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公開番号
2025041245
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148424
出願日
2023-09-13
発明の名称
前駆体、リチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
出願人
住友化学株式会社
,
株式会社田中化学研究所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C01G
53/00 20060101AFI20250318BHJP(無機化学)
要約
【課題】放電レート特性に優れ、初回充放電効率が高いリチウム二次電池を製造可能なリチウム二次電池用正極活物質の前駆体の提供。
【解決手段】リチウム二次電池用正極活物質の前駆体であって、少なくともNiと、Co及び元素M1からなる群より選択される1種以上の元素とを含有し、下記(1)及び(2)を満たす、前駆体。(1)窒素吸着等温線からBarrett-Joyner-Halenda(BJH)法により算出した細孔径分布において、細孔径が2nm以上200nm以下の範囲における全細孔容積が、0.115cm
3
/g以上0.180cm
3
/g以下である。(2)0.84<A/B<0.95
(Aは、CuKα線源を使用した粉末X線回折測定において、2θ=37.5±1°の範囲内に存在する回折ピークの半値幅であり、Bは、2θ=43.5±1°の範囲内に存在する回折ピークの半値幅である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
リチウム二次電池用正極活物質の前駆体であって、少なくともNiと、Co及び元素M1からなる群より選択される1種以上の元素とを含有し、下記(1)及び(2)を満たす、前駆体。
(1)窒素吸着等温線からBarrett-Joyner-Halenda(BJH)法により算出した細孔径分布において、細孔径が2nm以上200nm以下の範囲における全細孔容積が、0.115cm
3
/g以上0.180cm
3
/g以下である。
(2)0.84<A/B<0.95
(Aは、CuKα線源を使用した粉末X線回折測定において、2θ=37.5±1°の範囲内に存在する回折ピークの半値幅であり、Bは、2θ=43.5±1°の範囲内に存在する回折ピークの半値幅である。)
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
下記(3)を満たす、請求項1に記載の前駆体。
(3)0.6×10
-3
≦C/D
50
≦1.6×10
-3
(Cは、前記細孔径分布における平均細孔径(nm)であり、D
50
は、レーザー回折散乱法により測定される体積基準の累積粒度分布曲線から得られる50%累積体積粒度(μm)である。)
【請求項3】
下記(4)を満たす、請求項1又は2に記載の前駆体。
(4)1.0×10
-3
≦C/D
10
≦2.5×10
-3
(Cは、前記細孔径分布における平均細孔径(nm)であり、D
10
は、レーザー回折散乱法により測定される体積基準の累積粒度分布曲線から得られる10%累積体積粒度(μm)である。)
【請求項4】
下記(5)を満たす、請求項1又は2に記載の前駆体。
(5)0.4×10
-3
≦C/D
90
≦1.0×10
-3
(Cは、前記細孔径分布における平均細孔径(nm)であり、D
90
は、レーザー回折散乱法により測定される体積基準の累積粒度分布曲線から得られる90%累積体積粒度(μm)である。)
【請求項5】
BET比表面積が25m
2
/g以上100m
2
/g以下である、請求項1又は2に記載の前駆体。
【請求項6】
前記細孔径分布における平均細孔径であるCが8nm以上20nm以下である、請求項1又は2に記載の前駆体。
【請求項7】
レーザー回折散乱法により測定される体積基準の累積粒度分布曲線から得られる50%累積体積粒度であるD
50
が、10μm以上20μm以下である、請求項1又は2に記載の前駆体。
【請求項8】
下記式(I)を満たす、請求項1又は2に記載の前駆体。
Ni:Co:M1=(1-y-z):y:z ・・・(I)
(M1は、Mn、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、B、Al、Ga、Ti、Zr、Ge、Fe、Cu、Cr、V、W、Mo、Sc、Y、Nb、La、Ta、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In及びSnからなる群より選択される1種以上の元素である。式(I)は、0≦y≦0.4、0≦z≦0.5、及び0<y+zを満たす。)
【請求項9】
請求項1又は2に記載の前駆体とリチウム化合物との混合物を焼成する工程を備える、リチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、前駆体、リチウム二次電池用正極活物質の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
リチウム二次電池の正極は、リチウム二次電池用正極活物質を有する。リチウム二次電池用正極活物質は、例えば、リチウム化合物と前駆体との混合物を焼成することで得られる。前駆体は、例えばLi以外の金属元素を含む金属複合酸化物である。
【0003】
リチウム二次電池の電池性能を向上させる技術として、前駆体の結晶の状態を制御する試みがなされている。
【0004】
例えば特許文献1は、共沈殿工程で得られたニッケルコバルトマンガン複合水酸化物を、酸化焙焼して、ニッケルコバルトマンガン複合酸化物を得る工程を備える、正極活物質の製造方法を開示している。
特許文献1は、このような前駆体を原料とする正極活物質を用いると、リチウム二次電池の初期放電容量と容量維持率が向上することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
JP-A-2010-15959
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
リチウム二次電池の応用分野の拡大が進む中、放電レート特性及び初回充放電効率が向上するリチウム二次電池を製造可能な前駆体が求められる。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、放電レート特性に優れ、初回充放電効率が高いリチウム二次電池を製造可能なリチウム二次電池用正極活物質の前駆体を提供することを目的とする。さらにこのような前駆体を用いたリチウム二次電池用正極活物質の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は[1]~[9]を包含する。
[1]リチウム二次電池用正極活物質の前駆体であって、少なくともNiと、Co及び元素M1からなる群より選択される1種以上の元素とを含有し、下記(1)及び(2)を満たす、前駆体。
(1)窒素吸着等温線からBarrett-Joyner-Halenda(BJH)法により算出した細孔径分布において、細孔径が2nm以上200nm以下の範囲における全細孔容積が、0.115cm
3
/g以上0.180cm
3
/g以下である。
(2)0.84<A/B<0.95
(Aは、CuKα線源を使用した粉末X線回折測定において、2θ=37.5±1°の範囲内に存在する回折ピークの半値幅であり、Bは、2θ=43.5±1°の範囲内に存在する回折ピークの半値幅である。)
[2]下記(3)を満たす、[1]に記載の前駆体。
(3)0.6×10
-3
≦C/D
50
≦1.6×10
-3
(Cは、前記細孔径分布における平均細孔径(nm)であり、D
50
は、レーザー回折散乱法により測定される体積基準の累積粒度分布曲線から得られる50%累積体積粒度(μm)である。)
[3]下記(4)を満たす、[1]又は[2]に記載の前駆体。
(4)1.0×10
-3
≦C/D
10
≦2.5×10
-3
(Cは、前記細孔径分布における平均細孔径(nm)であり、D
10
は、レーザー回折散乱法により測定される体積基準の累積粒度分布曲線から得られる10%累積体積粒度(μm)である。)
[4]下記(5)を満たす、[1]~[3]のいずれか1つに記載の前駆体。
(5)0.4×10
-3
≦C/D
90
≦1.0×10
-3
(Cは、前記細孔径分布における平均細孔径(nm)であり、D
90
は、レーザー回折散乱法により測定される体積基準の累積粒度分布曲線から得られる90%累積体積粒度(μm)である。)
[5]BET比表面積が25m
2
/g以上100m
2
/g以下である、[1]~[4]のいずれか1つに記載の前駆体。
[6]前記細孔径分布における平均細孔径であるCが8nm以上20nm以下である、[1]~[5]のいずれか1つに記載の前駆体。
[7]レーザー回折散乱法により測定される体積基準の累積粒度分布曲線から得られる50%累積体積粒度であるD
50
が、10μm以上20μm以下である、[1]~[6]のいずれか1つに記載の前駆体。
[8]下記式(I)を満たす、[1]~[7]のいずれか1つに記載の前駆体。
Ni:Co:M1=(1-y-z):y:z ・・・(I)
(M1は、Mn、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、B、Al、Ga、Ti、Zr、Ge、Fe、Cu、Cr、V、W、Mo、Sc、Y、Nb、La、Ta、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In及びSnからなる群より選択される1種以上の元素である。式(I)は、0≦y≦0.4、0≦z≦0.5、及び0<y+zを満たす。)
[9][1]~[8]のいずれか1つに記載の前駆体とリチウム化合物との混合物を焼成する工程を備える、リチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、放電レート特性に優れ、初回充放電効率が高いリチウム二次電池を製造可能なリチウム二次電池用正極活物質の前駆体を提供することができる。さらにこのような前駆体を用いたリチウム二次電池用正極活物質の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
リチウム二次電池の一例を示す概略構成図である。
全固体リチウム二次電池の全体構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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