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公開番号2025026073
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131430
出願日2023-08-10
発明の名称害獣侵入防止装置
出願人ターナー色彩株式会社
代理人弁理士法人清原国際特許事務所
主分類A01M 29/30 20110101AFI20250214BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】害獣の侵入を防ぐ機能を有しつつ、製造工程が簡便であり、使用者自身が任意に目的の場所に容易に設置することおよび移動させることができ、使用者自身が容易にメンテナンス可能で、その上面を人や車が通行可能な害獣侵入防止装置を提供する。
【解決手段】底部から上方へ延びる柱部および突起部を備え、底部、柱部、および突起部が一体成形されてなる構造とすることで、害獣の侵入を防ぐ機能を有しつつ、製造工程が簡便であり、使用者自身が任意に目的の場所に容易に設置することおよび移動させることができ、使用者自身が容易にメンテナンス可能で、その上面を人や車が通行可能な害獣侵入防止装置を提供できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
害獣侵入防止装置であって、
当該害獣侵入防止装置は、セルが連続して配置され、一体成形されることでなる構造を有し、
セルは、底部、底部から上方へ延びる柱部、及び複数の柱部に囲まれるように備えられる突起部から構成され、
柱部は、天面が平坦であり、
柱部は突起部よりΔH高く形成されている、害獣侵入防止装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
害獣侵入防止装置であって、
当該害獣侵入防止装置は、セルが連続して配置され、一体成形されることでなる構造を有し、
セルは、底部、底部から上方へ延びる柱部、及び3~6の柱部に囲まれるように備えられる突起部から構成され、
柱部は、天面が平坦であり、
柱部は突起部よりΔH高く形成され、
突起部は、底部に配置された3~6の柱部に囲まれるように配置される、
害獣侵入防止装置。
【請求項3】
害獣侵入防止装置同士は嵌合可能である、請求項1又は2に記載の害獣侵入防止装置。
【請求項4】
地面に固定可能な地面固定部を備える、請求項1又は2に記載の害獣侵入防止装置。
【請求項5】
地面追従部を備える、請求項1又は2に記載の害獣侵入防止装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、害獣侵入防止装置に関し、より詳しくは、製造工程が簡便であり、使用者自身が任意に目的の場所に容易に設置することおよび移動させることができ、使用者自身が容易にメンテナンス可能で、その上面を人や車が通行可能な害獣侵入防止装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より野生鳥獣による農作物被害、野生鳥獣による住宅地への侵入に関する被害が多数報告されている。
被害を防ぐために、人が日常生活や社会生活を営む区域に野生鳥獣や家庭動物(主に人に被害をもたらす恐れのある動物、あるいは害獣)の侵入を防止する方法がいくつも提案されてきた。
例えば、侵入を防止する方法として、野生鳥獣や家庭動物が忌避する音や超音波を発する装置を設置する方法、野生鳥獣や家庭動物が忌避するにおい(例えばオオカミの尿、唐辛子など)を発する装置あるいは薬品を使用する方法、フラッシュライトなどの光を用いる方法、鷹、鷲、人などの、野生鳥獣や家庭動物の天敵を模した人形やプレートを設置する方法などの、野生鳥獣の官能に働きかけ、危険を察知させることで侵入を防ぐ方法が挙げられる。
これらの方法は、使用して初めのうちは効果があるが、野生鳥獣や家庭動物が次第にその環境に慣れてしまうことにより、効力が次第に弱まってしまう問題がある。
【0003】
害獣の侵入を防止する別の方法としては、柵(例えばトタン柵、ワイヤーメッシュ柵、金網柵、電気柵など)を使用して、害獣の侵入を物理的に防ぐ方法がある。
この方法は、野生鳥獣や家庭動物の、慣れに依存して侵入防止効果が弱まる問題は発生しづらく、野生鳥獣や家庭動物の侵入を防止する方法として有用であるが、柵のつなぎ目に隙間ができたり、地面の土が雨水等によって流れ、柵と地面の隙間ができると、野生鳥獣や家庭動物がその隙間からもぐりこんで侵入することがある。
他にも電気柵の場合、鼻などの体毛が薄い箇所への接触に対しては効果があるが、体毛に覆われた部分には効果が薄いという問題もある。
以下に記載する特許文献は、害獣の侵入を防ぐ方法に関し記載した文献である。
【0004】
特許文献1には、刺激用突起を設けることで比較的大型の動物の侵入を防ぐことができ、その上面を人や車両が通行できる動物侵入防止用敷設パネルが提案されている。
この動物侵入防止用敷設パネルには、底部と格子枠部という2つの構成物を組み合わせて使用する構造上、製造工程が複雑となること、動物侵入防止用敷設パネルそのものが重いため、当該パネルの設置、およびメンテナンス(例えば経時により当該パネルに蓄積される落葉、土といったごみを掃除する等)が容易ではないこと、等の問題が生じる。
特許文献2には、グレーチング部材とU字溝部材との取付部を千鳥状に配置した害獣侵入防止効果の高い害獣侵入防止装置が提案されている。
このような害獣侵入防止装置には、設置する際に道路工事に関する認可が必要である場合が多いこと、道路工事には多額の費用が生じること、一度設置すると該装置の移動が困難であり、装置の設置場所が限られてしまうこと、等の問題が生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-193624号
特開2013-223484号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑み、害獣の侵入を防ぐ機能を有しつつ、製造工程が簡便であり、使用者自身が任意に目的の場所に容易に設置することおよび移動させることができ、使用者自身が容易にメンテナンス可能で、その上面を人や車が通行可能な害獣侵入防止装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明は、害獣侵入防止装置であって、当該害獣侵入防止装置は、セルが連続して配置され、一体成形されることでなる構造を有し、セルは、底部、底部から上方へ延びる柱部、及び複数の柱部に囲まれるように備えられる突起部から構成され、柱部は、天面が平坦であり、柱部は突起部よりΔH高く形成されている、害獣侵入防止装置に関する。
【0008】
請求項2に係る発明は、害獣侵入防止装置であって、当該害獣侵入防止装置は、セルが連続して配置され、一体成形されることでなる構造を有し、セルは、底部、底部から上方へ延びる柱部、及び3~6の柱部に囲まれるように備えられる突起部から構成され、柱部は、天面が平坦であり、柱部は突起部よりΔH高く形成され、突起部は、底部に配置された3~6の柱部に囲まれるように配置される、害獣侵入防止装置に関する。
【0009】
請求項3に係る発明は、害獣侵入防止装置同士は嵌合可能である、請求項1又は2に記載の害獣侵入防止装置に関する。
【0010】
請求項4に係る発明は、地面に固定可能な地面固定部を備える、請求項1又は2に記載の害獣侵入防止装置に関する。
(【0011】以降は省略されています)

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