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公開番号
2025025429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130174
出願日
2023-08-09
発明の名称
合成システム
出願人
株式会社島津製作所
,
学校法人早稲田大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01J
19/00 20060101AFI20250214BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】フロー合成における作業者の負担を低減することが可能な合成システムを提供する。
【解決手段】合成システム100は、流路部101~流路部103および切替部40を備える。流路部101は、液体原料を収容可能な容器10に接続される。流路部102は、液体原料を収容可能な容器20に接続される。流路部103は、容器10と容器20とを接続する。流路部103には、液体原料から反応物を生成する合成反応装置60が接続される。切替部40は、ガス供給部30により供給されるガスを流路部101に導く流路状態と、ガス供給部30により供給されるガスを流路部102に導く流路状態とに切り替え可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体原料を収容可能な第1の容器に接続される第1の流路部と、
液体原料を収容可能な第2の容器に接続される第2の流路部と、
前記第1の容器と前記第2の容器とを接続し、液体原料から反応物を生成する合成反応装置が接続される第3の流路部と、
ガス供給部により供給されるガスを前記第1の流路部に導く流路状態と前記ガス供給部により供給されるガスを前記第2の流路部に導く流路状態とに切り替え可能な切替部とを備える、合成システム。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
所定の切替条件が満たされた場合に、前記切替部の流路状態を切り替える制御部をさらに備える、請求項1記載の合成システム。
【請求項3】
前記切替条件は、前記第1の容器または前記第2の容器内の液量が所定値以下になることである、請求項2記載の合成システム。
【請求項4】
前記切替条件は、前記第1の容器または前記第2の容器内の液量が所定値以上になることである、請求項2記載の合成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、合成システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
重合等の合成により、原料から薬品、食品または化学物質等の反応物が生成される(例えば、特許文献1参照)。近年、原料から反応物を生成する合成手法として、フロー合成が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6733985号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フロー合成を行う合成システムにおいては、2つの容器の間に光重合反応装置を配置することが考えられる。作業者は、不活性ガスの供給装置を一方の容器に接続する。この場合、一方の容器に不活性ガスが供給され、当該容器に収容された原料が光重合反応装置を通過して他方の容器に圧送される。光重合反応装置においては、光が一定時間原料に照射されることにより、原料の一部から反応物が生成される。したがって、他方の容器には、反応物と未反応の原料との混合物が収容される。
【0005】
その後、作業者は、不活性ガスの供給装置を他方の容器に接続する。この場合、他方の容器に不活性ガスが供給され、当該容器に収容された原料が光重合反応装置を通過して、一方の容器に圧送される。これにより、一方の容器には、反応物と残り未反応の原料との混合物が収容される。この動作が繰り返されることにより、十分な量の反応物が生成される。
【0006】
しかしながら、上記の反応物生成の工程においては、数十回もの原料への光照射を繰り返す必要があるため、作業者の負担が大きい。そのため、作業者の負担を低減可能な合成システムを開発することが望まれる。
【0007】
本発明の目的は、作業者の負担を低減することが可能な合成システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、液体原料を収容可能な第1の容器に接続される第1の流路部と、液体原料を収容可能な第2の容器に接続される第2の流路部と、前記第1の容器と前記第2の容器とを接続し、液体原料から反応物を生成する合成反応装置が接続される第3の流路部と、ガス供給部により供給されるガスを前記第1の流路部に導く流路状態と前記ガス供給部により供給されるガスを前記第2の流路部に導く流路状態とに切り替え可能な切替部とを備える、合成システムに関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、フロー合成における作業者の負担を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る合成システムの構成を示す図である。
合成システムの動作を説明するための図である。
合成システムの動作を説明するための図である。
合成システムの動作を説明するための図である。
合成システムの動作を説明するための図である。
制御部の構成を示す図である。
図6の制御部により実行される合成処理のアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。
第1の変形例に係る合成システムの構成を示す図である。
第2の変形例に係る合成システムの構成を示す図である。
第3の変形例に係る合成システムの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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