幅方向のヤング率が低いという問題がある。一方で、ヤング率を高めようとすると、成形性が低下することがある。また、ヤング率の不足を補うためには板厚を厚くする必要が生じるため、軽量性というメリットを十分活用できなくなる。従って、工業用純チタンのチタン板において、高いヤング率と優れた成形性とを両立することは、難しいという課題がある。
【0005】
本発明は、上記課題を解決し、高いヤング率と優れた成形性とを有する工業用純チタンのチタン板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、下記のチタン板を要旨とする。
【0007】
(1)化学組成が、質量%で、
O:0.20%以下、
Fe:0.20%以下、
N:0.08%以下、
C:0.08%以下、
H:0.015%以下、
残部:Tiおよび不純物であり、
金属組織が、T-textureとSplit-TD-Textureとを含み、
前記T-textureの面積割合が、5~30%であり、
前記Split-TD-Textureの面積割合が、30%以上である、チタン板。
【0008】
(2)平均結晶粒径が、5~100μmである、上記(1)に記載のチタン板。
【0009】
(3)上記(1)または(2)に記載のチタン板の製造方法であって、
上記(1)に記載の化学組成の熱間圧延素材を、900~1050℃の温度域で加熱し、熱間圧延を行い、熱延板を製造する、熱間圧延工程と、
前記熱延板の表面温度が300℃以下になるまで、冷却する、冷却工程と、
冷却された前記熱延板を、前記冷却工程後の総圧下率が60%以上で、冷間圧延を行い、冷延板を製造する、冷間圧延工程と、
前記冷延板を、焼鈍する、焼鈍工程と、
を備え、
前記熱間圧延工程において、830℃以上の温度域での圧下率が50%以上であり、圧延終了温度が800~880℃の範囲である、チタン板の製造方法。
【0010】
(4)前記焼鈍工程における焼鈍温度T(℃)が、550~800℃の範囲であり、前記焼鈍温度T(℃)と前記焼鈍温度T(℃)における保持時間t(s)とが、下記(i)式を満足する、上記(3)に記載のチタン板の製造方法。
20000≦(T+273.15)×(Log
10
(t)+20)≦24000・・・(i)
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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