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公開番号
2025026728
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2024218433,2021061105
出願日
2024-12-13,2021-03-31
発明の名称
調光装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G02F
1/1347 20060101AFI20250214BHJP(光学)
要約
【課題】複数積層した調光パネルのそれぞれにフレキシブルプリント基板を介してプリント基板を接続する場合、プリント基板の数をより少なくすることが可能な調光装置を提供すること。
【解決手段】調光装置は、一つのフレキシブルプリント基板に接続可能な複数の端子からなる端子群を2以上有する第1基板と第1基板に重なる第2基板とを有する調光パネルが、第1方向に複数積層されるパネルユニットと、1つの調光パネルの端子群に1つずつ接続されるフレキシブルプリント基板と、を備える。パネルユニットを第1方向から見た場合に、端子群は、第1方向に交差する第2方向に沿って複数並んで配置され、第1方向から見た場合に、複数のフレキシブルプリント基板は、非重畳である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基板および前記第1基板に対して第1方向の一方側で重なる第2基板を有する第1調光パネルと、第3基板および前記第3基板に対して前記第1方向の一方側に重なる第4基板を有する第2調光パネルと、を有し、前記第1調光パネルが前記第2調光パネルに対して前記第1方向の一方側に積層されるパネルユニットと、
前記第1調光パネルおよび前記第2調光パネルのそれぞれに1つずつ接続される複数のフレキシブルプリント基板と、を備え、
前記第1方向の一方側から見て、前記第1調光パネルにおける前記第1基板は、第1辺および前記第1辺に交差する第2辺を有し、前記第2調光パネルにおける前記第3基板は、第3辺および前記第3辺に交差する第4辺を有し、
前記第1基板は、前記第1方向の一方側に位置する第1面および前記第1方向の他方側に位置する第2面を有し、前記第2基板は、前記第1方向の一方側に位置する第3面および前記第1方向の他方側に位置する第4面を有し、前記第3基板は、前記第1方向の一方側に位置する第5面および前記第1方向の他方側に位置する第6面を有し、前記第4基板は、前記第1方向の一方側に位置する第7面および前記第1方向の他方側に位置する第8面を有し、
前記第1調光パネルの前記第1基板の前記第2面と、前記第2調光パネルの前記第3基板の前記第5面とは、前記第2調光パネルの前記第4基板を挟んで、互いに向き合い、
前記第1調光パネルの前記第1基板の前記第1面の前記第1辺には、1つの前記フレキシブルプリント基板に接続可能な端子群が少なくとも1つ設けられ、
前記第2調光パネルの前記第3基板の前記第5面の前記第4辺には、1つの前記フレキシブルプリント基板に接続可能な端子群が少なくとも1つ設けられ、
前記第1調光パネルの前記第1基板の前記第1辺と前記第2調光パネルの前記第3基板の前記第4辺とは、前記第1方向に交差する第2方向に沿って延びており、
前記パネルユニットを前記第1方向から見た場合に、前記第1調光パネルにおける前記第1基板の前記第1面の前記第1辺に設けられる端子群と前記第2調光パネルにおける前記第3基板の前記第5面の前記第4辺に設けられる端子群とは、非重畳の状態で前記第2方向に沿って複数並んで配置され、
前記第1方向から見た場合に、前記第1調光パネルにおける前記第1基板の前記第1面の前記第1辺に設けられる端子群に接続される前記フレキシブルプリント基板と、前記第2調光パネルにおける前記第3基板の前記第5面の前記第4辺に設けられる端子群に接続される前記フレキシブルプリント基板とは、非重畳である、
調光装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記第1調光パネルの前記第1基板の前記第1面の前記第2辺には、1つの前記フレキシブルプリント基板に接続可能な端子群が少なくとも1つ設けられ、
前記第1調光パネルにおいて、前記第1基板の前記第1面の前記第1辺の前記端子群に含まれる端子と、前記第1基板の前記第1面の前記第2辺の前記端子群に含まれる端子とは、電気的に接続されており、
前記第2調光パネルの前記第3基板の前記第5面の前記第3辺には、1つの前記フレキシブルプリント基板に接続可能な端子群が少なくとも1つ設けられ、
前記第2調光パネルにおいて、前記第3基板の前記第5面の前記第3辺の前記端子群に含まれる端子と、前記第3基板の前記第5面の前記第4辺の前記端子群に含まれる端子とは、電気的に接続されている、
請求項1に記載の調光装置。
【請求項3】
前記第1調光パネルの前記第1基板は、前記第1辺と前記第2辺とを含む矩形形状を有し、
前記第2調光パネルの前記第3基板は、前記第3辺と前記第4辺とを含む矩形形状を有し、
前記第1基板の前記第1辺は、前記第2方向に沿って延び、前記第3基板の前記第4辺は、前記第2方向に沿って延びる、
請求項1または2に記載の調光装置。
【請求項4】
前記第1調光パネルの前記第1基板の前記第1面の前記第1辺に設けられる前記端子群は、第1端子と、第2端子と、第3端子と、第4端子と、を有し、
前記第1基板の前記第1面の前記第2辺に設けられる前記端子群は、第5端子と、第6端子と、第7端子と、第8端子と、を有し、
前記第1端子と前記第5端子とは第1配線を介して電気的に接続され、
前記第2端子と前記第6端子とは第2配線を介して電気的に接続され、
前記第3端子と前記第7端子とは第3配線を介して電気的に接続され、
前記第4端子と前記第8端子とは第4配線を介して電気的に接続され、
前記第2配線および前記第3配線のそれぞれには、液晶駆動電極が接続される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の調光装置。
【請求項5】
前記第1調光パネルにおいて、前記第1基板の前記第1配線および前記第4配線は、共通電極を介して、前記第2基板の配線に電気的に接続される、
請求項4に記載の調光装置。
【請求項6】
前記第2調光パネルの前記第3基板の前記第5面の前記第3辺に設けられる前記端子群は、第9端子と、第10端子と、第11端子と、第12端子と、を有し、
前記第3基板の前記第5面の前記第4辺に設けられる前記端子群は、第13端子と、第14端子と、第15端子と、第16端子と、を有し、
前記第9端子と前記第13端子とは第5配線を介して電気的に接続され、
前記第10端子と前記第14端子とは第6配線を介して電気的に接続され、
前記第11端子と前記第15端子とは第7配線を介して電気的に接続され、
前記第12端子と前記第16端子とは第8配線を介して電気的に接続され、
前記第6配線および前記第7配線のそれぞれには、液晶駆動電極が接続される、
請求項4に記載の調光装置。
【請求項7】
前記第2調光パネルの前記第3基板の前記第5配線および前記第8配線は、共通電極を介して、前記第4基板の配線に電気的に接続される、
請求項6に記載の調光装置。
【請求項8】
1つのプリント基板をさらに有し、
前記第1調光パネルにおける前記第1基板の前記第1面の前記第1辺に設けられる端子群に接続される前記フレキシブルプリント基板と、前記第2調光パネルにおける前記第3基板の前記第5面の前記第4辺に設けられる端子群に接続される前記フレキシブルプリント基板とは、前記1つのプリント基板に接続されている、
請求項1から7のいずれか1項に記載の調光装置。
【請求項9】
前記第1調光パネルおよび前記第2調光パネルは同一の構成を有し、
前記第2調光パネルの前記第3基板の第4辺が前記第1調光パネルの前記第1基板の前記第1辺と同じ側を向くように前記第2調光パネルが前記第1調光パネルに対して回転した状態で配置されている、
請求項1から8のいずれか1項に記載の調光装置。
【請求項10】
前記パネルユニットを前記第1方向から見た場合に、前記第1調光パネルの前記第1基板の前記第2辺と前記第2調光パネルの前記第3基板の前記第3辺とは、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向に沿って延びている、
請求項1から9のいずれか1項に記載の調光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、調光装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の調光装置は、調光パネルを備える。調光パネルは、複数の基板と、これらの基板の間に封入した液晶層と、を有する。入射光が調光パネルに入ると、当該調光パネルにおいて入射光の光透過率が調整され、この調整された透過光が調光装置から出る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-333567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
調光パネルを複数積層し、それぞれの調光パネルにフレキシブルプリント基板を介してプリント基板を接続する場合、プリント基板の数をより少なくすることが望まれている。
【0005】
本開示は、前記に鑑みてなされたものであり、複数積層した調光パネルのそれぞれにフレキシブルプリント基板を介してプリント基板を接続する場合、プリント基板の数をより少なくすることが可能な調光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る調光装置は、一つのフレキシブルプリント基板に接続可能な複数の端子からなる端子群を2以上有する第1基板と前記第1基板に重なる第2基板とを有する調光パネルが、第1方向に複数積層されるパネルユニットと、1つの前記調光パネルの前記端子群に1つずつ接続されるフレキシブルプリント基板と、を備え、前記パネルユニットを前記第1方向から見た場合に、前記端子群は、前記第1方向に交差する第2方向に沿って複数並んで配置され、前記第1方向から見た場合に、複数の前記フレキシブルプリント基板は、非重畳である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係る調光装置の斜視図である。
図2は、第1の実施形態に係るアレイ基板を上方から見た模式図である。
図3は、第1の実施形態に係る対向基板を上方から見た模式図である。
図4は、第1の実施形態に係る調光パネルを上方から見た模式図である。
図5は、図4のV-V線による断面図である。
図6は、第1の実施形態に係る調光装置を上方から見た模式図である。
図7は、図6の調光装置において、上側に積層されている調光パネルを上方から見た模式図である。
図8は、図6の調光装置において、下側に積層されている調光パネルを上方から見た模式図である。
図9は、第2の実施形態に係るアレイ基板を上方から見た模式図である。
図10は、第2の実施形態に係る対向基板を上方から見た模式図である。
図11は、第2の実施形態に係る調光パネルを上方から見た模式図である。
図12は、図9のXII-XII線による断面図である。
図13は、第2の実施形態に係る調光装置を上方から見た模式図である。
図14は、図13の調光装置において、上側から1番目に積層されている調光パネルを上方から見た模式図である。
図15は、図13の調光装置において、上側から2番目に積層されている調光パネルを上方から見た模式図である。
図16は、図13の調光装置において、上側から3番目に積層されている調光パネルを上方から見た模式図である。
図17は、図13の調光装置において、上側から4番目に積層されている調光パネルを上方から見た模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
【0009】
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、開示の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
図1は、第1の実施形態に係る調光装置の斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るアレイ基板を上方から見た模式図である。図3は、第1の実施形態に係る対向基板を上方から見た模式図である。図4は、第1の実施形態に係る調光パネルを上方から見た模式図である。図5は、図4のV-V線による断面図である。図6は、第1の実施形態に係る調光装置を上方から見た模式図である。図7は、図6の調光装置において、上側に積層されている調光パネルを上方から見た模式図である。図8は、図6の調光装置において、下側に積層されている調光パネルを上方から見た模式図である。
(【0011】以降は省略されています)
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