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公開番号
2025033973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140058
出願日
2023-08-30
発明の名称
人工毛髪及びその製造方法
出願人
ユニチカトレーディング株式会社
,
ユニチカ株式会社
代理人
個人
主分類
A41G
3/00 20060101AFI20250306BHJP(衣類)
要約
【課題】 人毛のような自然な緩やかなうねりを持つ人工毛髪を得る。
【解決手段】 ポリアミド6を芯成分とし、ポリアミド6とアルカリ可溶性ポリエステルとが混合されたポリアミド樹脂組成物を鞘成分として、複合溶融紡糸により、偏心芯鞘型複合繊維を得る。この偏心芯鞘型複合繊維をアルカリ水溶液で処理して、アルカリ可溶性ポリエステルを溶出する。この後、偏心芯鞘型複合繊維を熱水中で黒色に染色することによって、人工毛髪を得る。芯成分と鞘成分が同一のポリアミド6で構成されているため、緩やかなうねりを持つ人工毛髪が得られる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
偏心芯鞘型複合繊維よりなる人工毛髪であって、芯成分がポリアミド樹脂で鞘成分が前記ポリアミド樹脂と同種のポリアミド樹脂よりなる人工毛髪。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
芯成分のポリアミド樹脂と鞘成分のポリアミド樹脂が同一のものである請求項1記載の人工毛髪。
【請求項3】
偏心芯鞘型複合繊維の横断面形状が略円形である請求項1記載の人工毛髪。
【請求項4】
偏心芯鞘型複合繊維表面に凹凸が形成されている請求項1記載の人工毛髪。
【請求項5】
鞘成分に無機微粒子が含有されている請求項1記載の人工毛髪。
【請求項6】
黒色に染色されてなる請求項1記載の人工毛髪。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の人工毛髪を含むかつら、ウィッグ又は付け毛。
【請求項8】
芯成分がポリアミド樹脂で、鞘成分が前記ポリアミド樹脂と同種のポリアミド樹脂で形成された偏心芯鞘型複合繊維を得た後、前記偏心芯鞘型複合繊維に熱処理を施すことを特徴とする人工毛髪の製造方法。
【請求項9】
芯成分がポリアミド樹脂で、鞘成分が前記ポリアミド樹脂と同種のポリアミド樹脂及び可溶性樹脂を含むポリアミド樹脂組成物で形成された偏心芯鞘型複合繊維を得た後、前記偏心芯鞘型複合繊維の前記鞘成分から前記可溶性樹脂を溶出した後、熱処理を施すことを特徴とする人工毛髪の製造方法。
【請求項10】
可溶性樹脂がアルカリ可溶性ポリエステル樹脂である請求項9記載の人工毛髪の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、かつら、ウィッグ又は付け毛等として使用しうる人工毛髪及びその製造方法に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、人毛の代替品として人工毛髪が使用されている。かかる人工毛髪としては、アクリル系繊維、ポリエステル系繊維又はポリアミド系繊維よりなるものが知られている。繊維業界では、古くから、異種合成樹脂よりなるサイドバイサイド型複合繊維又は偏芯芯鞘型複合繊維は潜在捲縮能を持っており、熱処理されると捲縮が生じることが知られている(特許文献1、請求項3及び段落0021)。たとえば、染色は一般的に温水又は熱水中で行われるため、染色工程で熱処理されることになり、この工程で捲縮が生じる。捲縮が生じる理由は、異種合成樹脂間で熱水収縮率が異なるからである。
【0003】
かかる潜在捲縮能を利用して、人工毛髪を得ることが提案されている。たとえば、特許文献2には、断面が扁平形状の偏心芯鞘型複合繊維であって、芯成分がポリエステル系樹脂で鞘成分がポリアミド系樹脂よりなる人工毛髪が提案されている。しかしながら、かかる潜在捲縮能より生じる捲縮は、らせん状になりやすく、人毛のような自然な緩やかなうねりになりにくいという欠点があった。
【0004】
国際公開2019/202993号公報
国際公開2022/145114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、人毛のような自然な緩やかなうねりを持つ人工毛髪を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、偏心芯鞘型複合繊維において、芯成分と鞘成分で異種合成樹脂を用いるのではなく、同種の合成樹脂を用いることにより、潜在捲縮能を抑制しうることを見出しなされたものである。すなわち、本発明は、偏心芯鞘型複合繊維よりなる人工毛髪であって、芯成分がポリアミド樹脂で鞘成分が前記ポリアミド樹脂と同種のポリアミド樹脂よりなる人工毛髪及びその製造方法に関するものである。
【0007】
本発明に係る人工毛髪は、偏心芯鞘型複合繊維で形成されている。偏心芯鞘型複合繊維は、図1に示す如く横断面形状となっており、芯成分1と鞘成分2とで構成されており、芯成分1の重心と複合繊維の重心とがずれているものである。この重心のずれは偏心率で表される。偏心率とは、芯成分1の重心から複合繊維の外周までの最長距離をr1とし、複合繊維の重心から複合繊維の外周までの最長距離をrとしたとき、[(r1-r)/r]×100(%)で算出されるものである。複合繊維の横断面形状は円形であるのが好ましく、このときrは複合繊維の半径となる。本発明では偏心率が3~20%程度であるのが好ましい。偏心率が3%未満になると、直毛又は剛毛の如き風合になり、自然な緩やかなうねりを持つ人工毛髪を得にくくなる。偏心率が20%を超えると、うねりが激しくなり、自然な緩やかなうねりを持つ人工毛髪を得にくくなる。
【0008】
本発明に係る人工毛髪の芯成分1と鞘成分2は、同種のポリアミド樹脂で構成されている。本発明において同種のポリアミド樹脂とは、熱特性がほぼ同様のポリアミド樹脂であるということである。一般的には、同一のポリアミド樹脂を用いるのが好ましい。ポリアミド樹脂としては、ポリアミド6(ナイロン6)、ポリアミド66(ナイロン66)、ポリアミド46(ナイロン46)又はポリアミド12(ナイロン12)等が用いられる。芯成分1に用いるポリアミド樹脂には、帯電防止剤、難燃剤又は黒色顔料等の添加剤が添加されていてもよい。また、鞘成分2に用いるポリアミド樹脂にも、帯電防止剤、難燃剤、黒色顔料又は無機微粒子等の添加剤が添加されていてもよい。芯成分1と鞘成分2の質量比は、芯成分1:鞘成分2=3~7:7~3程度である。なお、ポリアミド樹脂を用いるのは、水への親和性が高いからである。
【0009】
本発明に係る人工毛髪の鞘成分2の外周表面には、凹凸が形成されているのが好ましい。鞘成分2の外周表面に凹凸が形成されていると、人工毛髪表面の光沢を抑制することができ、人毛の風合に近づくからである。凹凸を形成するには、たとえば、鞘成分2に予め可溶性樹脂を混合しておき、この可溶性樹脂を溶出する方法がある。さらに、この方法と鞘成分2中に無機微粒子を存在させる方法を併用してもよい。無機微粒子としては、従来公知のものを採用することができ、粒径が0.001~5μm程度のものを採用することができる。具体的には、酸化チタン微粒子が用いられる。
【0010】
本発明に係る人工毛髪は、人毛のような自然な緩やかなうねりを持つ。かかるうねりは、人工毛髪を製造する際に自動的に生じる。すなわち、人工毛髪を製造するには、一般的に黒色又は茶色等に染色しなければならない。染色は一般的に温水又は熱水中で行われ、染色と同時に偏心芯鞘型複合繊維に熱処理を施されることになる。この際、偏心芯鞘型複合繊維の芯成分1及び鞘成分2は同種のポリアミド樹脂であるため、同様の収縮率で収縮が生じる。収縮率は同様であるが、芯成分1が偏心しているため、鞘成分2の厚い箇所と薄い箇所とで応力差が生じる。この応力差によって、緩やかなうねりが生じるのである。なお、本発明においては染色による熱処理だけでなく、乾燥工程又は別途設けた熱処理工程等で熱処理して穏やかなうねりを生ぜしめてもよい。かかる緩やかなうねりの例としては、図2乃至図5に示す如き状態のものが挙げられる。図2及び図4は一本一本の人工毛髪のうねりの例を示した写真であり、図3及び図5は人工毛髪の束となったときのうねりの例を示した写真である。
(【0011】以降は省略されています)
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