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公開番号2025022448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023127031
出願日2023-08-03
発明の名称セラミックス多孔質積層体の製造方法
出願人住友化学株式会社
代理人弁理士法人アスフィ国際特許事務所
主分類C04B 41/87 20060101AFI20250206BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約【課題】簡便な方法で、基材となる層に均一な厚みの層を形成して積層体を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、1つ以上の管を有するセラミックス多孔質体の前記管内面に、セラミックス多孔質層を形成してセラミックス多孔質積層体を製造する方法であって、前記管の内側に、無機粒子を含有するスラリー液を供給するスラリー液供給工程(1)と、前記スラリー液の供給をしながら、または前記スラリー液の供給をした後、前記管内に治具を通してスラリー液の塗膜層を管内面に形成する塗膜形成工程(2)とを備えた、セラミックス多孔質積層体の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
1つ以上の管を有するセラミックス多孔質体の前記管内面に、セラミックス多孔質層を形成してセラミックス多孔質積層体を製造する方法であって、
前記管の内側に、無機粒子を含有するスラリー液を供給するスラリー液供給工程(1)と、
前記スラリー液の供給をしながら、または前記スラリー液の供給をした後、前記管内に治具を通して前記スラリー液の塗膜層を管内面に形成する塗膜層形成工程(2)とを備えた、セラミックス多孔質積層体の製造方法。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記治具を、前記管内における治具の進行方向に投影した時、投影図の外周の少なくとも一部が曲線である請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記スラリー液を、前記管の内側に注入によって供給し、前記スラリー液の注入後に前記治具を通す請求項2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記治具の移動方向に沿って、前記スラリー液以外の流体を治具の後方から治具の移動方向に流すことにより、及び/又は前記治具の進行方向から前記スラリー液を吸引することによって、前記治具を前記管内で移動させる請求項3に記載の製造方法。
【請求項5】
前記管の軸方向に垂直な断面の内周形状が円である、請求項3に記載の製造方法。
【請求項6】
前記スラリー液の粘度は、2Pa・s以上である請求項3に記載の製造方法。
【請求項7】
前記塗膜層形成工程(2)の後に、更に前記塗膜層の乾燥工程(3)及び/または熱処理工程(4)を備える、請求項1に記載の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、セラミックス多孔質積層体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
多孔質セラミックス体は、精密濾過膜、限外濾過膜、ナノ濾過膜、逆浸透膜、イオン交換膜、ガス分離膜などの、気体又は液体である流体の分離、濃縮または濾過等の機能を有する膜として様々な分野で利用されている。
【0003】
上記のような分野に好適に用いられる多孔質セラミックス体は、分離等の機能を十分に発揮しつつ、多孔質セラミックス体中に流体が流れやすいことが重要であるため、細孔直径の小さな機能層と、これを支持する細孔直径の大きな支持層を含む2種以上の層の積層体で構成されることが通常である。
【0004】
例えば、特許文献1には、多孔質支持体にろ過膜を付着させた複層フィルタの製造方法が開示される。特許文献1では、多孔質支持体を液体中に浸漬して多孔質支持体の細孔中の空気を脱泡し、細孔中に上記液体を含んだ状態の多孔質支持体の端部を気密に封止したのち多孔質支持体の一方の側面にろ過膜形成用の粉体を含む懸濁液を流動接触させ、多孔質支持体の他方の側面側を懸濁液が接触する側面側よりも低圧に維持しつつ懸濁液の流動接触を所定時間継続して多孔質支持体の一方の側面上に上記粉体から成るろ過膜を付着させ、その後所定の操作を行った後、焼成を行って複層フィルタを製造する方法が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、多孔質基材のセル内にセラミックゾル液をかけて流し込みセル内を通過させて、セルの表面上にセラミックゾルを付着させる方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特公昭63-66566号公報
特開2009-189941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
2層以上の層を含む積層体を作製する場合、形成される層の厚みが均一であることが望まれる。上記した特許文献1では積層体を製造する装置が複雑であり、また特許文献2の方法では形成される層の厚みの均一性が不十分である。
【0008】
そこで、本発明は、簡便な方法で、基材となる層に均一な厚みの層を形成して積層体を製造する方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を達成した本発明は以下の通りである。
[1]1つ以上の管を有するセラミックス多孔質体の前記管内面に、セラミックス多孔質層を形成してセラミックス多孔質積層体を製造する方法であって、
前記管の内側に、無機粒子を含有するスラリー液を供給するスラリー液供給工程(1)と、
前記スラリー液の供給をしながら、または前記スラリー液の供給をした後、前記管内に治具を通して前記スラリー液の塗膜層を管内面に形成する塗膜層形成工程(2)とを備えた、セラミックス多孔質積層体の製造方法。
[2]前記治具を、前記管内における治具の進行方向に投影した時、投影図の外周の少なくとも一部が曲線である[1]に記載の製造方法。
[3]前記スラリー液を、前記管の内側に注入によって供給し、前記スラリー液の注入後に前記治具を通す[1]または[2]に記載の製造方法。
[4]前記治具の移動方向に沿って、前記スラリー液以外の流体を治具の後方から治具の移動方向に流すことにより、及び/又は前記治具の進行方向から前記スラリー液を吸引することによって、前記治具を前記管内で移動させる[1]~[3]のいずれかに記載の製造方法。
[5]前記管の軸方向に垂直な断面の内周形状が円である[1]~[4]のいずれかに記載の製造方法。
[6]前記スラリー液の粘度は、2Pa・s以上である[1]~[5]のいずれかに記載の製造方法。
[7]前記塗膜層形成工程(2)の後に、更に前記塗膜層の乾燥工程(3)及び/または熱処理工程(4)を備える、[1]~[6]のいずれかに記載の製造方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、簡便な方法で、基材となるセラミックス多孔質体に、均一な厚みのセラミックス多孔質層が形成されたセラミックス多孔質積層体を形成できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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