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公開番号
2025021803
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125770
出願日
2023-08-01
発明の名称
液体処理装置
出願人
東芝ライテック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/32 20230101AFI20250206BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】簡易な構成で、液密性の向上を図ることができる液体処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る液体処理装置は、処理を行う液体に紫外線を照射する。前記液体処理装置は、一方の端部に開口する第1の凹部と、前記第1の凹部の底面に開口する第2の凹部と、を有するケースと;前記第2の凹部の内部に設けられ、前記紫外線を照射可能な発光素子を有する光源と;板状を呈し、前記第1の凹部の開口の近傍に設けられ、前記発光素子から照射された前記紫外線を透過可能な窓と;前記第1の凹部の側面と、前記窓の側面と、の間に設けられ、弾性力により、前記第1の凹部の側面と、前記窓の側面と、に密着するシール部材と;を具備している。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
処理を行う液体に紫外線を照射する液体処理装置であって;
一方の端部に開口する第1の凹部と、前記第1の凹部の底面に開口する第2の凹部と、を有するケースと;
前記第2の凹部の内部に設けられ、前記紫外線を照射可能な発光素子を有する光源と;
板状を呈し、前記第1の凹部の開口の近傍に設けられ、前記発光素子から照射された前記紫外線を透過可能な窓と;
前記第1の凹部の側面と、前記窓の側面と、の間に設けられ、弾性力により、前記第1の凹部の側面と、前記窓の側面と、に密着するシール部材と;
を具備した液体処理装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記ケースは、前記第1の凹部の底面に開口し、前記液体処理装置の中心軸に沿った方向から見た場合に、前記第2の凹部の開口を囲む第3の凹部をさらに有し、
前記シール部材は、前記第1の凹部の側面と、前記窓の側面と、の間に設けられる第1の部分と、前記第1の部分の、前記第1の凹部の底面側の端部に設けられた第2の部分と、を有し、
前記第2の部分の内側の側面は、前記第1の部分の内側の側面よりも、前記液体処理装置の前記中心軸の側に位置している請求項1記載の液体処理装置。
【請求項3】
前記第1の凹部の側面と、前記窓の側面と、の間における前記シール部材のつぶし率は、13%以上、27%以下である請求項1または2に記載の液体処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、液体処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
水などの液体に紫外線を照射して、液体を殺菌したり、液体に含まれている有機物を除去したりする液体処理装置がある。液体処理装置の光源には、紫外線を照射する放電ランプが用いられていたが、省エネルギー化や長寿命化などの観点から、紫外線を照射する発光ダイオードなどの発光素子が用いられるようになってきている。
【0003】
この様な液体処理装置は、ケースと、ケースの内部空間に設けられ、紫外線を照射する発光素子と、ケースの内部空間の開口に設けられた窓と、を備えている。また、液体が、ケースの内部空間に設けられた発光素子に接触するのを抑制するために、窓と、ケースとの間は、封止されている。
【0004】
例えば、窓と、ケースとの間に接着剤やシール剤を塗布して、窓と、ケースとの間を封止する場合がある。しかしながら、この様にすると、作業に時間がかかったり、塗布量のばらつきにより液密性がばらついたり、分解が困難となりメンテナンス性が低下したりするという問題がある。
【0005】
また、窓と、ケースとの間にシール部材を設けて、窓と、ケースとの間を封止する場合がある。しかしながら、単に、シール部材を設けると、いわゆる、シール部材のつぶし率がばらついて、ケースの内部空間に液体が浸入するおそれがある。この場合、ケースに、シール部材のつぶし率を管理する機構を設けると、液体処理装置の構成の複雑化、ひいては、液体処理装置の大型化や高コスト化を招くことになる。
そこで、簡易な構成で、液密性の向上を図ることができる液体処理装置の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-041382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、簡易な構成で、液密性の向上を図ることができる液体処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る液体処理装置は、処理を行う液体に紫外線を照射する。前記液体処理装置は、一方の端部に開口する第1の凹部と、前記第1の凹部の底面に開口する第2の凹部と、を有するケースと;前記第2の凹部の内部に設けられ、前記紫外線を照射可能な発光素子を有する光源と;板状を呈し、前記第1の凹部の開口の近傍に設けられ、前記発光素子から照射された前記紫外線を透過可能な窓と;前記第1の凹部の側面と、前記窓の側面と、の間に設けられ、弾性力により、前記第1の凹部の側面と、前記窓の側面と、に密着するシール部材と;を具備している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、簡易な構成で、液密性の向上を図ることができる液体処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る液体処理装置を例示するための模式斜視図である。
図1における液体処理装置のA-A線方向の模式断面図である。
比較例に係るシール部材を備えた液体処理装置を例示するための模式断面図である。
他の比較例に係るシール部材を備えた液体処理装置を例示するための模式断面図である。
シール部材を例示するための模式断面図である。
他の実施形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。
図6におけるC部の模式拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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