TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025026185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131612
出願日2023-08-10
発明の名称水処理装置
出願人WOTA株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類C02F 3/12 20230101AFI20250214BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】冷えた外気を吸い込んだエアーポンプが吸い込んだ空気を生物処理槽に送り込む場合と比して、生物処理槽に貯留された水の温度が低下するのを抑制することである。
【解決手段】被処理水を生物処理する生物処理槽と、周囲の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を前記生物処理槽に送り込むエアーポンプと、前記エアーポンプが配置されている電気機器領域を囲む囲み部材と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
被処理水を生物処理する生物処理槽と、
周囲の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を前記生物処理槽に送り込むエアーポンプと、
前記エアーポンプが配置されている電気機器領域を囲む囲み部材と、
を備える水処理装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記エアーポンプは、前記電気機器領域と高さ方向に同じ若しくは上方部分に配置されている、
請求項1に記載の水処理装置。
【請求項3】
前記電気機器領域は、前記生物処理槽の上方部分に配置されている、
請求項1に記載の水処理装置。
【請求項4】
前記電気機器領域の下方部分には、前記エアーポンプを制御する制御ユニットが配置されている、
請求項1に記載の水処理装置。
【請求項5】
前記制御ユニットは、前記生物処理槽に近接している、
請求項4に記載の水処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水道加圧装置としての水処理装置が記載されている。この水処理装置は、給水部の吐出口に噴霧器を具備し、かつ、受水槽内の空気を換気する吸気口と換気口をそれぞれ具備し、供給水を受水槽内に噴射させるようになっている。具体的には、エアーポンプもしくは送風機を具備し、外気を受水槽内に送り込むことにより受水槽内の換気を強制的に行うようになっている。
特開2005-2674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、水が貯留された貯留槽に空気を送り込むエアーポンプは、外気にさらされるように配置されている。貯留槽が生物処理を行う生物処理槽である場合には、生物処理槽の水の温度を、例えば、25度~35度の範囲に保つ必要がある。このとき、冷えた外気を吸い込んだエアーポンプが吸い込んだ空気を生物処理槽に送り込むと、生物処理槽に貯留された水の温度が低下してしまうことがある。
【0004】
本開示の課題は、冷えた外気を吸い込んだエアーポンプが吸い込んだ空気を生物処理槽に送り込む場合と比して、生物処理槽に貯留された水の温度が低下するのを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1態様の水処理装置は、被処理水を生物処理する生物処理槽と、周囲の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を前記生物処理槽に送り込むエアーポンプと、前記エアーポンプが配置されている電気機器領域を囲む囲み部材と、を備えることを特徴とする。
【0006】
以上の態様によると、エアーポンプは、囲み部材によって囲まれた電気機器領域で温められた空気を吸い込み、吸い込んだ空気を生物処理槽に送り込む。具体的には、囲み部材によって囲まれた空間に配置されたエアーポンプや電気機器が稼働することで空間内の空気を温め、エアーポンプは、温められた空気を吸い込んで、吸い込んだ空気を生物処理槽に送り込む。このため、被処理水を生物処理するために25度~35度の範囲に保つ必要がある生物処理槽に温かい空気が送り込まれ、水処理装置が外気にさらされるように配置された場合でも、生物処理槽の水温を好適に保つことができる。
【0007】
このように、冷えた外気を吸い込んだエアーポンプが吸い込んだ空気を生物処理槽に送り込む場合と比して、生物処理槽に貯留された水の温度が低下するのを抑制し、微生物による分解を安定して促進することができる。また、生物処理槽の温度を適温に保つ為の加温に必要なエネルギーの消費を抑えることができる。
【0008】
本開示の第2態様の水処理装置は、第1態様の水処理装置において、前記エアーポンプは、前記電気機器領域と高さ方向に同じ若しくは上方部分に配置されていることを特徴とする。
【0009】
以上の態様によると、エアーポンプは、電気機器領域と高さ方向に同じ若しくは上方部分に配置されている。このため、エアーポンプが電気機器領域の下方部分に配置されている場合と比して、エアーポンプが温かい空気を吸い込むことで、生物処理槽に温かい空気を送り込むことができる。
【0010】
本開示の第3態様の水処理装置は、第1態様又は第2態様の水処理装置において、前記電気機器領域は、前記生物処理槽の上方部分に配置されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

栗田工業株式会社
排水処理方法
17日前
鹿島建設株式会社
嫌気性バイオリアクタ
2日前
東ソー株式会社
ニッケル含有水溶液の浄化方法
9日前
栗田工業株式会社
逆浸透膜処理方法
16日前
ニシム電子工業株式会社
浄化処理システム
5日前
栗田工業株式会社
逆浸透膜処理方法
16日前
東芝ライテック株式会社
液体処理装置
8日前
日本国土開発株式会社
スラリー処理方法
8日前
株式会社クボタ
担体流動槽及び浄化槽
9日前
株式会社クボタ
水処理設備
17日前
栗田工業株式会社
水処理システム及び水処理方法
1日前
日鉄環境株式会社
集塵水の処理方法
1日前
WOTA株式会社
水処理装置
1日前
WOTA株式会社
水処理装置
1日前
WOTA株式会社
水処理装置
1日前
株式会社ササクラ
造水システム
22日前
WOTA株式会社
流体処理装置
1日前
ニシム電子工業株式会社
浄化処理システム及び浄化処理方法
5日前
株式会社ジェーイー
水処理装置
16日前
栗田工業株式会社
排水負荷の推定方法および排水処理方法
17日前
株式会社加藤建設
脱水装置
23日前
WOTA株式会社
仕切部材、及び流体槽
1日前
株式会社テックコーポレーション
電解水生成装置
15日前
オルガノ株式会社
電気式脱イオン水製造装置及び純水製造方法
23日前
JFEスチール株式会社
検知方法、検知装置およびプログラム
23日前
フジクリーン工業株式会社
廃水処理方法
23日前
栗田工業株式会社
有機物含有水の処理方法および有機物含有水処理装置
15日前
個人
濁水処理設備を用いた常圧浮上処理方法
16日前
大成建設株式会社
嫌気性汚泥の造粒化促進方法
16日前
前澤工業株式会社
検出装置、検出方法及びプログラム
8日前
高砂熱学工業株式会社
シリカ除去装置及び吸着剤の再生方法
8日前
株式会社東芝
水処理装置
17日前
オルガノ株式会社
脱イオン水製造システムの運転方法及び脱イオン水製造システム
22日前
野村マイクロ・サイエンス株式会社
純水用水の製造方法及び製造装置、純水製造方法及び純水製造システム
1日前
野村マイクロ・サイエンス株式会社
純水用水の製造方法及び製造装置、純水製造方法及び純水製造システム
1日前
野村マイクロ・サイエンス株式会社
純水用水の製造方法及び製造装置、純水製造方法及び純水製造システム
1日前
続きを見る