TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025033912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139949
出願日
2023-08-30
発明の名称
エアロゾル捕集装置
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B01D
47/06 20060101AFI20250306BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】エアロゾル捕集装置において、エアロゾル粒子の捕集効率の向上を図る。
【解決手段】エアロゾルを捕集するエアロゾル捕集装置であって、エアロゾルを含む気体を流通させる流通部と、流通部に設けられる絞り部と、流通部における絞り部より気体の流れ方向の上流側に配置されて気体の流れ方向に向けて液滴を噴射する第1液滴噴射部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾルを捕集するエアロゾル捕集装置であって、
エアロゾルを含む気体を流通させる流通部と、
前記流通部に設けられる絞り部と、
前記流通部における前記絞り部より気体の流れ方向の上流側に配置されて気体の流れ方向に向けて液滴を噴射する第1液滴噴射部と、
を備えるエアロゾル捕集装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1液滴噴射部は、前記絞り部における最小流路面積の位置より気体の流れ方向の上流側に配置される、
請求項1に記載のエアロゾル捕集装置。
【請求項3】
前記絞り部および前記第1液滴噴射部は、気体の流れ方向に間隔を空けて複数組設けられる、
請求項1に記載のエアロゾル捕集装置。
【請求項4】
前記絞り部は、前記流通部の中心部に開口部を有する仕切部材を有し、前記第1液滴噴射部は、前記流通部の中心部に配置される、
請求項1に記載のエアロゾル捕集装置。
【請求項5】
前記仕切部材は、前記流通部の内壁面から中心部に向けて突出する曲面断面形状をなし、前記第1液滴噴射部は、前記仕切部材の内面に接触しない噴射角度で液滴を噴射する、
請求項4に記載のエアロゾル捕集装置。
【請求項6】
前記流通部における前記絞り部より気体の流れ方向の下流側で前記第1液滴噴射部より径方向の外側に配置されて気体の流れ方向とは逆方向に向けて液滴を噴射する第2液滴噴射部を有する、
請求項4に記載のエアロゾル捕集装置。
【請求項7】
前記絞り部は、前記流通部の中心部からずれた位置に開口部を形成する仕切部材を有し、前記仕切部材における気体の流れ方向の上流側に配置される液滴貯留部と、前記仕切部材における気体の流れ方向の上流側で前記流通部の内壁面側から前記液滴貯留部および前記開口部に向けて液滴を噴射する第3液滴噴射部とを設ける、
請求項1に記載のエアロゾル捕集装置。
【請求項8】
前記仕切部材における気体の流れ方向の下流側で前記流通部の内壁面側から前記開口部に向けて液滴を噴射する第4液滴噴射部を設ける、
請求項7に記載のエアロゾル捕集装置。
【請求項9】
前記仕切部材と前記液滴貯留部と前記第3液滴噴射部は、気体の流れ方向に間隔を空けて複数組設けられ、前記仕切部材における気体の流れ方向の下流側から気体の流れ方向の下流側の前記開口部に向けて液滴を噴射する第5液滴噴射部が設けられる、
請求項7に記載のエアロゾル捕集装置。
【請求項10】
前記仕切部材は、気体の流れに貫通する多数の貫通孔が設けられる、
請求項4から請求項9のいずれか一項に記載のエアロゾル捕集装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エアロゾル捕集装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
原子力関連施設の廃炉、再処理工場、医療廃棄施設、産業廃棄物等の屋内で有害な廃棄物を解体した際に発生する有害な物質には、微細なエアロゾル粒子となるものがある。エアロゾル粒子は、屋内に飛散する。エアロゾル粒子は、化学プラントや発電プラント等の気体の流体を搬送するプラントでも発生する。エアロゾル粒子を捕集するエアロゾル捕集装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-187928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のエアロゾル捕集装置は、エアロゾルを含む気体を流通させる流通部と、流通部の気体の流れが剥離する剥離領域に向けて液滴を噴射する液滴噴射部とを備えるものである。そのため、水滴を含む気体をスプレー噴霧することによりエアロゾル粒子を効率よく捕集することができるが、更なる性能の向上が求められている。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するものであり、エアロゾル粒子の捕集効率の向上を図るエアロゾル捕集装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための本開示のエアロゾル捕集装置は、エアロゾルを捕集するエアロゾル捕集装置であって、エアロゾルを含む気体を流通させる流通部と、前記流通部に設けられる絞り部と、前記流通部における前記絞り部より気体の流れ方向の上流側に配置されて気体の流れ方向に向けて液滴を噴射する第1液滴噴射部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示のエアロゾル捕集装置によれば、エアロゾル粒子の捕集効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態のエアロゾル捕集装置を表す概略構成図である。
図2は、第2実施形態のエアロゾル捕集装置を表す概略構成図である。
図3は、第3実施形態のエアロゾル捕集装置を表す概略構成図である。
図4は、図3のIV-IV断面概略図である。
図5は、第4実施形態のエアロゾル捕集装置を表す概略構成図である。
図6は、図5のVI-VI断面概略図である。
図7は、第5実施形態のエアロゾル捕集装置を表す概略構成図である。
図8は、図7のVIII-VIII断面概略図である。
図9は、第6実施形態のエアロゾル捕集装置を表す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
【0010】
[第1実施形態]
<エアロゾル捕集装置の構成>
図1は、第1実施形態のエアロゾル捕集装置を表す概略構成図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
撹拌羽根
14日前
東レ株式会社
吸着材料
29日前
東ソー株式会社
ケトン捕捉剤
今日
ホーコス株式会社
微粒子捕集装置
11日前
東レ株式会社
濾過方法
7日前
株式会社大善
濃縮脱水機
1か月前
株式会社ナノバブル研究所
製造物
28日前
株式会社石垣
ろ材層の圧密状態判別方法
16日前
株式会社石垣
ろ材層の圧密状態制御方法
16日前
日本化薬株式会社
プロピレン製造用触媒
15日前
株式会社石垣
ろ材層の圧密状態制御方法
16日前
協和機電工業株式会社
正浸透膜モジュール
16日前
キヤノン電子株式会社
二酸化炭素回収装置
25日前
ワシノ機器株式会社
複式ストレーナ
8日前
エステー株式会社
除湿器
1か月前
大和ハウス工業株式会社
反応装置
16日前
東ソー株式会社
消臭性組成物及び脱臭フィルター
25日前
本田技研工業株式会社
触媒構造
29日前
株式会社電業社機械製作所
エネルギー回収装置
22日前
株式会社大真空
二酸化炭素捕集モジュール
11日前
本田技研工業株式会社
吸着装置
22日前
東亜ディーケーケー株式会社
溶解装置
22日前
カナデビア株式会社
生成装置
今日
三進金属工業株式会社
ヒュームフード
1か月前
永進テクノ株式会社
油水分離装置及び油水分離方法
24日前
三菱化工機株式会社
ガス分離装置及びガス分離方法
29日前
森下仁丹株式会社
シームレスカプセルの製造方法
1か月前
オリオン機械株式会社
除去装置および燃料供給システム
15日前
ダイニチ工業株式会社
エアフィルタ清掃装置、および空調装置
7日前
ダイニチ工業株式会社
エアフィルタ清掃装置、および空調装置
7日前
ダイニチ工業株式会社
エアフィルタ清掃装置、および空調装置
7日前
トヨタ紡織株式会社
イオン交換器のカートリッジ
16日前
株式会社富士計器
微細気泡水生成器及びその構造体
24日前
WOTA株式会社
破泡装置
16日前
株式会社神戸製鋼所
ガス処理装置及びガス処理方法
24日前
オリエンタル技研工業株式会社
プッシュプル型排気フード
21日前
続きを見る
他の特許を見る