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公開番号2025035844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023143144
出願日2023-09-04
発明の名称乾燥機
出願人メタウォーター株式会社
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類C02F 11/13 20190101AFI20250307BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】設備を小型化させることを可能とする乾燥機を提供する。
【解決手段】ケーシングと、ケーシング内に設けられ、ケーシングの長手方向における一端側から他端側に向けて延びる回転軸と、回転軸における一端側の外周面において螺旋状に取り付けられ、ケーシング内に投入された被乾燥物を回転軸の回転に伴って一端側から他端側に搬送するスクリュー羽根と、回転軸における他端側の外周面に取り付けられ、スクリュー羽根によって一端側から他端側に搬送された被乾燥物を撹拌するリフターと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ケーシングと、
前記ケーシング内に設けられ、前記ケーシングの長手方向における一端側から他端側に向けて延びる回転軸と、
前記回転軸における前記一端側の外周面において螺旋状に取り付けられ、前記ケーシング内に投入された被乾燥物を前記回転軸の回転に伴って前記一端側から前記他端側に搬送するスクリュー羽根と、
前記回転軸における前記他端側の外周面に取り付けられ、前記スクリュー羽根によって前記一端側から前記他端側に搬送された前記被乾燥物を撹拌するリフターと、を備えた乾燥機。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記リフターは、前記一端側から前記他端側に搬送された前記被乾燥物と前記ケーシング内に投入された粒状物とを撹拌することにより、前記被乾燥物と前記粒状物とを混合する、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項3】
前記スクリュー羽根は、前記回転軸における所定部分の外周面に取り付けられた径が、前記回転軸における前記所定部分以外の外周面に取り付けられた径よりも小さい、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項4】
前記回転軸は、前記回転軸における前記スクリュー羽根が取り付けられていない部分の外周面に取り付けられ、前記回転軸の径方向に向けて延びる棒状体を有する、請求項3に記載の乾燥機。
【請求項5】
前記棒状体は、前記回転軸における前記所定部分の外周面に設けられる、請求項4に記載の乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、焼却前の下水汚泥(以下、単に汚泥とも呼ぶ)等の被乾燥物(以下、単に被乾燥物とも呼ぶ)を乾燥させる乾燥機が様々提案されている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/041594号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような乾燥機では、例えば、被乾燥物の乾燥等の必要な処理を十分に行うことが可能な能力を維持しつつ、設備を小型化させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記のような設備の小型化を実現するため、本発明における乾燥機は、ケーシングと、前記ケーシング内に設けられ、前記ケーシングの長手方向における一端側から他端側に向けて延びる回転軸と、前記回転軸における前記一端側の外周面において螺旋状に取り付けられ、前記ケーシング内に投入された被乾燥物を前記回転軸の回転に伴って前記一端側から前記他端側に搬送するスクリュー羽根と、前記回転軸における前記他端側の外周面に取り付けられ、前記スクリュー羽根によって前記一端側から前記他端側に搬送された前記被乾燥物を撹拌するリフターと、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明における乾燥機によれば、設備を小型化させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施の形態における乾燥機10の全体断面図である。
図2は、第1の実施の形態における乾燥機10のA-A断面図である。
図3は、第1の変形例における乾燥機10の全体断面図である。
図4は、ケーシング11の内部における汚泥1の充満率について説明する図である。
図5は、第2の変形例における乾燥機10の全体断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる説明は限定的な意味に解釈されるべきではなく、特許請求の範囲に記載の主題を限定するものではない。また、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することがなく様々な変更や置換や改変をすることができる。また、異なる実施の形態を適宜組み合わせることができる。
【0009】
[第1の実施の形態における乾燥機10]
初めに、第1の実施の形態における乾燥機10について説明を行う。図1及び図2は、第1の実施の形態における乾燥機10の構成図である。具体的に、図1は、第1の実施の形態における乾燥機10の全体断面図である。また、図2は、第1の実施の形態における乾燥機10のA-A断面図である。なお、図1等に示す乾燥機10の形状や大きさ等は、一例であり、これに限定されるものではない。
【0010】
乾燥機10は、例えば、汚泥1(以下、被乾燥物1とも呼ぶ)の焼却を行う焼却炉(図示せず)の前段に設置され、焼却炉に供給される前の汚泥1を乾燥させて含水率を低下させる装置である。すなわち、乾燥機10は、例えば、汚泥1の含水率を焼却炉において自燃可能な程度まで低下させる装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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