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公開番号2025029109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-05
出願番号2024210827,2024033440
出願日2024-12-04,2017-05-15
発明の名称冷蔵システム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 11/00 20060101AFI20250226BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】適切に冷蔵庫の予冷を行う。
【解決手段】通信装置(2)は、過去に冷蔵庫(1)内の物品が増加したときの、増加前のユーザの位置および冷蔵庫(1)内の物品が増加するまでの時間の少なくとも何れかと現在のユーザの位置とを用いて、冷蔵庫(1)へ投入する物品をユーザが取得しているか否かを判定し、冷蔵庫(1)に投入するまでの投入時間を導出し、第1所定時間以内の場合、冷蔵庫(1)の予冷指示を送信する予冷判定部(202)を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体通信端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記移動体通信端末が、食品を購入する場所として登録された登録位置に所定時間以上滞在しているときに、冷蔵庫の庫内の温度を低下させる予冷処理の開始確認を前記移動体通信端末に通知する制御部と、
を備える、冷蔵システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記移動体通信端末に通知される前記予冷処理の開始確認に対して前記移動体通信端末から送信される確認結果に基づいて、前記冷蔵庫に前記予冷処理を開始させる、請求項1に記載の冷蔵システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記冷蔵庫に前記予冷処理を開始させる場合、前記冷蔵庫の霜取り処理を延期させる、請求項2に記載の冷蔵システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記予冷処理の経過時間に基づいて、前記冷蔵庫に前記予冷処理を停止させる、請求項2または請求項3に記載の冷蔵システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記予冷処理と、前記予冷処理よりも省エネである省エネ処理と、を前記冷蔵庫に実行可能であり、前記省エネ処理の実行中において前記予冷処理を開始させる場合、前記省エネ処理から前記予冷処理に切り替えるとともに、前記予冷処理を実行中であることを示す情報を報知する、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
IoT技術の進展に伴い、冷蔵庫を外部ネットワークに接続させる技術が開発されている。例えば、特許文献1には、物品の保存温度、およびユーザの推定位置を取得し、冷蔵庫の設定温度を第1の設定温度から、これよりも低い第2に設定温度に変更する制御装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-020730号公報(2017年1月26日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷蔵庫は、圧縮機のON・OFFを繰り返して冷却を行うものである。そして、予冷(プリクール)する場合、30分程度の時間が必要である。30分程度、継続して圧縮機をONにしておかないと、庫内の食品や断熱壁が冷えないためである。
【0005】
上述した引用文献1では、ユーザが家を解錠したとき、またはユーザの位置が自宅から限られた範囲内となったとき、冷蔵庫の温度を第2の設定温度に変更する、すなわち予冷を開始している。しかし、家を解錠したときに予冷を開始しても十分な予冷時間をとれる可能性は低い。また、位置情報のみから予冷を開始した場合、その位置からユーザがどのような手段(電車、自動車、自転車、徒歩等)によって家に帰ってくるのかは不明であり、予冷時間を十分に取れない可能性がある。逆に、ユーザが寄り道をした場合、予冷が無駄になる可能性もある。
【0006】
また、引用文献1ではPOS情報を用いて物品の保存温度を取得している。しかし、POS情報を取得するためには、POS機器との連携が必要となり煩雑である。また、世の中の全てのPOS機器と連携することは現実的ではない。
【0007】
本発明の一態様は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切に冷蔵庫の予冷を行うことができる制御装置等を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様に係る冷蔵システムは、移動体通信端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記移動体通信端末が、食品を購入する場所として登録された登録位置に所定時間以上滞在しているときに、冷蔵庫の庫内の温度を低下させる予冷処理の開始確認を前記移動体通信端末に通知する制御部と、を備える。
【0009】
一態様に係る端末は、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記ユーザの位置情報に基づいて、ユーザの位置情報に基づく温度設定がされた前の温度よりも庫内の温度が高くなる第1の制御を実行させるために前記ユーザの位置情報を送信する送信部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、物品が冷蔵庫に投入されるまでの時間を考慮して予冷を開始させることができるので、予冷時間を適切に確保することができるとともに、予冷が無駄になることを防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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