TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025025358
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130053
出願日
2023-08-09
発明の名称
ソーラー充電システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
7/35 20060101AFI20250214BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電力の損失を低減できるソーラー充電システムを提供する。
【解決手段】ソーラー充電システム1において、補機バッテリ14は、ソーラーパネル10の発電電力が供給される。双方向DC/DCコンバータ18は、ソーラーパネル10の発電電力と補機バッテリ14の電力を車両の駆動用バッテリ20に供給する第1状態、または、駆動用バッテリ20の電力を補機バッテリ14に供給する第2状態で動作する。制御部34は、補機バッテリ14の電圧またはSOCが第1範囲内になるように双方向DC/DCコンバータ18を制御する第1制御モード、または、補機バッテリ14の電圧またはSOCが第1範囲より広い第2範囲内になるように双方向DC/DCコンバータ18を制御する第2制御モードで動作する。ソーラーパネル10によりソーラー充電している場合、制御部34は、第2制御モードで動作する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルの発電電力が供給される補機バッテリと、
車両の駆動用バッテリと、
前記ソーラーパネルの発電電力と前記補機バッテリの電力を前記駆動用バッテリに供給する第1状態、または、当該駆動用バッテリの電力を当該補機バッテリに供給する第2状態で動作するDC/DCコンバータと、
前記DC/DCコンバータを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記補機バッテリの電圧またはSOCが第1範囲内になるように前記DC/DCコンバータを制御する第1制御モード、または、前記補機バッテリの電圧またはSOCが前記第1範囲より広い第2範囲内になるように前記DC/DCコンバータを制御する第2制御モードで動作し、
前記ソーラーパネルによりソーラー充電している場合、前記第2制御モードで動作する、
ことを特徴とするソーラー充電システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、ソーラー充電中である場合、
前記補機バッテリの電圧またはSOCが前記第2範囲の下限値に達すると、当該補機バッテリを充電するように前記DC/DCコンバータを前記第2状態または停止状態に制御し、
前記補機バッテリの電圧またはSOCが前記第2範囲の上限値に達すると、前記ソーラーパネルの発電電力と当該補機バッテリの電力で前記駆動用バッテリを充電するように、前記DC/DCコンバータを前記第1状態に制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載のソーラー充電システム。
【請求項3】
前記制御部は、
ソーラー充電中であり、かつ、前記DC/DCコンバータが停止している場合、前記補機バッテリの電圧またはSOCが前記第2範囲の下限値に達すると、当該DC/DCコンバータを当該第2状態に制御し、
ソーラー充電中であり、かつ、前記DC/DCコンバータが前記第1状態で動作している場合、前記補機バッテリの電圧またはSOCが前記第2範囲の下限値に達すると、当該DC/DCコンバータを停止状態に制御し、
前記第1制御モードにおいて、前記補機バッテリの電圧またはSOCが前記第1範囲の下限値に達すると、前記DC/DCコンバータを前記第2状態に制御し、当該補機バッテリの電圧またはSOCが当該第1範囲の上限値に達すると、当該DC/DCコンバータを停止状態に制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載のソーラー充電システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2制御モードが終了したとき、
前記補機バッテリの電圧が所定の第1電圧より高い場合、前記DC/DCコンバータを前記第1状態に制御し、
前記補機バッテリの電圧が前記第1電圧より低い所定の第2電圧より低い場合、前記DC/DCコンバータを前記第2状態に制御する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のソーラー充電システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第2制御モードにおいて前記DC/DCコンバータが前記第1状態で動作していない場合、ソーラー充電が終了すると、前記第1制御モードに移り、
前記第2制御モードにおいて前記DC/DCコンバータが前記第1状態で動作している場合、ソーラー充電が終了しても当該第2制御モードを継続し、前記補機バッテリの電圧またはSOCが前記第2範囲の下限値に達すると、前記第1制御モードに移る、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のソーラー充電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソーラー充電システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に搭載されたソーラーパネルの発電電力を用いて補機バッテリと駆動用バッテリを充電する技術が知られている。特許文献1は、補機バッテリの電圧が所定値以上のとき、第1の配分割合で駆動用バッテリ及び補機バッテリに電力を配分し、補機バッテリの電圧が所定値未満のとき、第1の配分割合よりも補機バッテリに配分する割合が高い第2の配分割合で駆動用バッテリ及び補機バッテリに電力を配分する車両用充電制御システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-048286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、車両用のソーラー充電システムにおいて、日射が不安定な状況では補機バッテリと駆動用バッテリとの間で充放電が繰り返されることにより、電力の損失が増加する可能性があることを認識した。
【0005】
本発明の目的は、電力の損失を低減できるソーラー充電システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のソーラー充電システムは、ソーラーパネルと、前記ソーラーパネルの発電電力が供給される補機バッテリと、車両の駆動用バッテリと、前記ソーラーパネルの発電電力と前記補機バッテリの電力を前記駆動用バッテリに供給する第1状態、または、当該駆動用バッテリの電力を当該補機バッテリに供給する第2状態で動作するDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータを制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記補機バッテリの電圧またはSOCが第1範囲内になるように前記DC/DCコンバータを制御する第1制御モード、または、前記補機バッテリの電圧またはSOCが前記第1範囲より広い第2範囲内になるように前記DC/DCコンバータを制御する第2制御モードで動作し、前記ソーラーパネルによりソーラー充電している場合、前記第2制御モードで動作する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電力の損失を低減できるソーラー充電システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態のソーラー充電システムの構成を概略的に示す図である。
図1の補機バッテリのSOC(State Of Charge:充電状態)の第1範囲と第2範囲の一例を示す図である。
図3(a)~(c)は、第2制御モードの補機バッテリの充電動作を説明するための図である。
図4(a),(b)は、第2制御モードのポンピング動作を説明するための図である。
図5(a),(b)は、第1制御モードの動作を説明するための図である。
ソーラー充電システムの制御処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施の形態のソーラー充電システム1の構成を概略的に示す。ソーラー充電システム1は、図示しない電動車両に搭載される。電動車両は、例えば、動力源として電動モーターを使用する電気自動車(BEV:Battry Electric Vehicle)、ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プライグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、または燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)などである。電動車両は、運転者が運転する車両であってもよいし、自動運転車両であってもよい。
【0010】
ソーラー充電システム1は、ソーラーパネル10、DC/DCコンバータ12、補機バッテリ14、補機16、双方向DC/DCコンバータ18、駆動用バッテリ20、および制御装置30を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
モータ
1日前
株式会社東光高岳
開閉装置
22日前
竹内工業株式会社
配線ダクト
23日前
株式会社デンソー
モータ
9日前
日産自動車株式会社
ロータ
23日前
株式会社神戸製鋼所
電動機
2日前
神保電器株式会社
配線器具取付枠
1日前
富士電機株式会社
電源装置
16日前
住友ベークライト株式会社
ロータ
16日前
スワン電器株式会社
電源装置
16日前
住友電装株式会社
電気接続箱
1日前
個人
太陽光発電電力活用プラットフォーム
1日前
個人
路面走行車両を利用した発電システム
2日前
住友電装株式会社
電気接続箱
9日前
富士電機株式会社
電力変換装置
1日前
富士電機株式会社
電力変換装置
23日前
矢崎総業株式会社
蓄電システム
2日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
16日前
株式会社ダイヘン
電力システム
1日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
8日前
東洋電装株式会社
駆動制御装置
16日前
富士電機株式会社
電力変換装置
16日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
16日前
株式会社日立製作所
回転電機
17日前
東芝ライテック株式会社
電源装置
5日前
株式会社ミツバ
電動モータ
23日前
株式会社デンソートリム
モータ制御装置
17日前
キヤノン株式会社
受電装置および送電装置
9日前
株式会社エフ・シー・シー
太陽光発電装置
8日前
愛知電機株式会社
電動シュレッダとその駆動方法
9日前
株式会社エフ・シー・シー
太陽光発電装置
8日前
日新電機株式会社
ガス絶縁開閉装置
5日前
ニチコン株式会社
スイッチングレギュレータ
22日前
株式会社アイシン
車載充電装置
8日前
株式会社シマノ
発電装置
8日前
木谷電器株式会社
監視システム及び監視方法
8日前
続きを見る
他の特許を見る