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公開番号2025024046
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-19
出願番号2024195992,2021572703
出願日2024-11-08,2020-02-24
発明の名称低周波オゾン発生器
出願人個人,Primozone Production AB
代理人弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類C01B 13/11 20060101AFI20250212BHJP(無機化学)
要約【課題】処理対象の水中に必要なレベルのオゾンを常に確保することが可能なオゾン発生装置、オゾン発生装置の動作方法および変圧器アセンブリを提供する。
【解決手段】高電圧電極部と、第1及び第2の誘電体要素と、第1及び第2のアース電極とを備えるオゾン発生部を備え、前記高電圧電極部は、前記第1の誘電体要素と前記第2の誘電体要素との間に配置され、前記オゾン発生部は、30~40kHzの動作周波数範囲で動作するように構成され、変圧器アセンブリである低周波数、高電圧のAC電源装置が、30~40kHzの周波数で50~800ワットをオゾン発生部に供給するように構成された、オゾン発生装置である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
高電圧電極部(16、36)と、
第1(23、43)及び第2(24、44)の誘電体要素と、
第1(14、34)及び第2(15、35)のアース電極とを備えるオゾン発生部(27、45)を備え、
前記高電圧電極部は、前記第1の誘電体要素と前記第2の誘電体要素との間に配置され、
前記オゾン発生部は、30~40kHzの動作周波数範囲で動作するように構成され、
変圧器アセンブリである低周波数、高電圧のAC電源装置が、30~40kHzの周波数で50~800ワットをオゾン発生部に供給するように構成された、オゾン発生装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第1及び第2の誘電体要素は、前記高電圧電極部から0.01~0.1ミリメートルの範囲内、例えば、0.01~0.075ミリメートルの距離に配置される、請求項1に記載のオゾン発生装置。
【請求項3】
前記第1及び第2の誘電体要素は、1又は複数のスペーサ要素によって前記高電圧電極部から離間される、請求項1及び2のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
【請求項4】
前記第1及び第2の誘電体が前記高電圧電極の両側に配置される、請求項1~3のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
【請求項5】
前記第1及び第2のアース電極が、第1及び第2の反応室を前記第1及び第2の誘電体によって分画する、請求項1~4のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
【請求項6】
前記高電圧電極は前記第1及び第2の誘電体上に金属被覆として配置される、請求項1~5のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
【請求項7】
前記高電圧電極は金属箔又は金属シートである、請求項1~5のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
【請求項8】
前記第1及び第2の反応室は、それぞれ、酸素ガス又は酸素含有ガスを供給するための少なくとも入口(19、20、39、40)及びオゾンガスを放出するための少なくとも出口(21、22、41、42)を備える、請求項5~7のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
【請求項9】
前記第1及び第2の反応室の外面が、冷却フィンなどの冷却要素を備える、請求項5~8のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
【請求項10】
前記第1及び第2の誘電体要素が、前記第1及び第2の反応室の内面と接触する、請求項5~9のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、25~40kHzの動作周波数範囲で動作するよう構成されたオゾン発生装置に関する。
続きを表示(約 980 文字)【0002】
また、本発明は、25~40kHzの周波数でオゾン発生装置を動作させる方法に関する。
【0003】
本発明はまた、25~40kHzの周波数範囲の電力を提供するように構成された又は提供するように適用された、高電力変圧器などの変圧器アセンブリに関する。
【背景技術】
【0004】
オゾン水処理設備の適否は、必要なレベルのオゾンを常に水中に確保する能力があるかによる。
【0005】
汚染された地下水からの重金属の正確な除去、コロイド固体、溶解した有機化合物の適切な除去、水産養殖システムでの亜硝酸塩の硝酸塩への変換、及び、地方自治体のオゾン水処理問題の効率的な解決策は、必要なレベルのオゾンを常に水中に確保する能力にかかっている。
【0006】
オゾン発生装置は、例えば、国際公開第2008/074767号によって開示されるように、人の可聴範囲を超える周波数、すなわち15~25kHzの周波数範囲で動作されるのが好ましい。
【0007】
高周波数での動作はまた、例えば、KogelschatzによるPlasma Chemistry and Plasma processing,Vol23,(1):(1-46)で開示されるように、低周波数での動作と比較して、所与の入力電力に対して必要とされる動作電圧がより低いという利点を有する点についても望ましい。
【0008】
ただし、高周波数で動作するオゾン発生器は、必要なレベルのオゾン放出量を常に保証するわけではない。例えば、オゾンの実際の放出量、すなわち放出されるオゾンの濃度が、場合によっては設定値よりも低い又は許容限界よりも低いことがある。
【0009】
したがって、オゾン発生器を改良することに利点があり、特に、処理対象の水中に必要なレベルのオゾンを常に確保することができる、より効率的で信頼性の高いオゾン発生装置が有利であろう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、処理対象の水中に必要なレベルのオゾンを常に確保することが可能なオゾン発生装置を提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

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