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公開番号2025025712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130769
出願日2023-08-10
発明の名称冷凍サイクル装置
出願人株式会社富士通ゼネラル
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F25B 41/20 20210101AFI20250214BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷媒がサービスポートを介して漏洩することを防止する冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】冷凍サイクル装置1は、冷媒が循環する冷媒循環流路が形成される冷媒回路5と、サービスポート用流路を介して冷媒循環流路に接続されるサービスポート31と、サービスポート用流路の途中に設けられる手動開閉弁33と、サービスポート用流路の途中に手動開閉弁33と直列に設けられている電磁弁34とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒が循環する第1流路が形成される冷媒回路と、
第2流路を介して前記第1流路に接続されるサービスポートと、
前記第2流路の途中に設けられる第1弁と、
前記第2流路の途中に前記第1弁と直列に設けられる第2弁
とを備える冷凍サイクル装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記冷媒は、可燃性を有する
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項3】
本冷凍サイクル装置に電力が供給されていないときに前記第2弁に電力を供給しないで、本冷凍サイクル装置に電力が供給されているときに前記第2弁に電力を供給する電源回路をさらに備え、
前記第2弁は、
前記第2弁に電力が供給されていないときに前記第2流路を遮断しないで、
前記第2弁に電力が供給されているときに前記第2流路を遮断する
請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項4】
本冷凍サイクル装置に供給される電力を用いて前記冷媒回路を機能させる制御装置をさらに備え、
前記サービスポートは、
前記第2流路を前記サービスポートに向かって流れた冷媒が、前記サービスポートの放出方向の側に形成される放出領域に放出されるように形成され、
前記放出領域に前記制御装置が配置されないように、配置される
請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項5】
開口部と、前記開口部を介して外部に接続される内部空間と、前記開口部を塞ぐカバーとを有する筐体をさらに備え、
前記制御装置は、前記内部空間に配置され、
前記サービスポートは、前記放出領域に前記開口部が配置されるように、前記内部空間に配置される
請求項4に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項6】
前記冷媒回路は、
前記冷媒を圧縮する圧縮機と、
前記冷媒を減圧する膨張弁と、
前記第1流路のうちの前記圧縮機により圧縮された高圧冷媒が流れる高圧側流路の途中に設けられる凝縮器と、
前記第1流路のうちの前記膨張弁により減圧された低圧冷媒が流れる低圧側流路の途中に設けられる蒸発器とを有し、
前記サービスポートは、前記第2流路を介して前記低圧側流路に接続される
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、冷凍サイクル装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
冷媒が循環する冷媒回路とサービスポートとを接続する流路の途中に手動開閉弁が設けられている冷凍サイクル装置が知られている(特許文献1)。このような冷凍サイクル装置は、生産時または修理時に手動開閉弁が開かれることにより、サービスポートを介して、冷媒回路に冷媒を充填したり、冷媒回路から冷媒を回収したりすることができる。このような冷凍サイクル装置は、手動開閉弁が閉じられることにより、冷媒が冷媒回路からサービスポートを介して漏洩することを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-075764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような冷凍サイクル装置は、手動開閉弁に不具合が発生したときに、冷媒が冷媒回路からサービスポートを介して漏洩することがあるという問題がある。また、このような冷凍サイクル装置は、冷媒回路を循環する冷媒が可燃性であるときに、サービスポートを介して漏洩した冷媒が発火するおそれがある。
【0005】
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、冷媒がサービスポートを介して漏洩することを防止する冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による冷凍サイクル装置は、冷媒が循環する第1流路が形成される冷媒回路と、第2流路を介して前記第1流路に接続されるサービスポートと、前記第2流路の途中に設けられる第1弁と、前記第2流路の途中に前記第1弁と直列に設けられる第2弁とを備えている。
【発明の効果】
【0007】
開示の冷凍サイクル装置は、冷媒がサービスポートを介して漏洩することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例の冷凍サイクル装置を示す冷媒回路図である。
図2は、室外機を示す斜視図である。
図3は、室外機を示す分解斜視図である。
図4は、サービスポート部を示す斜視図である。
図5は、室外機を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願が開示する実施形態にかかる冷凍サイクル装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の記載により本開示の技術が限定されるものではない。また、以下の記載においては、同一の構成要素に同一の符号を付与し、重複する説明を省略する。
【実施例】
【0010】
図1は、実施例の冷凍サイクル装置1を示す冷媒回路図である。冷凍サイクル装置1は、室外機2と室内機3とを備えた空気調和機である。室外機2は、屋外に設置されている。室内機3は、屋内に設置されている。冷凍サイクル装置1は、冷媒回路5をさらに備えている。冷媒回路5は、室外機2の内部に配置されている。冷媒回路5は、圧縮機11と四方弁12と水冷媒熱交換器14と膨張弁15と室外熱交換器16とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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