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公開番号2025001424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023101013
出願日2023-06-20
発明の名称極低温冷凍機用圧縮機
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F25B 9/00 20060101AFI20241225BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】極低温冷凍機用圧縮機における制御盤の取り外し作業を容易にする。
【解決手段】極低温冷凍機10用の圧縮機12は、制御盤50と、正面パネル24aを備え、制御盤50を収容する圧縮機筐体24と、を備える。正面パネル24aは、配管接続を提供する第1パネル部分28と、第1パネル部分28に取り外し可能に連結され、制御盤50を搭載する第2パネル部分29とを備える。制御盤50は、第2パネル部分29とともに圧縮機筐体24から前方に引き出し可能であってもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
制御盤と、
正面パネルを備え、前記制御盤を収容する圧縮機筐体と、を備え、
前記正面パネルは、配管接続を提供する第1パネル部分と、前記第1パネル部分に取り外し可能に連結され、前記制御盤を搭載する第2パネル部分とを備えることを特徴とする極低温冷凍機用圧縮機。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記第2パネル部分は、連結具により前記第1パネル部分に取り外し可能に連結され、
前記第1パネル部分は、前記圧縮機筐体の外から前記連結具へのアクセスを可能にする開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機用圧縮機。
【請求項3】
前記第1パネル部分は、前記連結具が取り付けられる第1パネル側面と、前記開口部を有する第2パネル側面とを備えることを特徴とする請求項2に記載の極低温冷凍機用圧縮機。
【請求項4】
前記制御盤は、前記第2パネル部分とともに前記圧縮機筐体から前方に引き出し可能であることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機用圧縮機。
【請求項5】
前記圧縮機筐体は、底面パネルを備え、キャスタ固定部が前記底面パネルの上面端部に設けられており、
前記制御盤が前記第2パネル部分とともに前記圧縮機筐体から前方に引き出されるときの前記制御盤の通過域が前記キャスタ固定部よりも内側に定められていることを特徴とする請求項4に記載の極低温冷凍機用圧縮機。
【請求項6】
前記圧縮機筐体に収容される複数の電装品をさらに備え、
前記制御盤は、その背面に、前記複数の電装品と接続される複数のコネクタを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の極低温冷凍機用圧縮機。
【請求項7】
前記複数のコネクタは、前記制御盤の前記背面上で特定の場所に集約して配置されていることを特徴とする請求項6に記載の極低温冷凍機用圧縮機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、極低温冷凍機用圧縮機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、ギフォード・マクマホン(Gifford-McMahon;GM)冷凍機などの極低温冷凍機は、コールドヘッドに高圧の冷媒ガスを供給するために、冷媒ガスの圧縮機を備える。圧縮機は、圧縮機本体、オイルセパレータ、アドゾーバ、ストレージタンク、制御装置といった構成要素を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-74326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
既存の極低温冷凍機用圧縮機では、圧縮機筐体の正面パネルにコールドヘッドへの冷媒ガスの供給配管および回収配管が接続されうる。加えて、この正面パネルには、圧縮機を冷却するために圧縮機筐体内に設置される熱交換器への冷却液の供給配管および回収配管も接続されうる。圧縮機の制御盤は、圧縮機筐体内で正面パネルの後方に配置されうる。
【0005】
このような筐体設計の圧縮機では、作業者は、制御盤を取り外す際、まず正面パネルを圧縮機筐体から取り外すことになる。しかし、正面パネルを取り外すには、その前に、冷媒ガスの配管から冷媒ガスを抜くとともに冷却液の配管から冷却液を抜き、そのうえでこれら配管を正面パネルから取り外す必要がある。また、アドゾーバなど他の圧縮機構成要素が正面パネルに締結されている場合もあり、その場合には正面パネルからこれをあらかじめ取り外す必要もある。そのため、既存設計では、圧縮機からの制御盤の取り外し作業には、圧縮機を個々の部品へと分解するかのような事前工程が必要となり、かなり手間がかかる。
【0006】
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、極低温冷凍機用圧縮機における制御盤の取り外し作業を容易にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様によると、極低温冷凍機用圧縮機は、制御盤と、正面パネルを備え、制御盤を収容する圧縮機筐体と、を備える。正面パネルは、配管接続を提供する第1パネル部分と、第1パネル部分に取り外し可能に連結され、制御盤を搭載する第2パネル部分とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、極低温冷凍機用圧縮機における制御盤の取り外し作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る極低温冷凍機を概略的に示す図である。
実施の形態に係る圧縮機の外観を示す概略斜視図である。
実施の形態に係る圧縮機の内部の機器配置を示す概略斜視図である。
実施の形態に係る圧縮機の内部の機器配置を示す概略斜視図である。
実施の形態に係り、圧縮機筐体の正面パネルの一部を概略的に示す平面図である。
実施の形態に係り、圧縮機筐体の正面パネルの一部を概略的に示す側面図である。
実施の形態に係り、制御盤の背面を示す概略平面図である。
実施の形態に係り、制御盤の通過域を示す概略上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。説明および図面において同一または同等の構成要素、部材、処理には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。図示される各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施の形態は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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