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公開番号
2025036882
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143505
出願日
2023-09-05
発明の名称
作業機械
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250310BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】電動ファンの風量低下を抑制する。
【解決手段】作業機械は、車体と、車体に支持され車体の前方に配置される作業機と、作業機の駆動源であるエンジン40と、冷却対象流体が内部を流通する熱交換器70と、冷却ファン61,62とを備えている。冷却ファン61,62は、電動ファンであって、熱交換器70に対向して配置されており、熱交換器70を通過した後にエンジン40へ向かう空気の流れを発生させる。冷却ファン61は、エンジン40の上面40Sよりも上方に配置される部分を有している。エンジン40の上方に、空気の通路となる空間334が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、
前記車体に支持され前記車体の前方に配置される作業機と、
前記作業機の駆動源であるエンジンと、
冷却対象流体が内部を流通する熱交換器と、
前記熱交換器に対向して配置され、前記熱交換器を通過した後に前記エンジンへ向かう空気の流れを発生させる、少なくとも1つの電動ファンとを備え、
前記電動ファンは、前記エンジンの最上部よりも上方に配置される部分を有し、
前記エンジンの上方に、空気の通路となる空間が形成されている、作業機械。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの電動ファンは、第1の電動ファンと、第2の電動ファンとを含み、
前記第1の電動ファンは前記第2の電動ファンよりも上方に配置される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記第1の電動ファンは、前記エンジンの最上部よりも上方に配置される部分を有する、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記エンジンは、エンジン本体と、エンジン補機とを有し、
前記第1の電動ファンの回転中心は、前記エンジン本体よりも上方に配置される、請求項2に記載の作業機械。
【請求項5】
前記電動ファンは、前記車体の前後方向において、前記エンジンと重ならない部分を有する、請求項1に記載の作業機械。
【請求項6】
前記エンジンの上方に、前記エンジンのメンテナンス作業をするオペレータの足場となるステップを備える、請求項1に記載の作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2001-193102号公報(特許文献1)には、エンジンと、ラジエータと、ラジエータを冷却する冷却ファンとを備え、冷却ファンは、エンジンの出力軸に機械的に連結されて駆動されるか、または油圧駆動される構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-193102号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却ファンとして電動ファンを採用する場合、電動ファンは空気を押し込む力が油圧ファンよりも弱いため、通風抵抗を大きくする障害物が下流にあることで風量が小さくなる傾向が顕著である。
【0005】
本開示では、電動ファンの風量低下を抑制できる、作業機械が提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従うと、車体と、車体に支持され車体の前方に配置される作業機と、作業機の駆動源であるエンジンと、冷却対象流体が内部を流通する熱交換器と、熱交換器に対向して配置され、熱交換器を通過した後にエンジンへ向かう空気の流れを発生させる、少なくとも1つの電動ファンとを備える、作業機械が提案される。電動ファンは、エンジンの最上部よりも上方に配置される部分を有している。エンジンの上方に、空気の通路となる空間が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の作業機械によると、電動ファンの風量低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
油圧ショベルの構成を概略的に示す側面図である。
油圧ショベルのシステム構成を示す概略ブロック図である。
後方から見たエンジンおよび冷却装置を示す模式図である。
側方から見たエンジンおよび冷却装置を示す模式図である。
旋回体の斜視図である。
エンジンフードが開いた状態の旋回体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図に基づいて説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。図面では、説明の便宜上、構成を省略または簡略化している場合もある。実施形態から任意の構成が抽出され、それらが任意に組み合わされることも、当初から予定されている。
【0010】
<全体構成>
実施形態においては、作業機械の一例として油圧ショベル1について説明する。図1は、油圧ショベル1の構成を概略的に示す側面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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